カテゴリ:ハイドシェック来日ツアー2008 ( 30 )

2008年 08月 06日
ハイドシェックツアー批評が掲載されました
BBさんやmagnetさん情報で、ハイドシェックのコンサートツアー批評が
各雑誌に掲載されたと聞き、ようやく現物を入手する事が出来ました。
(これに伴いエリック・ハイドシェック通信も更新されています。BBさん、ヴァカンス中で対応遅れてごめんなちゃい
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4冊全て8月号

*音楽の友
*ショパン
*レコード芸術
*音楽現代




この中で1番紙面を割いて掲載しているのが、ショパン
サントリーでのステージ写真&当日の批評、
そして
公演後行われたインタビュー記事、の2本立てです。

「STAGE」欄では、「表情豊か」「きめ細やか」「しなやか」「飛翔」「軽やか」など、多くの表現が
当日の演奏の魅力を語っています。
インタビュー記事ではハイドシェックが愛するベートーヴェンについて語りつつ
ケンプやコルトーについて、自作の曲について、新録音について、など
次々と飛躍するインタビュー内容を捉えた記事になっています。

レコード芸術では、宇野功芳氏による「樂に寄す」の中で
6月の名演としてサントリー公演について書かれています。
ハイドシェックの美音のとろけるような魅力…と絶賛。
また、アンコールにて演奏した新録音プログラムたち
(シューマン:「子供の情景」やドビュッシー:「子供の領分」)についても
その素晴らしさを強調しています。これは新録音が益々楽しみになって来ましたね!

音楽現代では、
「人間的で暖かさを感じるピアノ」

音楽の友では、
「確固とした作品の理解に基づきつつ、自らが作品と向き合って描きだした
独自の感情の飛翔を堪能させてくれた」


どの雑誌も好意的な反応で、嬉しく思います。
これらの記事が、今後の活動の大きな後押しとなるよう願ってやみません。

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これらの雑誌の入手先
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♪ショパン8月号 オフィシャルHPへ


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♪レコード芸術8月号 音楽の友社HP


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♪音楽現代8月号 匠屋HP


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♪音楽の友8月号 音楽の友社HP


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by moncheminparis | 2008-08-06 11:21 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 17日
***PHOTOS***
ツアーも後半に差し掛かったある日、
気がついたら写真を全然撮っていなかった事に気がついた私。
あんまり沢山ありませんが…ささやかな写真集です。


à Yonezawa
公演後、親戚の経営する宿「うめや旅館」にてカンパーイ♪
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magnetさんよりCharles Heidsieck の差し入れもあり、ハイドシェック大喜び!
乾杯はもちろん、シャンパンで。お食事は季節の山菜をふんだんに使った郷土料理。
エリック、お疲れ様! 素晴しかったです!


翌日、さっそく小野川周辺を散歩するハイドシェック夫妻。
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この日は天気が良く、お散歩日和。
小野川周辺は季節になれば、夜ホタルが出るほど自然環境が良いのです。
気持ちいい~♪最高!を連発するハイドシェック。もちろん露天風呂も楽しんでました。


松川小学校での1枚。
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師弟漫才中…?おっと違います、曲目解説中です。
オープンスペースになっている吹き抜けの明るい空間でコンサートが行われました。




小学校訪問コンサートの後で寄ったクレープ屋さん「うふ・カフェ」。
ここはそば粉を使ったクレープが食べられるんです。
景色も最高、エリックごっきげんっ♪
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何とこの日偶然にも、うふ・カフェさんは開店1周年。
フランスで修行もされたというお店のシェフに、ハイドシェックがサインサービス。
あーでもない、こーでもないと大騒ぎ、ペンを壊しそうなほどの筆圧にてようやくサイン終了。
1周年にフランス人の来店(^◇^)、これもまたご縁ですね!



