2010年 10月 13日
耳を開いて 心を開いて
もうだいぶ時間がたってしまってからのアップになりますが
この夏日本滞在中に、ハイドシェックがプライヴェートで来日していました。
そのスケジュールの間にまとまった数の生徒さんのレッスンをする機会があり、
私もそこで、通訳と言う形を通してお手伝いさせていただきました。

レッスンは4日間。充実度の高い日々。
曲目はベートーヴェン、ショパン、シューマン、ラヴェル、ドビュッシーなどなど。
音楽タイムはいつでも真剣勝負、誰とでも誠実に向き合うハイドシェックの姿。
多くの生徒さんは、レッスン後に魂が抜けてしまったような…表情をされていたのが印象的でもありました。
楽譜に書いてあること、それを読み取る力、表現力、テクニック、構成力、バランス、いつも向上心を持つ事。
言いたい事がいっぱいあるハイドシェックの横で、私も声を張り上げて(笑)同時通訳。
みなさんに、ハイドシェックの心が、魂が、通じたでしょうか。

ピアノを離れれば、そこには優しい楽しいハイドシェックがいます。
お茶目で、人を笑わせる事が大好きなハイドシェック。

でも、ピアノの話になるとどこまでも妥協を許さない彼の目に、凄みが。
そんなハイドシェックのレッスン。
怖かった?厳しかった?勉強になった?楽しかった??
(受講生は、高校生~大学卒業生など、若い方々です)
レッスン中に緊張しちゃった人。
泣いちゃった人(理由はさまざまです、私も気持ちが分かります)。
顔が真っ赤になって頑張った人。
急にひらめいて別人のようにすばらしい演奏をした人。

色々です。


レッスンが終わった今、みなさん、どんな気持ちがしているのかなぁと思います。
私は、ハイドシェックと出会い、もうこれしかない!と直感で感じ、電撃的に留学したのです。
通訳をしながら、あの頃の気持ちを思い出しました。
レッスンで経験した事を、どうか、引き出しにしっかり閉まって
これからも時々開けて、何度も吟味してください。
そこにはピアノの話以上の、もっと奥深く暖かいメッセージがあるはずなのです。

音楽を生業にする際、良い耳を持つ事はとても大事ですが
感受性の高い、柔らかで素直な心を持つ事も大事です。
レッスンは、そこに成功のポイントがあると思います。
若い時の、みずみずしい感性を忘れないで!と、ハイドシェックは言いました。



最後に、ちょっと本音。

師匠、通訳中に「はやくしろ」プレッシャーをかけるのは、ヤメテください。
そして、私が話す間は我慢して待っててください。お願いですから!


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みなさん、お疲れ様でした。
そして貴重な経験を、ありがとうございました♪



**ブログ内ハイドシェック情報**
ハイドシェック来日ツアー2008
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by moncheminparis | 2010-10-13 00:22 | ハイドシェック au Japon


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