2006年 11月 10日
ハイドシェックマスタークラス Msterclasse d'Eric Heidsieck
昨日パリ10区のコンセルヴァトワールにて
私の師匠、ハイドシェックによるマスタークラスがありました。
  
  *注:「マスタークラス」とは公開で行われるレッスンの事です。

10区のコンセルヴァトワールはなかなか意欲的な学校で
来月13日に同じ10区の教会にて
学校のオーケストラと校長より選抜された生徒による
モーツァルトピアノ協奏曲のコンサートを行うのだそうで
ハイドシェックはそのコンサートのために特別講師として
2日間、選抜された生徒をみっちり指導するためやって来たのでした。
日本で言う、集中講義、のようなニュアンスでしょうか。

そしてそのレッスンを広く公開し
みんなで勉強しようではないか、というのが
今回のマスタークラスの目的です。


        このように楽譜を見ながら
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         熱心に聞き入る聴講生の姿も。



さて、レッスンの模様。
 (ちょっと写真が暗いものもありますが)
写真についているコメントは
その時のハイドシェックのものになるべく忠実に書いたつもりです。


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「音色を変えるためには…こういうテクニックで…手首を上手く使うんだ。」
「ピアノという楽器の性質を良く知る事が大事。」
   


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「音楽を空間としてとらえることも大事だよ。」
「ただ楽譜に書いてある紙上の平坦なものとして捕らえないように…。」



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「モーツァルトを弾く時は左手がとても重要です…。」
「左手は右手以上に音楽を語るんだよ。」


ハイドシェックのレッスンは
まぁまぁいいんじゃない、という所では決して終わりません。

時に生徒を椅子から外して
自分で弾いて聞かせてくれたり…
時にこちらが演劇でも見ているような印象になるほど
大振りな動作と大きな声で舞台をめいっぱい使って説明したり…

プライヴェートと同じく
おしゃべりでユーモア溢れ、しかし厳しい彼の姿そのものです。

1ヵ月後のコンサートが成功しますように!
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by moncheminparis | 2006-11-10 12:40 | ハイドシェック en France


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