IE9ピン留め
2012年 01月 06日
山あり谷あり
***謹賀新年***
皆様、今年もどうぞ宜しく、そして2012年が良いことの多い1年でありますように。


***

12月後半は、私もニコラもそれぞれ望まずして不健康な年末になってしまい
顔色の悪い同士、それなりに仲良く?大人しく過ごしましたが

あれですね...

人種が違うと顔の作りが違うため
不健康な顔も、またそれぞれなのだなと。


顔が青白い、と言っても
どうせ黄色人種な私は、タカが知れてるのですが
欧米人のニコラは、とにかくものすごく白くなるんです。青い、に近い。
透き通るような透明感! ←あら、美白の宣伝みたい。


そう。あえて…自虐的に言うなら…
私の顔は、2D で あの人の顔は、今映像系ではお流行りの3D 


だから
やつれて目の周りにクマが出来ちゃう時だって
どこまでもなだらかな私の顔では、出来るクマも赤ちゃん級。
その一方、顔の作りが激しい欧米人さんは、そこに影という演出が加わわるため、迫力あります。



書いて伝わるかどうかわかりませんが
彼の顔は、どの部分にも無駄がない!って感じなんですよ。
開いているスペースがない、と言うか。。
どの部分にも何かしら主張があって、時々見ていてゲップが出ます。


年明け早々、あまり深みのない内容でスミマセン。



無駄にまつげが多く、カールしている人。。


つまようじも乗るよ!




2本乗せ!





今年も楽しく行きましょうーーー


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# by moncheminparis | 2012-01-06 18:29 | 日々のこと… d'habitude | Trackback | Comments(0)
2011年 12月 30日
今年も1年ありがとうございました。
ツイッターを追いかけて下さっている方はもうご存知かと思いますが
まさかまさかの展開で、予定していた日本への帰省を急遽キャンセル。
風邪をこじらせたせいで強い咳を長期間続けたため、わき腹の筋肉の肉離れを起こしてしまいました。
重い荷物を持って、なおかつ人の多い空港や狭い飛行機での長時間の旅、なんてとても考えられない痛み。
もう、とほほのほです。

日本に帰って色々したいこと、買いたいもの、会いたい人、とても楽しみにしていたので
キャンセルを決めたときはちょっと涙が出ました。でも仕方ないですね。
無理やり行って沢山の人に心配かけるよりも、フランスで安静にする方が正解。
おかげさまで、X線の結果は心配していた疲労骨折ではない、とのことでまずは一安心。
痛みも段々、痛い部分が狭くなってきたような気がします。

人生って、色々あるなぁと噛み締めています。


こんな書き出しでなんですが、
今年もこのブログを読み続けてくださった皆様に、感謝。
気が付けばもうすぐ、訪問者は10万人を越えそうです。
ツイッターと平行しながら、日常を私らしく飾らず綴っていくことがポリシー。
読んでいただくことが前提で書いていますが、このブログは私自身のバロメーターでもあります。


2011年は、とにかく大変な年でした。
日本での出来事以外でも。
人災、天災。どれも、思い出せば心に重くのしかかる出来事ばかり。


あの311以来、強くありたいと思う自分と、不安な自分が交錯しています。
安全で平和な自分の国を信じていたので、こういう人生になるとは思いませんでした。
うまく総括できないし、総括するつもりもありませんが
あの日、多くの尊い命が流されてしまった日、私は自分の命が奇跡の結晶なのだと自覚しました。
私の命は、私のものだけではない。
生まれるずっと前から続いていて、沢山の命のお陰で私は立っていられる。

宇宙的なレベルから見たら、人間1人の人生なんか、ほんのちっぽけなものです。
だけど、そのちっぽけな命を精一杯生きることを繋げていくからこそ、人間なんですね。
精一杯って言っも、毎日100%って意味じゃなくて…
色々あって、1つ1つ、丁寧に対応しながら、自分と向き合いながら生きる。


2012年が、1つでも辛いことが少なく、安全で幸せに暮らせますよう。



さて、久しぶりのフランスでの年越し。
現在我が家にはかわゆい相棒がいて、かなり癒され中…




もうすぐママが帰ってくるまで
あとちょっとだけ、彼女との暮らしを満喫します。
暖かい、ネコの存在が、これほど癒しを生むものだとは。





ありがとう。




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# by moncheminparis | 2011-12-30 13:04 | 日々のこと… d'habitude | Trackback | Comments(2)
2011年 12月 13日
お預かり中