à Tokyo
サントリー終演後、ものすごい熱気のサイン会。。
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この行列どこまで続いているのか…。
さすがのハイドシェックもお疲れで
最後はERIC、としか書けなくなってしまったそうです(>_<)



à Sagamihara
最終公演、グリーンホール・相模大野にてリハーサル中。
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この日はピアノ調律になかなかOKが出ませんでした。
でも最後まで丁寧に対応、最後には「パーフェクト!」。
粘り勝ちの調律師さんに、ブラヴォー。
アンコール時に、舞台まで連れ出されていましたね。




最後のサイン会。これまたすごい行列でした~。
1階から階段上って次の踊り場まで、続いていました。
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この日、6公演全部聴きました!
というツワモノがいらっしゃった事が、判明。


これで今年は最後なんだ、という雰囲気が
ロビーいっぱいに広がっていました。



さぁ。。次回のツアーはいつ??
そんな新情報もまたいつかお届け出来るはずです。
お待ちくださいね!

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by moncheminparis | 2008-06-17 17:55 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 16日
「ありがとう」が、こだまする。
パリに、戻ってきました。
いや~今回は大失敗しまして(>_<)
なんとフランスの「ビザ」を実家に忘れるという大ハプニング!
これがないと、出国できないって言われてしまって…。
お疲れの母に空港まで届けさせる、という失態をしでかしました。
ごめんよ、母。。
こんな事、初めて。ここ数日私の脳みそは非常に能率の悪い状態でありましたが
まさか…こんな失敗をするとはね。

なんだかまだ他にも、失敗しているような気がします。怖いわ~!

****

ハイドシェック来日ツアー終了から、1週間ほど経過しました。
総括して、と言うほどのものではないのですが
最近色んな方々から反応を頂くので、飛行機の中で色々と考えたりしてました。

私は今回、ハイドシェックに「まだまだ進化の途中なんだ」という事実を見せつけられたように思います。
全ての公演が、毎回違う。常に新しい挑戦に満ちているのです。
円熟と言う言葉に収まりきらない、そのエネルギーは圧巻でした。

人間誰しも「どうしようなく表現したい何か」を持って生きていると、私は信じているのですが
ハイドシェックはまさにその塊のような人なので、一緒にいれば常に何か新しい発見があります。
時には本人も「やった!今また1つ宝物を見つけたよ!」という事もあったり。

そう言えば、書いている間に思い出しましたが
サントリーのアンコールでいきなり弾いた、「マルセイエーズ」のドビュッシー風。
何故、「いきなり」なのかと言うと、弾くなんてこちらは予想してなかったので!
リハーサルでも弾いてませんでしたし…あれは本当のぶっつけ本番だったのです。
で、「oh.....思い出せない~~」というわけだったのでした。(会場が笑いの渦!あ~ぁ!)
リベンジ、というわけで相模原ではちゃんとリハーサルでドビュッシー風を試していましたが(笑)
いきなり「ハルミ!ちょっと聞きなさい!重要事項!」と叫ぶので何事かと思いきや
「たった今、発見した。ここの所音を直す!こっちの方がいい!」と得意満面。
本番ではちゃんと、生まれたてのニューバージョンで演奏されていました。
こんなハイドシェックの素顔からも「常に新しい」演奏の秘密がうかがえます。


そんな純粋なハイドシェックを支えるもの。
それは彼を慕う多くの人たちの愛だと、私は今回確信しました。
「ありがとう」が沢山のエコーとなって、ハイドシェックの演奏に深みと暖かさが増している。
これは素晴しいことですね。
人間愛に満ちた、ハイドシェックの演奏。
それぞれの心のひだに触れ、泣きたくなったり幸せに感じたり。
演奏後こんなに沢山の「ありがとう」コールを生む演奏家を私は他に知りません。

人間として、アーティストとしてひと回りもふた回りも大きくなったハイドシェック。
益々の活躍を願いつつ…感動を心に私も頑張ろう!と心に誓う日々です。



***新譜情報***
♪ただ今ハイドシェックは新録音中です。

今現在分かる範囲での情報となりますが…
プログラムは
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」(ターニャ夫人とのデュオ)
ドビュッシー:「子供の領分」
シューマン:「子供の情景」


など。キーワードは「子供たち」。
ハイドシェックの優しい世界が溢れるCDとなることでしょう。
発売はおそらく、年内とか。楽しみにお待ち下さいませ。

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by moncheminparis | 2008-06-16 12:03 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 14日
40周年記念プレゼントCD
久々に静かな週末が戻ってきました(^_^;)
たくさんの出来事があったので、ちょっと頭を休めないと!
みなさんは、疲れを取るレシピって持っていらっしゃいますか?
私は…師匠ゆずり? 温泉とかサウナが効くようです。

