2008年 06月 13日
ハイドシェック in 米沢・その2 松川小学校訪問コンサート
米沢市、置賜文化ホールでの名演の2日後。
6月2日、米沢市立松川小学校にてハイドシェックの訪問コンサートが行われました。
実現にあたってご協力いただいた各方面の皆様、本当にありがとうございました。
急なリクエストにも細かく対応して頂いて、とても感謝しています!

学校での交流は、去年富山でも行われました。(→去年の様子
「子供のときに美しいものに沢山触れることは大事なことだ」と言うハイドシェック。
この日、子供たちの真剣なまなざしのもとハイドシェックの名演が繰り広げられました。
私は例によって(笑)、通訳のお姉さんと化してハイドシェックのメッセージをお届けさせて頂きました。

松川小学校は雄大な自然に囲まれたすばらしい環境に位置しています。
校内は仕切りのないオープンスペース。
その広い空間を使い、KAWAI製のピアノを使用しての演奏会となりました。
「このピアノこんなに音が鳴るんだ…」と、リハーサル時すでに驚きの声も出たり。

この日のプログラムは、題して「松川小学校スペシャル」。
来日プログラムとは全く違う、特別なもの。
仲良く師弟漫才をするために、前日、入念に打ち合わせ済みです。

<プログラム>
クープラン:「組曲・ドミノ」
…ある若い娘が男性に出会い、結婚し、色々あって…
実はハッピーエンドじゃないという設定の組曲なんですが…
こんな選曲大丈夫だったんでしょうか?(←いまさら遅い)

ドミノとは「仮面」の意味で、様々なシーンで見せる女性の繊細な表情を例えて書かれた作品です。
とってもフランスらしいと、私は思います。

各曲に、題名とハイドシェックがイメージするカラーが加えてあります。

1、「乙女」 白
2、「恥じらい」 ピンク
3、「熱情」 赤
4、「希望」 緑
5、「誠実」 青
6、「根気強さ」 グレー
7、「悩み」 紫
8、「気取りや」 マルチカラー
9、「かっこう」 黄色
10、「うわさ話」 茶色
11、「ジュラシー」 深緑
12、「絶望」 黒

最後は「絶望」ですからね…(しかもコンサートは午前中なのに!)
子供たちもシ~ン…みたいな。。
でも、フランスバロック独特の軽やかさや色合いは感じていただけたのではないでしょうか。
打ち合わせをしたにもかかわらず、途中曲順を間違えてしまったハイドシェックでしたが(^_-)-☆
これもご愛嬌ですね!

さて。
雰囲気を一掃!
お次はドビュッシー作品を2つ。
「子供の領分」より、「象の子守唄」と「小さな羊飼い」。
これはチャーミングでした!
象…は最後本当に寝てしまうようなパフォーマンスもあり、会場が笑い声に包まれて。
羊飼い…は学校の環境に触発されての演奏。
エコーのように聞こえる羊飼いの笛の音を感じていただけたでしょうか。

フランス物が続いたので次はシューマン。
「子供の情景」より…
「不思議の国」(と訳しましたが正式な邦題は違うかもしれません)「珍しいお話」
「おにごっこ」「おねだり」「幸福」「大変なこと」
の、6曲。
優しい音色に会場もあったかムード。
子供たちの集中力もすばらしかったです。

アンコールも3つ、演奏してくれました。
モーツァルト:ピアノソナタ第2番より第2楽章
ヘンデル:組曲2番よりアダージョ
フランスの童謡(ハイドシェックの歌付き!)

全部で40分くらい、演奏してくれたのではないでしょうか。。
かなり充実のプログラムだったと思います。
演奏後は生徒からの質問コーナーなどもあり、
ハイドシェックから逆に質問を受けてしまった生徒さんもいましたが
終始和やかなムードで演奏会は終了しました。

演奏後、よほど楽しかったんでしょうね~。
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こんな落書きしてました。
師匠…お茶目です。



敏感で純粋な子供の頃に音楽に触れることは大事なこと。
ハイドシェックは帰りのタクシーでそう熱く語っていました。
ハイドシェックの心が、松川小学校のみなさまに届いた事を確信しています。

この日の写真などを掲載してくださった松川小学校公式ホームページも是非ご覧下さい。
また、6月5日付けで掲載された毎日新聞サイト「毎日jp」にも、その様子が掲載されています。

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by moncheminparis | 2008-06-13 11:36 | ハイドシェック来日ツアー2008 


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