こんなんで





こんな感じで





こんな風にもなっちゃうんですが



一応、このコはよその子です、ハイ。
ただ今飼い主帰省中につきお預かり。
まぁ、好きなだけくつろいでおくれやす。


ネコがいると、どうもあのお腹あたりを「もふもふー」としたくなるし
のんびりごろにゃんモードが感染するので、ただ今我が家、かなりまったりしています。
さっきも用事あってサロンに行ったのに、ソファで寝てるこの子を撫でたら
自分が何でそこに行ったのか、普通に思い出せませんでした。。


1日の殆どを寝ていらっしゃいますが
夜行性の血が騒ぐのか、夜は色々遊びだす。
クルミをかくれキャッチ&パーンチ、が最近の流行。
ソファの下に潜ってるとこにちょうど良い具合にクルミを転がすと
とっても上手にパーンチ!して、まるでゴールキーパーのようです。

お留守番がんばろうーーーー



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# by moncheminparis | 2011-12-13 11:29 | ネコ日記 chat | Trackback | Comments(0)
2011年 12月 04日
たまにはお一人様
そもそも、何故ドルドーニュ再び、という流れになったかと言えば
ニコラの家族の用事で、車で南仏に行かなくてはいけなかったため
それなら、パリに戻る道中でちょっとドルドーニュにも寄ろうよ、というスケジュールだったのでした。
(ちょっと寄ろうよなんて甘い、実はものすごい悪天候と渋滞で大変だった…)


ってな訳で、南仏のNimes(ニーム)も訪れて来ました。
この日、私の単独行動が許されたため、ひっさりぶりのプチ1人旅。
宿泊ホテル近辺からニームまで中距離バスが出ていて、
40分以上かかる結構遠い距離なのに、運賃が、たったの2ユーロって言う…しかもバスは快適。

そんな良心価格なので、乗客には若者も多く。
これからみんなで集まってソワレ♪みたいな雰囲気でキャピキャピな皆さんや、
なるべく団体とは離れて2人きりの世界に浸りたいカップルちゃんとか。
そういう皆さんを「若いなー」と眺めてしまう自分に、ふと感じる「年代の違い」…。


そう言えば、私は初めての海外旅行先がフランスで、当時20歳だったのですが
あの頃は本当に怖いもの知らずで、右も左もなんにも分からないのに1人旅。
例えばバスに乗るだけでも、勝手が分からなくてドキドキしたなぁ…と思い出して
懐かしさに浸りつつ、無事にニームへ到着。


さぁ南仏といえば、青い空に太陽!それと地中海!




なーんて。
残念ながらニームは、海からはちょっと遠く、
そして、当日は大雨注意報が出ちゃう、悪天候(笑)。
南仏なのに、まるでこのお天気はパリと一緒…



でも。1人旅だと、不思議とそんな事は気にならないものです。
愚痴る相手もいないためでしょうか。1人というのは、自分をシンプルにするのかもしれません。



ニームはとっても歴史古い街です。
市街地には、とても有名な遺跡がありまして。




ローマ帝国時代に浸れちゃう円形競技場。

このタイプの遺跡としては
画期的に保存状態が良いのだそうです。

その昔は血生臭い格闘場であり、罪びとの処刑場でもあり
闘牛士が自分の勇気を見せ付ける場所でもあり
(個人的にはNO闘牛!)
または、住居として争いから市民を守ったり
軍隊の施設になったり、と時代と共に変化を遂げ
いつもニーム市民の身近に、ずっと昔から存在していたものです。




見学はもちろん有料ですが
こうして内部を見ることも可能です。
日本語のオーディオガイドがありましたよん♪


倫理的な感覚が、今とその時代では全く違うから
このような競技場は当時人々のお楽しみ場だったわけです。
人気剣闘士が出場して、命をかけて戦ったり。
罪人は獰猛な動物と一緒に投げ込まれて…それを見て楽しむ?

うーむ。


人間ってダメと言われなければ
どこまでも残酷になれてしまうのだろうか??




