2012年 04月 25日
いきなりですが、人間年を取ると、あちこちに不具合って出るものですね。 ため息ふー… 寝れば治る時代も過ぎてしまい…(笑)、どうも自分の身体への配慮が必要らしい、と気が付いたワタクシ。 現在、学期休暇でお仕事に余裕があるため、自分メンテナンス期間開催中。 色々と自分の体調や体質、性格などなどを分析した結果 兼ねてから行動に移そうと思っていた、(かねがね師匠からも勧められていた) ハマム体験を実施することに(ハマム=トルコ式スチームサウナ)。 私が行っていると知った友人たちから沢山お誘いがかかるので、けっこうみんな、興味あるみたい。 大雑把に言うと、お風呂に親しんでいる私たち日本人には、ハマムは結構気持ち良い場所なので 怖がらずに、1人でも大丈夫、積極的に行ってみたらどうかと思います。 注意点は、 その1、清潔かどうか その2、それぞれの部屋の温度差が激しくないか その3、ちゃんと髪の毛を乾かせるか その4、ゆっくりできるか その5、値段 その6、必ず水着の下は着用すること(ビキニタイプだと上は外せて便利♪) そんなところでしょうか。 我が家はパリ南郊外なので、左岸系で3ヶ所試してみての感想です。 **パリで一番有名なのは、ここモスケ内のハマム リンク→★** ここはハマム後座って靴はいたりする場所。 写真はあまり参考にならないと思いますが。 ハマム内は裸の女人がいっぱいなので もちろん撮影は禁止。 LA MOSQUÉE DE PARIS 39 rue Geoffrey Saint-Hilaire 75 005 PARIS Tél. : 01 43 31 38 20 月水木金土、は女性の日。 火日、は男性の日。 一番最初に行ったハマムがここ。 比べるものがないため、良いか悪いか分かりませんでした(笑)。 後で他のところに行ってからなるほどーと思ったり。 ハマム入場料は18ユーロ。格安。 それにゴマージュやマッサージをオプションで追加したり、もともとセット料金を利用したり。 バスタオルは有料で借りられますし、借りるのをオススメ。特に帰りは水分含むため荷物になります。 サンダルは無料で貸してもらえます、履かないと滑ります。 前述した注意点に添って感想を書きます。 その1、清潔度 あまりキレイではない、の一言。 トイレはトルコ式です、私これ苦手。 シャワー周辺もあまりきれいではない。 ハマム内は高温の部屋は薄暗くてよくわかりませんが、 ぬるめの部屋はあまり細かい所は見ないほうがいいような感じ(笑)。 あたたかい石の上に寝転んで天井を見上げるとそこがすごく汚れていたりします。 高温ハマムの部屋はかなり暑いので汗はたっぷりかけます。 疲れたらぬるめの部屋へ移動。そこでみな一斉にあかすりしていますが、 時々座りたい場所などに人の垢が落ちていますので要注意。 その2、部屋の温度差 ハマム内にトイレがありますがそこは寒い。 それから脱衣所も寒いです。かぎ付きロッカーあり。 ハマム後は身体ポカポカで汗だくですのでもうちょっとあったかいほうがいい。 その3、髪の毛 ドライヤーがコイン式、カウンターで購入しないといけません。 が、あまりの古さに使う気のしないドライヤーです。 私が行った日はピーカンの夏日でしたので自然乾燥でOKでしたが、冬はどうするんだ?と正直疑問。 その4、ゆっくりできるか できます。ハマム内は結構広いし、休憩所(マッサージ所と兼用)で好きなだけゴロンOK。 でも休憩所は私には少し寒く感じました。。。 隣接のティーサロンでミントティーとアラブ菓子でエネルギー補給。ハマム後は甘み摂取がオススメ。 満足度を5つ★であらわすなら、ここは2つ★、安いためしょっちゅう行きたい人はいいかも。 あとあんまり細かいこと気にしない人ならオススメです(笑)。これは好みの問題だと思う。 みんなのハマム、気さくな感じです。背中こすってもらえるー?とかって聞かれたり(笑)。 **実は遠出しなくても家の近所にある、徒歩10分圏内のハマム リンク→★** ハマム後、サービスのミントティーと共にゴロンと休憩する場所。 しずかーーーーで最高、思い切り昼寝出来ます。 ハマム後は少なくとも1時間は汗がひかないため こういう休憩所は必須。 