2007年 03月 07日
ハイドシェック大阪公演 in いずみホール
昨日無事にハイドシェックの4公演全てが終了しました。
その疲労感でしょうか。
頭の奥がビ~ン…と痺れています。。。
って言うかなぜ私が疲れているのだ?
本当は当人が一番、大変ですよね。

その本人は今頃、高知のご友人と共に楽しくヴァカンスしているのでしょう。



ここ十数日間は寝ても覚めてもハイドシェック、みたいな毎日でした。
何してるかな~とか、元気かなぁとか、調子どうかなぁ…なんて。
多くのご友人のみなさん、ファンのみなさんも同じ気持ちの日々を送っていたのではないかしら。

ハイドシェックってどこか、心配ですもん(笑)
わ~こんな事言っちゃっていいかなぁ。
(あ、あくまでもピアニストとしてのハイドシェックが心配なのではなく、素顔のハイドシェックが微妙に心配、という意味です。)



さて、前置きはここまで。
昨日の大阪公演も、素晴しかったです!

東京の浜離宮朝日ホールとはまた違った響きのホールでしたので
両方の違いも興味深かった。
いずみホールのほうが、音色&響きが明るいかな?
ピアノもきっと明るめの華やかな音がでるピアノだったかなと思います。
浜離宮の響きはもっとシックというか、クラシックな響き。
残響はいずみホールよりは少ないでしょうか。

個人的には
モーツァルト、ショパン、ドビュッシーはいずみホールの響きの方が、
ベートーヴェン、フォーレは浜離宮の響きの方が好きだと思いました。

大阪公演で私が特に素晴しいと思ったのは
モーツァルトとドビュッシー、そしてテンペストの2楽章。
あぁ、あとショパンの舟歌、あの出だしは天下一品だと思います。
品があって、情感たっぷりで…。涙が出ました。

モーツァルトはハイドシェックの創意工夫が全て、クリアーに聞こえてきて
自由自在、でも決して奇抜ではない(ここは私は特に強調したいポイントです)。
なんとチャーミングで音色のキラキラしていること。
生きている音楽、とはまさに、という演奏。

ドビュッシーは東京でもすごくいいと思いましたが
昨日の方がさらに良かった。
彼の弾くドビュッシーは輪郭がくっきりとしていて、1つ1つの音、ハーモニー全てに意味がある。
印象派の絵を見て、「キレイだな~」とか「パステル調で優しい感じ」と思って
彼のドビュッシーを聞いた人は、その色彩の鮮やかさに驚くかもしれません。
今回ハイドシェックはドビュッシーをスペイン風の3曲で選曲しましたが
スペインの大地の香りが、ハバネラの憂いのあるリズムに乗って会場に満ちてくるようでした。

テンペストの2楽章。
このソナタは、3楽章を通じて切迫した緊張感&恐ろしさ、
心臓が締め付けられるような息苦しさが全体を支配している曲で、
2楽章はその緊張感が常に楽曲の底の方に響きながらも、
祈りのような深いメロディーがとても美しいのですが
ハイドシェックのそれはまさに、彼の人生そのものというか、
何層にもなった音の響きから心の声が彫り出されるようで、私は深く深く感動しました。


ファンサービスが大好きなハイドシェックはアンコール5曲。
疲れているのにそんなに弾いちゃっていいの?と聴衆もどよめくほど(笑)
いつものサイン会も楽屋で行われました。

その後、全ての公演が無事に終了しリラックスした様子のハイドシェックと
公演中の強力サポートで本当にお疲れ様♪のコンサートイマジンの方々、
そしてハイドシェックのご友人のみなさんと共に
夕食を取りながら短いながらも楽しいひと時を過ごしました。



ハイドシェックは幸せそうでした♪
彼を取り巻く全ての人々の大きな愛を感じているのだと思います。
今回の公演が今後の更なる活躍の礎となり
これからもずっとハイドシェックの演奏を聴いていけるよう祈っています。
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by moncheminparis | 2007-03-07 20:45 | ハイドシェック来日ツアー2007


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