さて。
今回、サントリーホール公演でプラチナ席を購入された方に
「40周年記念プレゼントCD」というのが配られました。
舞台で見るハイドシェックの姿とはまた違う、素顔の部分に迫った内容になっています。

収録されているのは
♪ハイドシェックの肉声メッセージ
♪「ラ・マルセイエーズの主題によるパラフレーズ」の全23曲から14曲
♪「4大元素~<海><土><大気><火>による24のメロディー」より<海>

実はCDジャケットには、見覚えのある名前が…ハイ、また私なんですね。
これには深~い(深くもないかな?)事情がありまして。
実は、「マルセイエーズ」と「肉声メッセージ」は、パリの自宅での録音なのです。
アトリエに機材を持ち込み、ハイドシェックを盛り上げ(これ大事)、結構タイヘンな思いをして作りました(笑)。
タイヘンの内容はあまり詳しく書きません…みなさまのご想像にお任せします

というわけで、音質に関して「?」な方もいらっしゃると思いますが
自宅での録音だったという事で、正真正銘の新録音ですので(今年2月~3月にかけての録音です)
楽しんで、気楽に聞いていただけたらと思います。
肉声メッセージの楽しげなハイドシェックの様子などは、思わず笑っちゃいますね。

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もしかしたら
プレゼントCDの表紙になっていたかもしれない写真。

撮影もなかなか楽しかったです。
あーだこーだ言いながら…
賑やか賑やか。



ってなわけで、私の心にはまたまた忘れがたい貴重な思い出が増えました。
ハイドシェックはいつでも、どうしようもなくハイドシェック!
楽しくスリリングで、貴重な体験をしました。
制作にご協力いただいた皆々様、どうもありがとうございました!

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by moncheminparis | 2008-06-14 16:53 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 13日
ハイドシェック in 米沢・その2 松川小学校訪問コンサート
米沢市、置賜文化ホールでの名演の2日後。
6月2日、米沢市立松川小学校にてハイドシェックの訪問コンサートが行われました。
実現にあたってご協力いただいた各方面の皆様、本当にありがとうございました。
急なリクエストにも細かく対応して頂いて、とても感謝しています!

学校での交流は、去年富山でも行われました。(→去年の様子
「子供のときに美しいものに沢山触れることは大事なことだ」と言うハイドシェック。
この日、子供たちの真剣なまなざしのもとハイドシェックの名演が繰り広げられました。
私は例によって(笑)、通訳のお姉さんと化してハイドシェックのメッセージをお届けさせて頂きました。

松川小学校は雄大な自然に囲まれたすばらしい環境に位置しています。
校内は仕切りのないオープンスペース。
その広い空間を使い、KAWAI製のピアノを使用しての演奏会となりました。
「このピアノこんなに音が鳴るんだ…」と、リハーサル時すでに驚きの声も出たり。

この日のプログラムは、題して「松川小学校スペシャル」。
来日プログラムとは全く違う、特別なもの。
仲良く師弟漫才をするために、前日、入念に打ち合わせ済みです。

<プログラム>
クープラン:「組曲・ドミノ」
…ある若い娘が男性に出会い、結婚し、色々あって…
実はハッピーエンドじゃないという設定の組曲なんですが…
こんな選曲大丈夫だったんでしょうか?(←いまさら遅い)

ドミノとは「仮面」の意味で、様々なシーンで見せる女性の繊細な表情を例えて書かれた作品です。
とってもフランスらしいと、私は思います。

各曲に、題名とハイドシェックがイメージするカラーが加えてあります。

1、「乙女」 白
2、「恥じらい」 ピンク
3、「熱情」 赤
4、「希望」 緑
5、「誠実」 青
6、「根気強さ」 グレー
7、「悩み」 紫
8、「気取りや」 マルチカラー
9、「かっこう」 黄色
10、「うわさ話」 茶色
11、「ジュラシー」 深緑
12、「絶望」 黒

最後は「絶望」ですからね…(しかもコンサートは午前中なのに!)
子供たちもシ~ン…みたいな。。
でも、フランスバロック独特の軽やかさや色合いは感じていただけたのではないでしょうか。
打ち合わせをしたにもかかわらず、途中曲順を間違えてしまったハイドシェックでしたが(^_-)-☆
これもご愛嬌ですね!