Hammam Alcazar Paris 6, rue Roger Salengro 94270 – Kremlin Bicetre 01.49.60.01.53 水曜日以外は女性専用。 水曜日はカップルデー。 ここはおそらく、今から2年ほど前に開業した新しいハマム。 規模は小さめ、地元でひっそり…な感じのハマムかな。 呼び鈴押さないとドアを開けてもらえません。ハスキー声のマダムが迎えてくれます。 ハマムのみの入場料が30ユーロですが(バスタオル、バスローブ、サンダル付き) この日はゴマージュ&お茶&お菓子セットの39ユーロコースで。 その1、清潔度 ここに来て初めて、モスケのハマムは清潔じゃなかったと実感。 身体を洗う場所はシャワーはなく、洗面所に蛇口でお湯を汲んで小さな桶で流すなつかしいタイプ。 座って身体を洗えます。お湯は自分で熱さを調節。ちゃんとキレイです(笑)。 高温ハマム内は暗い…のでよく見えません、が、少々黒ずみなどが気になるかも。 でもハマムってこんなものかな?と思いつつ。 ユーカリの匂いがほのかに香っていい感じ。トイレは普通。 その2、温度差 全体的にちゃんと暖めてあって湯冷めしません。合格。 その3、髪の毛 自分でドライヤー持参すればコンセントを貸してもらえるシステム。 ちょっと荷物になるため、マイナス2点って感じかな。でも別に気にしない人はこれでOKでしょう。 ちゃんと乾かせるので、安心感あり。頭濡れて帰宅したら風邪ひきますもんね。 その4、ゆっくりできるか 先ほどもちらっと書きましたが、休憩所の静かさ快適さは最高。暖かいし。 薄暗くて昼寝にぴったりです。布団のもうちょっと分厚いようなマットが敷き詰めてあります。 ただし、少しだけ不満があるとすれば、ハマム内の「ぬるめの部屋」。 ここが狭くてくつろげない。身体を洗うスペースはにぎやかなため、そこでゆったりする事はできません。 じゃ…と思って、暖めてある石でごろっとしたくても、狭いので落ちないか心配…結構高さがあり、しかもすべるし。 それで、ちょっとドキドキしてしまったため、息が上がりました。ちょっと湯あたりしたかな。残念。 満足度を5つ★であらわすなら、ここは3つ★、なにせ我が家から近いので気楽。値段も良心的。 それから頼んだゴマージュは結構良かったです。裏表ちゃんとこすってもらえました。 ビキニの下をぐいっと引き上げられてTバック状態になりながら(笑)…前もかなりギリギリゾーンまで! お陰でツルピカ、特に背中などは時々こうしてやってもらうのも悪くないかな。 **パリ市内のお洒落系も試してみたいと思い行ったのがここ。リンク→★** 結果を先に言うと、 ここが今までの中のベスト。 お値段が少々上がりますが… HAMMAM PACHA PARIS 17 rue Mayet - 75006 PARIS Tél: 01 43 06 55 55 全日、女性専用。 ここには友人と2人で出向きました。 もともと学校だったのですが、なんと一緒に行った友人のご主人の母校だったそうです。 何という偶然でしょうか。勝手に縁を感じてしまう。。 いつから営業しているのか分かりませんが、とにかく入った瞬間にここは清潔だ!とピンと来ます。 ハマムのみの入場料は35ユーロちとお高め。(バスローブ、バスタオル、サンダル、お茶付き) 友人は30分のマッサージを追加してました。あかすりはお互いにすればよろし(笑)。 まず最初にミントティーが出てきます。暖かくて甘くておいしー。ほっこりします。 そして、赤い扉の向こうが… 楽園! その1、清潔度 脱衣所ピカピカ。かぎ付きロッカー(受付で番号を割り振ってもらう)。 ここに来てまず驚いたのが、ハマム内の明るさ。気分が全く違います。 他の場所では汚れが気になりやすい「ぬるめの部屋」もカンペキにきれい。 高温スチームの部屋は強めのユーカリの香りが漂い、ここも清潔度バッチリ。 シャワーはお湯の量、温度ともにちょうどよく、身体をきちんと洗えます。ただし立ったまま。 清潔だということで、かなり心に余裕が出来るためくつろぎ度が上がります。 その2、温度差 どこも適度にあたたかく、トイレすら寒くありません。 その3、髪の毛 廊下部分にドライヤー設置。大きな鏡の前で座って髪を乾かせます。 その4、ゆっくりできるか できます!