まぁ、あまり深く考えずに
なんと言ってもお気楽な1人旅ですので!
太古のローマ帝国時代に思いを馳せながら遺跡を後にしました。
お腹好いたらテキトーに食べて、のど渇いたらテキトーに潤す。
ぶらぶら~~っと足の向くまま、気の向くまま。
小さな街なので、分からなくなっても迷う事はないという安心感から
地図も殆ど見ないで。あれ?さっきと同じところ通ってるかも?とか思いながら…
まーいっかーーーーー、って超テキトー。なんでもテキトー。

あぁ…1人っていいなぁ~~~~~~~ 


つぶやき:なんでもカップル単位が基本のフランスに私はちょっとつかれ…






ニームの泉は、何故か、赤い。




半日自由行動を満喫し、帰路に付く。




が。
行きはよいよい帰りはなんとか(笑)




あり?
バス停が一杯ありすぎて乗るべき場所がわからんぞい。

という小パニックに襲われ、
こういう時は南仏の気のいいおっちゃんに聞くに限る、と甘く見た私。
ところが、近くにいたおっちゃん一号、「中距離バスの事は知らん」と言うではないですか。
(バス職員の制服着てるくせに)


困ったなーーーバス予定時間まであと15分、大丈夫かしら、
(ちなみに最終バスのため、乗り遅れたらアウト)
と少しだけ気持ちが小さく不安になったところに
来た時と似たようなバスが側を通り、わりと近くに停車したため、おっちゃん2号(運転手)にアタック。


「すみませーん。。。。わかんなくなっちゃいました。」


おっちゃん2号。確かではないが、とバス停の番号を教えてくれる。
とりあえずそこに、行って見るが…そこに人が集まっているような違うような。なんか微妙ー。



するとそこに、再びおっちゃん2号がバスとともに近くに到着。
私の姿を見て、わざわざバスから降りて、一緒に確認してくれる。
(ちなみに彼は1番停留所と言ったが、正解は3番。危ない危ない。)


おっと発車時刻過ぎてるぜ!(え?過ぎてるの?) っとさわやかに去っていったおっちゃん2号。
ありがとーーー。


帰りは暗い道中、他に降りる人もいないため
目を凝らして風景を見ていないと、降車ボタン押し損ねて
どこか知らないとこまで行ってしまう不安があるシチュエーションの中、
(車内アナウンスなど無し)
1人旅のドキドキを最後まで味わって、無事宿泊先へ戻りましたとさ。



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# by moncheminparis | 2011-12-04 19:50 | 旅 voyage | Trackback | Comments(2)
2011年 11月 29日
再・再・再・再 ドルドーニュ(笑)。
こんな思い出にも懲りず→
また行って→
まーた行って→

またまた行ってしまった…ドルドーニュ


ハッキリ言って最初行った時の思い出は最悪に近いんですが
それはお互いの性格をまだ把握しきれていなかった青いカップルの勉強不足によるもので、
この地方の素晴らしさは、喧嘩の数を差し引いてもやはり、なんとも雄大で魅力的。


かなりさかのぼる話になりますが(1ヶ月以上前)、ヴァカンスを利用してまた行っちゃいました。



**ドルドーニュは行くと毎回、Qualité de vie (人生の質)について考えさせられる。。


Brantôme にて

こんな風景毎日眺めて生きていたら…
人生の物差し、単位が変わっちゃう、かな?


一応観光地としても知られた街ですが
規模としてはそれほど大きくなく、
普段の生活になじんでいるこの風景。
こういうところに普通に薬局とか、スーパーがあって
ちょっと感じの良いカフェやレストランで、日向ぼっこ。。。

サービス遅いくせ、セカセカ、ガッチャン、
コーヒーこぼれてもお構いなしな、
イケテナイパリのカフェとは時間の流れが違うようです。




**秋らしい風景に癒される**


エドモン・ロスタンの戯曲
「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名な Bergerac にて



この雰囲気には少々場違いな感がある
ラップ音楽のフェスティバルが開催されててちょっと…残念だったけど。

静かな場所を選んで散歩。
ここに住んだらどういう生活になるのだろう、なーんて。


妄想はタノシ。


ふふふ。




うわーカワイーーーーー!

こういうお店でお土産買うのは気分も上がる。
名産の、くるみオイルと貴腐ワインをゲット。
どちらも丁寧に作られた小規模生産者のもの。
パリでは手に入りにくい!

