2008年 03月 20日
ハイドシェックのマスタークラス:フォーレ & キャー!の巻
少し更新が遅れましたが、17日のハイドシェック・マスタークラスについてです。
レッスンを聞くのも受けるのも必死なので、写真を撮っている場合ではありませんでした。
なので、写真無しのマスタークラス記です。

パリ5区、スコラカントルム音楽院にて夜20時から始まったマスタークラス。
終了した時には何と!夜中の12時を回っていました。。

テーマは「フォーレのノクターン」。シリーズとしては2回目です。
去年の2月にノクターンの第7番~13番までのマスタークラスがあり、
今回は第1番~6番、というわけで今回で全曲終了。

私は3番&5番を演奏しました。
マスタークラスは公開なので、個人レッスンとはまた違った緊張感と空気が漂います。
レッスンによって変化&良くなっていく様子を楽しむ聴衆の人々。
何度挑戦してもクリアできないときなどは、会場全体も「固唾を呑む」状態になりますし
逆に素晴しい演奏に達した時は、ホ~っとため息や拍手、時にはブラヴォーも。
舞台で演奏すると言うのはいつでも一期一会。
その瞬間を分かち合う喜びや感動がありますね。
マスタークラスは、レッスンでありながらコンサートにも近い、そんな貴重な場です。

今回とても印象に残ったハイドシェックの言葉は、
「聞いた瞬間に中世にタイムスリップしたような音を表現したい」
「現実の世界でなく、幽体離脱したように上から見下ろしているような音楽」
など、香り高いフォーレの独特の世界、気品を深く捉える言葉たち。
狙うのはきらびやかさではなく、上品さ。
そして魔法のペダル。

ハイドシェックのペダルについてはいつか、ちゃんとまとめてみたい項目です。
彼のペダル技術は…目からウロコどころではありません。
どうやったらそんな音が出るのかと探るとき、ハイドシェックのペダルにヒントがある事が多々あります。
言葉に出来ないペダルテクニックも多いですが、いつか…書いてみたいな。

マスタークラスには何と、フランス・クリダ France CLIDAT氏&ロジェ・ムラロ Roger MURARO氏が聞きに来られていました!
クリダ先生は今までも何度かお会いし、思い出深い言葉を沢山頂いた方でもあるのですが
ハイドシェックとは共感する部分が沢山あるのか、レッスン中に何度も深くうなずき、時々コメントも下さいました。
私の演奏についても素敵なご意見をいただけて、とても嬉しかったです。
彼女は本当に、懐の深い暖かい人物で一緒にいるだけで何故か泣きそうになってしまいます。。

ロジェ・ムラロはフランスの若手実力派ピアニスト。
メシアンの演奏で特に有名な方ですが、ハイドシェックとはリヨン音楽院時代の同僚という関係。
彼の録音を1枚持っています。メシアンのプレリュード集。
これがもう…素晴しくって…ライブ録音なのですがそのほとばしる情熱と曲への深い賛辞が心を打ちます。


さて。。
翌日、用事があり再びハイドシェックbonjour!
前日のマスタークラスの内容に大満足のハイドシェックはご機嫌♪

「今、ロジェが来ててさ、モーツァルトのコンチェルトの合わせしてるんだ!」

…ん?ロジェ?ロジェって…え?え?

うひゃ~~~~~~。
なんと、生ロジェ・ムラロ!鼻血出るかと思いました。
しかも「あ~昨日5番弾いた子!すご~い良かったよ~」ニコニコ♪って…気さくな人!
現在モーツァルト:ピアノ協奏曲14番を準備中のムラロ。
ハイドシェックにアドヴァイスを受けに来ていたのでした。

ムラロの演奏を超至近距離で聴いてしまいました。1メートル以内だった。。
なんかもうウソみたいだぁ。。
彼のスタイルはもう、どうしようもなく音楽がどんどん出てきちゃって楽しくって仕方ない!という感じ。

エリックとロジェ。
c0086674_242463.jpg
ムラロはハイドシェックに負けずとも劣らない…
エネルギッシュでおしゃべりさん。。
飛び入り参加の私も巻き込んで楽しい空気をどんどん作っちゃう。

素敵でした。。(笑)



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by moncheminparis | 2008-03-20 18:20 | ハイドシェック en France


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