さて。
雰囲気を一掃!
お次はドビュッシー作品を2つ。
「子供の領分」より、「象の子守唄」と「小さな羊飼い」。
これはチャーミングでした!
象…は最後本当に寝てしまうようなパフォーマンスもあり、会場が笑い声に包まれて。
羊飼い…は学校の環境に触発されての演奏。
エコーのように聞こえる羊飼いの笛の音を感じていただけたでしょうか。

フランス物が続いたので次はシューマン。
「子供の情景」より…
「不思議の国」(と訳しましたが正式な邦題は違うかもしれません)「珍しいお話」
「おにごっこ」「おねだり」「幸福」「大変なこと」
の、6曲。
優しい音色に会場もあったかムード。
子供たちの集中力もすばらしかったです。

アンコールも3つ、演奏してくれました。
モーツァルト:ピアノソナタ第2番より第2楽章
ヘンデル:組曲2番よりアダージョ
フランスの童謡(ハイドシェックの歌付き!)

全部で40分くらい、演奏してくれたのではないでしょうか。。
かなり充実のプログラムだったと思います。
演奏後は生徒からの質問コーナーなどもあり、
ハイドシェックから逆に質問を受けてしまった生徒さんもいましたが
終始和やかなムードで演奏会は終了しました。

演奏後、よほど楽しかったんでしょうね~。
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こんな落書きしてました。
師匠…お茶目です。



敏感で純粋な子供の頃に音楽に触れることは大事なこと。
ハイドシェックは帰りのタクシーでそう熱く語っていました。
ハイドシェックの心が、松川小学校のみなさまに届いた事を確信しています。

この日の写真などを掲載してくださった松川小学校公式ホームページも是非ご覧下さい。
また、6月5日付けで掲載された毎日新聞サイト「毎日jp」にも、その様子が掲載されています。

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by moncheminparis | 2008-06-13 11:36 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 12日
ハイドシェック in 米沢・その1
だいぶ時間が経ってしまいましたが、ハイドシェック米沢公演のご報告です。
未だ米沢では公演の余韻が残っているとか…。
ハイドシェックも米沢をとっても気に入ってくれたようです。
だって…何と言っても大自然、そして大好きな温泉がありますもんね。
ハイドシェックが特に感動していたのは、何層にも重なった山の風景。
雨模様だったりすると、霞んでこれまた墨絵のように風情があります。
米沢は盆地なので、どこを走っていても山が見えるし。
そして、どこに行っても親切、米沢の暖かい土地柄もハイドシェックの心に強く響いたようです。

5月31日、公演当日。
前日の札幌公演から2日続けての公演となりました。
移動が大変そうで、お疲れかな~と少し心配でしたが、電車を降りたハイドシェックは元気そのもの。
「ヤッホー♪ハルミ元気~?電車から見える風景が最高だったからさ~ボク気分最高さっ!」
と駅中響き渡るような元気な声で登場。

まずは宿泊先の小野川温泉に移動。
山を登る間にますますご機嫌のハイドシェック。
風が気持ちがいい~、空気が最高!と、リラックスした表情。
休憩後、会場入り。ハイドシェックはリラックスしすぎて燕尾服を宿泊先に忘れるハプニング(笑)
いいよいいよ、そのくらい楽な気持ちで弾いてもらいたいもん。。

リハーサル時は割りとナーバスな表情を見せることの多いハイドシェックですが
この日は順調なリハーサル。ハイドシェック、調子がとっても良さそう。
今日はいいかも!そんな期待が膨らみます。

18:00、会場。
続々と埋まる客席。ほぼ満席の大盛況でした。
会場で「あら??」なんて、意外な再会もあったり。
(実はこの日、遠方から駆けつけて下さったファンの方が多くいらっしゃいました!)