好きなものばかり並ぶお店で
私、よほどニッコニコしてしていたらしい。
お店の人に、
そんな喜んでもらえて光栄ですと言われ…
周りも笑顔伝染、みたいな。

こういうシチュエーションもやはり、
パリでは手に入りにくい!(笑)




知人で、30年以上もパリジャンをやっていたのに
ある日一大決心をしてこの地方に家を買い
それがまた、とんでもないボロ屋で(笑)骨組み以外はみんなぶち抜いて壊してしまい
5年以上の歳月をかけて、大冒険を終え立派な家を作り上げた人がいます。
今回はそこに宿泊。彼は当時独身だったのに、パートナーに出会いその連れ子も交えて
所帯持ち&家持ち、という大ステップアップを実現しました(笑)。人生ってわからないもんですね。
独身以外は考えられない!ってあんなに豪語していても、所詮人生は思うようにはなりません。あは。


話がちょっと飛びますが。
3匹のこぶたって話、ありますよね。
そこに、レンガで積み上げた家で命をまもった子豚ちゃんが出てきますが
ああいう、石とセメントで固めた丈夫な家を、さらにまた改造して改造して…
というのを目の前にしますと、あぁここはやっぱりヨーロッパなのねと実感せずにいらせません。


さて。



家持ちとなった知人は、性格はそれはもう、マッチョマンでどうしようもない奴なんですが



**ネコには弱い(笑)**

元野良猫のMINAちゃん…
みゅーん。。カワユイ。。

この子はなんでも怖いみたいで
ちょっと距離があったんですが


最後は触らせてくれました。
ゴロゴロ~~~って言ってくれた。
私はマジックハンドの持ち主なのじゃよ。。(笑)

実は私たちがいた間に、マッチョマン氏、また1匹拾ってきてました。
勝手について来たとかって。うそばっかーーー。オイデって言ったに決まっておる。




大好きドルドーニュに、いつでも泊めてくれる友人まで出来ちゃって
これからまた、さらに縁が続きそうな…そんな予感とともに楽しんだプチ旅行でありました!




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# by moncheminparis | 2011-11-29 20:41 | 旅 voyage | Trackback | Comments(2)
2011年 11月 27日
ハイドシェック東京公演まで、あと1週間
ハイドシェック元気に日本入りしています。指ならしも順調とか。
東京公演まであと1週間と迫って来ましたので、本ブログをしばらく「盛り上げ」仕様にいたします。
新しい更新はスクロールして、お進みくださいませ…

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***2011年日本ツアーの日程など***


孤高の巨匠! 【孤高の意味を知りたい方…←余計なお世話…(笑)】




★東京公演:2011年11月21日(月)19:00開演 浜離宮朝日ホール
★奈良公演:2011年11月25日(金)19:00開演 秋篠音楽堂


【東京・奈良 共通プログラム】
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第25番ト長調
シューベルト: 楽興の時
ショパン: 練習曲 作品10より第6番
ショパン: 夜想曲 第13番ハ短調   
   ******休憩******
リスト: コンソレーション(慰め)より第3、4、5番
ドビュッシー: 前奏曲 第1集より第2、3、4番
ドビュッシー: 喜びの島

【お問い合わせ】 
東京 → コンサートイマジン (03)3235-3777
奈良 → 秋篠音楽堂0742-35-7070(10:00~18:00)


★特別企画 エリック・ハイドシェック サロン・コンサート 2011年11月27日(日)14:00開演(13:30開場) 
 仙川アヴェニュー・ホール“ve quanto ho......” (京王線・仙川駅より徒歩3分)

 注:コンサート終演後にファン交流会開催!(入場券の値段設定にご注意下さい)

【特別プログラム】 
モーツァルト: 幻想曲ニ短調K397
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第7番
ドビュッシー:前奏曲集 第2集 より “カノ―プ”
ドビュッシー:前奏曲集 第1集 より “沈める寺”    
    *****休憩*****
ハイドシェック:プレリュード“ロンサールの詩「かくも死を急げば」より”(1986年作曲) 
ハイドシェック:5つのプレリュード“モーリス・クーランの詩「苦しみの愛を愛す」より”(1992年作曲)
ハイドシェック:海 “4大元素~<海><土><大気><火>による24のメロディー”より(1996年作曲)
ハイドシェック:フランソワ・ヴィヨンの詩「過ぎし日の令夫人たちのバラード」より(2008年作曲)
ハイドシェック:ミシェル・ベナールの詩「砂丘」より(2008年作曲)
ハイドシェック:シュン・コヤマを偲ぶエレジー“ミシェル・ベナールの詩「身体は病み、顔は星に映す”より(2009年作曲)