思う存分! ハマム内はゆったり、ぬるめの部屋も広くてそこでぐだーーっと寝転がったり。 みんなそれぞれ、好きなケアをしてました。あかすりはもちろん、顔のパックとか。 広いのでなんかすごく余裕。 ぬるめの小さなプールもあり。弱いジャグジー付き。これがまたぼんやりするのに最適。 ここでおしゃべりが弾んじゃうパリジェンヌも多く、時々うるさ… (笑)。 最後の休憩室は、ゴザが敷いてありクッションをいっぱい集めてそこでゴロン。。そこは楽園。。 注文すれば飲み物やお菓子などもそこでいただけます。 普段子育てでタイヘンな友人は、そこでとろけてました(笑)。よかったね。。。 満足度を5つ★であらわすなら、ここは5つ★、とにかく欠点が見当たりません。 値段が高めではあるけど、あのレベルなら納得。私はここの入館回数券を買うかも。 友人が頼んだマッサージもかなり良かったらしく、気が遠くなったって言ってました。 もっと沢山オプションを付けた贅沢コースもいつか、本当に必要な時にやってみたい。 **ハマムの入浴方法** 大原則は、まず身体を洗い、それからスチームを浴びること。 私はまず30分くらい高温とぬるめを繰り返し、 その後皮膚をやわらかくするサボンノワールを全身に塗る。それからさらに15分くらい放置。 その間にスチームをまた浴びるのもあり。そして洗い流したあと、あかすりをしてもらう、もしくは自分でします。 その後はもう好きな感じで、マッサージを受けるもよし、そのまま続けるもよし。 お好みで、顔パック、髪パック、かかとひじの手入れ、などなどなど。。お好きなお手入れしましょ。 行かれる場合はとにかく水着をお忘れなく。ビキニタイプをオススメ、上は取っちゃってOK。 あとは着替え、自分の好きな化粧品類、身体を洗うタオル、あかすりの手袋、サボンノワール。 お水もあったほうがいい。次は好きなお茶を持っていこうかと計画中。デトックス系とか。 ハマッテます・・・ **ブログ内ハイドシェック情報** ★ハイドシェック来日ツアー2011 ★ハイドシェック来日ツアー2009 ★ハイドシェック来日ツアー2008 ★ハイドシェック来日ツアー2007 ★ハイドシェック au Japon ★ハイドシェック en France ★ハイドシェックの録音 ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ
by moncheminparis
| 2012-04-25 19:48
| パリ風景 Paris
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........................ *profile* 愛知県立芸術大学器楽科卒業後、渡仏。エコール・ノルマル音楽院入学。演奏ディプロム取得。その後スコラ・カントルム音楽院入学。同音楽院コンサートディプロムを審査員満場一致の一等賞で取得。サン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクール「フランツ・リスト賞」、U.F.A.Mコンクール室内楽部門第2位受賞。1998年以降エリック・ハイドシェック氏指導の下研鑽を積み、ソロ、室内楽、伴奏等で幅広く活躍、また後進の指導も力を入れ、2010年よりパリ郊外のコンセルヴァトワールにて教鞭を取る。 「ピアニスト鈴木晴美の部屋」 Comment elle joue? *** 音源UPしました♪ ................... *インタビュー掲載サイト* 音楽留学サイト And Vision (2007年1月) 最初はみんなゼロだった 前編&後半 (2008年12月) ................... *リンク Liens * ハイドシェック公認日本語サイト 「エリック・ハイドシェック通信」 ハイドシェック公式HP(仏語) Bienvenue sur le site officiel du pianiste Eric Heidsieck コンサートイマジンHP concert imagine 以前の記事
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