そして、18:30開演。
「悲愴ソナタ」
慈愛に満ちた…とでも表現出来るかなぁ。
このソナタのテーマは「生きるか死ぬか」の大テーマなのですが
その真っ只中というよりも、それをどう救うか、心の問いかけ…のような。
ハイドシェックの演奏に、救われるような気持ちがしました。
2楽章は本当に美しくて、包み込まれるようでした。

「創作主題による6つの変奏曲」
ふんわり降りてくる6つの和音(ハイドシェックのアイデアで付け加えられたものです)から
優しく奏でられる主題へ。これまたあったかい音でジ~ン…。
全ての音をコントロールしているような、集中力も印象的でした。
各変奏間の転調は、なんでそういう音が出るの?と思わず身を乗り出しました。
(パンフレットでペダルについて書きましたが、この曲もかなり…ハイドシェックなペダル満載です)

休憩を挟んで、後半へ。
「6つのバガテル」
ハイドシェックの「6つのバガテル」をこの日、初めて聴きました。
1音1音、いつくしむように演奏するハイドシェック。
円熟の音がしました。ハイドシェックの人生の音、とでも表現したくなります。
あたたかな、人間の心がハイドシェックの音色を通じて響いてくる。
自分が人間で良かったな、この感動を分かち合えて幸せだなとしみじみ思ってしまった私です。

「ピアノソナタ第31番」
これは、すごかった。充実の演奏。
優しさ、勇気、悲しさ、涙、そして希望、人生への愛。
目の前で繰り広げられるのは音楽と言うよりメッセージ。
ハイドシェックは曲を完全に自分のものにして、思うままに鳴らしているのですが
そのフレーズ1つ、音1つに何と沢山の意味が含まれている事か。
私はこのソナタの第2楽章「嘆きの歌」と呼ばれる部分に弱くって…毎回つい涙が出てしまうのですが
この日のハイドシェックの「嘆き」は心が本当に苦しくなってしまうような、締め付けられるような気持ちがしました。


アンコールも沢山!
ここで、ごめんなさい。
今回4公演続けて聴いてしまった私は、米沢公演のアンコール曲目を全て思い出すことが出来ません…。
モーツァルト、シューマン、ドビュッシー、ヘンデル…でしたでしょうか?
米沢アンコール曲目データをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非助けてください!

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<お助けマン、現る! 6/13加筆>
モーツァルト:ピアノソナタ第2番より第2楽章
シューマン:子供の情景より「トロイメライ」
シューマン:子供の情景より「見知らぬ国から」
ヘンデル:組曲2番よりアダージョ


アンコールは上記の4曲でした。
magnetさん、データをありがとうございます。
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米沢のサイン会の様子。
古いプログラムを持参された
長年のファンの方もいらっしゃいました!
ハイドシェックも、みんなもニコニコ。
甚平着て登場しちゃうので、
米沢の皆さんには新鮮だったでしょうね。
ハイドシェックはパリでも、このスタイルなんですよ。



米沢公演で強く感じたのは
ハイドシェックの演奏スタイルの変化。
音色の豊富さ、生き生きとしたフレーズ感などはそのままですが
加わったのは「あたたかさ」。
まろやかな、優しいメッセージが聞こえてくるのです。

人間愛に満ちた、感動的な演奏。
ハイドシェックに感謝!

さて、公演後は楽しい夕食会。
楽しい様子をレポートして下さっている方もいますので
そちらも是非、覗いてみてくださいね。(magnetさんEYASUKOさん


公演後リラックスしたハイドシェックの様子や、
小学校訪問の様子など、続けてレポートしますので引き続きお楽しみに!

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by moncheminparis | 2008-06-12 23:02 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 11日
そのエネルギーの源は?
相模原での公演が無事に終了した8日、
久々にホッと安心した表情を見せるハイドシェックを囲んで、とあるレストランで打ち上げ…。
「あ~そこならもう知ってる~♪
そこ左に曲がって橋を渡ってすぐ左に入って坂を上って左側でしょ!」

ハイ…大当たりでございます、師匠。
東京を知り尽くすハイドシェック、さすがです。

美味しいお料理とワインですっかりリラックスモード。
ひとしきり乾杯で盛り上がった頃、招聘元のシャチョーさんから粋な質問が。
「いつも元気なマエストロ。そのエネルギーの源は何ですか?」

ハイドシェック:「そうだな~人生そのものを愛しているから、かな?」

この一言、私は思わずキュンってなっちゃいました~。
そんな風に言える生き方って素敵じゃないですか!