【お問い合わせ】コンサートイマジン 03-3235-3777
【チケット料金】コンサートのみ 6,000円 / 交流会付 10,000円



楽しみですね!
尚このブログは、ハイドシェック仏語公式サイト(現在メンテナンス中…) および 日本語公式サイトとも随時連携しております。
コンサート後のご感想などお寄せいただけますと、
ハイドシェック本人や盛り上げ係りの多いなる励みとなりますので(笑)
是非コメント等、お気軽にお寄せ下さいませ。

良いコンサートを!! BON CONCERT!



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# by moncheminparis | 2011-11-27 23:59 | ハイドシェック来日ツアー2011 | Trackback | Comments(2)
2011年 11月 02日
ハイドシェックのマスタークラス「La Marseillaise」
10月初旬から数回に分けて、
ハイドシェックのマスタークラスがパリのスコラカントルム音楽院にて行われました




テーマは自作曲の「ラ・マルセイエーズ変奏曲」。
ファンの方ならもうお馴染みの、
フランス国歌ラ・マルセイエーズを色々な作曲家風にアレンジしたパラフレーズ。

私も4曲、参加しました。ラフマニノフ風、グリーグ風、フォーレ風、ドビュッシー風。
「え?あれってちゃんと楽譜になってるの?」と思われる方。
ハイ、なってます(笑)。ネットで購入するならこちら→


この曲を聴き、そして弾いて色々と研究しますと
ハイドシェックという人の演奏の核、が見えるような気がします。
上質なタピスリーを思わせるのです…縦糸横糸の絡み合いが光と影を生み出すような。
(ハイドシェックは実際に、自分でタピスリーを織って自宅の壁や椅子などを飾っています)

ハイドシェックは常に、演奏する際一番気をつけるべきは「間」だと言います。
それは、音同士の間であり、響きあう音色の間であり、休符やリズムの間でもあり
リズムが、テンポが変化するその間であり、様々な意味を含みます。
間を生かすには、その前後の構成をどう持っていくか、というアプローチはもちろん、
間と言ってもそれは、奥行きであったり、方向性であったり…色合いも様々。
それを、ピアノという楽器でいかに、最大限に表現するか、というのがハイドシェックの演奏ではないか。

本来「間」とは目に見えないものであるのに、
それをまるで、見えるように聞かせてしまう。
「間」は、人のそれぞれの心のひだに入り込み、問いかけるのですね。
それが、忘れがたい演奏となって心に残る。

なんでこの人はこんな風に弾けちゃうんだ?と思ったのが
レッスンを受けたい、という思いのきっかけでしたが、10年以上レッスンを受けるうちに分かった事は、
ハイドシェックは決して感覚のみでなく、かなり明確で論理的にピアノという楽器に立ち向かっている、ということ。
マルセイエーズ変奏曲は、まさにそのハイドシェックマジックに間近に触れる大チャンスなのです。
(楽譜はこまかーく、指定がしてあります。速度表示からニュアンス、指使いに至るまで!)

毎回、ハイドシェックのマスタークラスには、音楽関係者も多く集まるため
非常にいい感じの…緊張感、そして同時にみんな参加!という楽しい会になります。
レッスンの流れ、演奏の質が上がると同時に聴講側からも応援の拍手が入ったり。
個人的には、私が選んだ4曲の中ではフォーレ風が一番好きです。
ハイドシェックが亡きお父様にささげた、大切な1曲です。(フォーレが一番気に入りの作曲者だったため)


尚、マスタークラス終了後
もうすぐ始まる来日ツアーでも演奏される自作曲
*フランソワ・ヴィヨンの詩による「過ぎし日の令夫人たちのバラード」
*ミシェル・ベナールの詩による「砂丘」
*シュン・コヤマを偲ぶエレジー「身体は病み、顔は星に映す」

なども披露してくれました。
準備万端、元気一杯みたいです!


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# by moncheminparis | 2011-11-02 16:35 | ハイドシェック en France | Trackback | Comments(0)


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