<エリックのとある幸せな1日>
その1「朝起きて、気分スッキリ壮快だったら幸せ」

その2「美味しいターニャのお昼ご飯を食べて、また幸せ」

その3「その後のお昼寝、気持ちいい~」

その4「そして、午後散歩に行くのも大好き!
    僕はね~昔はスポーツを沢山したんだ。
    特に自転車が好きだったよ。自転車を電車に積んで遠出して、
    帰りはパリまで自転車で戻ってくるの。」

その5「その後アトリエに戻ってピアノを練習する。これまた幸せ」


なんとも素朴であたたかい、ハイドシェックの一面です。
こういう素顔が、舞台でも時々垣間見えるように思います。そこがまた、魅力なのかな。
自然が大好きなハイドシェック。
東京でもタクシーに乗れば窓を開け、風を感じたい。
「J'aime l'air!!!」(風が好きだ!!!)
サントリーホールに向かう途中の、ハイドシェック(ちょっぴりナーバス 笑)の一言でした。
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by moncheminparis | 2008-06-11 09:54 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 10日
いつでも真剣勝負師、ハイドシェックのリハーサル。
ハイドシェックの40周年記念来日ツアー、6月8日の相模原公演を持ちまして無事に終了いたしました!

各公演で感動を巻き起こし、多くの人々に勇気を与え続けたハイドシェックにまず、大きなブラヴォー♪
そして、涙が出るほど献身的なターニャ夫人の暖かいサポートにこれまたブラヴォー♪
常に先回り精神でハイドシェックの負担を減らすべく駆け回るマネージャーさんに、またまたブラヴォー♪
そして、会場でハイドシェックを暖かな拍手で支えてくださった聴衆のみなさまにも、やっぱりブラヴォー♪

私は今回、企画の一部に関わっていた関係で、
舞台の表裏や、ハイドシェックの色々な表情をすぐ側で見る機会に恵まれました。

ハイドシェックという人は常に「真剣勝負」な人です。
こんなもんでいいでしょ、とか、なるようになるでしょ、という考えがほとんどありません。
何故なら、ハイドシェックは自分自身に、そして音楽そのものに真っ正直に生きているから。
「無難に」なんて言葉はもってのほか、なのです。

そんなハイドシェック。
リハーサル時は何が起こるかわからない!という緊張感がスタッフを包みます。
ピアノの粒が揃ってない、照明が明るすぎる、鍵盤に影が出来て集中出来ない、
床が反射する、鍵盤がべたべたする!会場が暑い、寒い、空気が悪い!(笑)など等…。

サントリーホール公演でピアノ椅子の下、床に黒い布が張ってあったのにお気づきの方もいると思いますが
あれはまさに「床の反射」を嫌うハイドシェックのリクエスト。
さすが、世界中のありとあらゆるナーバスさんを相手にするサントリーホール(現地スタッフ談)。
大きさを自由に変えられる理想的な黒い布がさっと登場した時のハイドシェックの満足そうな顔…忘れられません(笑)。

ハイドシェックは明るすぎる照明を嫌います。
日本人は黒い瞳を持っていますが、ハイドシェックは薄いブルー。
光に対してどのように感じるのかは想像するより他にないのですが
鍵盤が真っ白になるほどの強い光は厳禁。
オレンジ系の優しい光で、コントラストをつけすぎない照明が基本。

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サントリーホール、リハーサル風景。
この日は2台のスタインウェイを試演、
丸みのある音色のピアノを選びました。


手前は客席から様子を見守るターニャ夫人。



ピアノの調律に関してもリクエストの多いハイドシェック。
基本は軽めのタッチで、低音部から高音部まで粒がきちんと揃っていること。
中音域から高音域の音色に関して、特に注文が多いように思いました。
時間内に解決法を見つけ、さっと対応する必要があるので、見守る方もぐっと緊張します。
その後、ピアノが満足の行く状態になった時のハイドシェックの嬉しそうな顔…
ありがとうね~さっきとぜんぜん違うよ!パーフェクト!と大喜び。
周りは、一安心…。リハーサルを開始するハイドシェック。

本番の「ものすごさ」の陰にはこの様な、色々な出来事があるのです。
ハイドシェックもすごいけど、周りのサポートもすごい!
そう、つくづく実感してしまった今年の来日ツアーでありました。

私は今回、米沢から相模原まで4公演付き添ってきましたので
それぞれの公演で思ったこと、感じたことなどをこれから少しずつ更新していくつもりです。

多くの感動をありがとう、ハイドシェック!
そして、みなさまお疲れ様でした!

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by moncheminparis | 2008-06-10 12:00 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 07日
いよいよラスト!明日は相模原です。
今日調べてみましたが、ブログへのアクセスがすごいことになっています…。
昨日のハイドシェック・サントリーホール公演の影響と思われます。
もしよろしければ是非、コメント欄へ感想などお寄せくださいね。
ここでは自由に、ファン同士のみなさんで交流を広げて頂きたいのです。
皆様の声は、ハイドシェックやマネージメントサイドへ必ずお伝えします。


さて。
毎日が恐ろしいほどあっという間に過ぎていきます…。
ハイドシェック騒動ハイドシェック来日ツアーも残すところあと1公演。
明日、相模原市・グリーンホール相模大野・大ホール にて最終日を迎えます。

昨日のサントリー公演の様子はmagnetさんBBさんが早速アップして下さっていますが
東京公演はさすが、別格。心の中から感動が湧き上がってくる素晴らしい内容でした。
東京のコンサートは、やはり重要です。ハイドシェックもそれを強く意識しているはずです。
これまでの公演とは少し違った、緊迫感…「鬼神」ハイドシェックの姿が見えたように思いました。
特に、後半「6つのバガテル」と「ピアノソナタ第31番」については、
私にはまるでお腹に一撃くらってしまったような…強烈なショックに近いような深みがありました。

これまで5公演、各地で感動を呼んでいるハイドシェックの演奏。
まだ聴いていない方、明日の相模原へ是非!

そしてラスト公演を盛り上げましょう!
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by moncheminparis | 2008-06-07 19:47 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 06月 05日
バタバタ更新!
ハイドシェック来日ツアーが残り2公演となりました。
散々盛り上げておきながら、ぱったりと更新せずごめんなさい。
皆様のご想像通り、更新する暇もなく…というのが最近の近況です。

近日中に落ち着いて更新しますが
とりあえず、駆け足でハイドシェック情報をお知らします。

仙台、札幌、米沢、名古屋、全ての公演が無事に終了しています。
ハイドシェックの演奏は各地で多くの感動を呼び、
熱い拍手と、サイン会の盛り上がりの様子はハイドシェックの演奏の素晴らしさを語っています。

注目の米沢公演はおかげさまで大盛況に終わりました。
遠くから沢山のファンが駆けつけて下さったのも嬉しかったです。
コンサートは素晴らしかったです!
ハイドシェックの丁寧な音楽作りと懐の深さを感じました。
後に聴衆の方々と話す機会もありましたが、それぞれの心に深く染み渡り
それぞれの心に物語を生んだと思います。
ハイドシェックの演奏の個性、「メッセージ性」を改めて実感した、そんな演奏でした。

各曲の感想はツアーが全て終了した時に書きたいな、と思っています。

私が更新しない間に、サポーター(?)の皆さんがどんどん更新して下さっていますので
magnetさんEYASUKOさんのブログを是非ご覧になってみて下さい。
米沢でのハイドシェックの様子をレポートして下さっています。
実は米沢では、公演だけでなく地元の小学校での交流もありました。
子供との交流はハイドシェックが大事に思っていることの1つです。
その様子もアップしていただいているようなので、どうぞご覧くださいね。

なかなか詳しく更新できない私をお許し下さい。
素晴らしい演奏の影にはどれだけ多くのサポートが必要か、
実感している毎日です。


さぁ、明日は東京。
サントリーホール公演です。
ここまで素晴らしい感動を生み続けているハイドシェック。
明日の演奏に期待!!
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by moncheminparis | 2008-06-05 22:44 | ハイドシェック来日ツアー2008