カテゴリ:日々のこと… d'habitude( 122 )

2012年 05月 28日
演奏の心得
ムラのある更新で…すみません。
ただ今、毎年恒例、年度末伴奏大フェスタ開催中。稼ぎ時です(笑)。
6月末まで、あと数週間、息切れしないように頑張ります!!

そんな中、ちょっとご紹介。
同僚のチェロの先生が、演奏試験前に生徒たちに配布した手紙です。
とても優しく愛情に満ちていて、私にもこんな風に生徒に接することが出来たらなぁ。
どんな年齢のどんなレベルの生徒にも共通の、大切なことがちゃんと書いてあります。
音楽は、始まるその前から最後の音を弾き終わるところまで
1本の繋がった糸のようなもの。
どこも切れたりたるんだりしてはいけません。
人生だって、そう。音楽は、呼吸そのものなのです。


*************

En attendant, je suis calme, je peux lire ma partition en chantant.

Je vais passer mon évaluation,
c'est comme une audition, avec un public sauf que des musiciens sont venus
m'écouter pour entendre mon morceau et me donner des conseils.
C'est pour cela qu'ils écrivent parfois sur la table.
Tout le monde est là pour m'encourager.

Je joue avec l’accompagnatrice, je vais la retrouver en entrant.
Mon professeur vient me chercher et je m'installe.
Je peux dire bonjour.

je m'assieds, je trouve mes repères (pique, accord,préparation de 1ère position).
Je respire tranquillement, je pense à mon début.
Je dois me concentrer sur la musique, c'est plus important.
Quand je me sens prêt(e) je compte, je regarde l’accompagnatrice, je lui donne le départ.
S'il y a un accident je corrige la justesse sur une note,
je vais jusqu'au bout....


***********

私は本番前は静かにして、楽譜を歌いながら見直します。

そして試験に臨みます。
普段の発表会のようなものだけど、いつもと違うのは
私の演奏について注意点を教えてくれるために音楽家が聴きに来ているということ。
だから、その人は時々テーブルに向かって何か書き物をしています。
みんな、私を応援してくれています。

私は伴奏者と一緒に演奏します。部屋に入ると彼女がいます。
先生が私を探しに来てくれるので、その後試験会場に入ります。
試験官に、こんにちはと挨拶します。

椅子に座って、最初の準備をします。(エンドピンの高さ、調弦、最初のポジション)
ゆっくり呼吸をして、曲の最初を頭に描きます。
一番大切なのは、音楽に集中すること。
気持ちの用意が出来たら伴奏者を見て、始まりの合図をします。
私はニュアンスを忘れずに、自分の音を良く聞きます。音楽に入り込みます。
もしミスをしたら音程を直しながら、最後まで演奏します...

*******



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by moncheminparis | 2012-05-28 20:45 | 日々のこと… d'habitude
2012年 03月 03日
感度の問題
3月。。


え?今日はお雛様ですか?うそ?
あれ?2月って何してたんだろ?1月もワタシ、どうしてたのかな。。



と言うような、どっかに魂を置いてきたような日々を送り、気が付けばすでに3月。



このブログ読者ならご存知ですね。
12月の師走真っ最中にわき腹の肉離れを起こした件。。
あれって結構治るのに時間がかかるんですね。ぽきんと骨が折れた方が回復早いそうです。
それで1月末くらいまでなんか身体に力も入らず、仕事は再開したけどボケ連発で息切れ寸前。

さらに。

ワタシをよく知る人ならば、知っている。
1月とか2月は、鬼門なんです。どう気をつけても風邪をひく。
そして今年はワクチン予想の大外れイヤーらしく、本命の従兄弟的ウイルスが横行しているそうですが
医者もビックリなんですよーとニュースで流れた頃にはもう遅い。
こういう流行だけには人一倍敏感なんで、ウイルス様の思うつぼでありました。
しかも…スキーヴァカンス(という名の中途半端な2週間の学期休暇がフランスにはあります)が始まったとたん
その日の夜から節々が痛いという出来すぎたお話!
せっかくの2週間の休暇、1週間を完全に無駄にしてくやしいー。

なんで、12月に散々な目にあったのに、さらにインフルエンザなんかひろうのか。
医者もこのひ弱な私に驚き、念のため別の病気が隠れてるといけないからと血液検査までしたんですが


あと10年は軽いね!


という、とってもヘルシーな数値でめでたしめでたし。
なんじゃそらー


具合が悪いと感度が弱くなるらしくって、普段ならキャーと笑えることも
ちーっとも面白くなかったりして、ブログを書くきっかけを完全に失い…ましたが


そっとここで復活宣言したいと思います(キリッ、選手宣誓風)



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インフルを意地で治しギリギリの日程で
こんな風景のところにもちょこっと旅行してきました。


そのお話など、また遠くない次回にお楽しみにー♪




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by moncheminparis | 2012-03-03 17:00 | 日々のこと… d'habitude
2012年 01月 06日
山あり谷あり
***謹賀新年***
皆様、今年もどうぞ宜しく、そして2012年が良いことの多い1年でありますように。


***

12月後半は、私もニコラもそれぞれ望まずして不健康な年末になってしまい
顔色の悪い同士、それなりに仲良く?大人しく過ごしましたが

あれですね...

人種が違うと顔の作りが違うため
不健康な顔も、またそれぞれなのだなと。


顔が青白い、と言っても
どうせ黄色人種な私は、タカが知れてるのですが
欧米人のニコラは、とにかくものすごく白くなるんです。青い、に近い。
透き通るような透明感! ←あら、美白の宣伝みたい。


そう。あえて…自虐的に言うなら…
私の顔は、2D で あの人の顔は、今映像系ではお流行りの3D 


だから
やつれて目の周りにクマが出来ちゃう時だって
どこまでもなだらかな私の顔では、出来るクマも赤ちゃん級。
その一方、顔の作りが激しい欧米人さんは、そこに影という演出が加わわるため、迫力あります。



書いて伝わるかどうかわかりませんが
彼の顔は、どの部分にも無駄がない!って感じなんですよ。
開いているスペースがない、と言うか。。
どの部分にも何かしら主張があって、時々見ていてゲップが出ます。


年明け早々、あまり深みのない内容でスミマセン。



無駄にまつげが多く、カールしている人。。
c0086674_215594.jpg

つまようじも乗るよ!


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2本乗せ!





今年も楽しく行きましょうーーー


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by moncheminparis | 2012-01-06 18:29 | 日々のこと… d'habitude
2011年 12月 30日
今年も1年ありがとうございました。
ツイッターを追いかけて下さっている方はもうご存知かと思いますが
まさかまさかの展開で、予定していた日本への帰省を急遽キャンセル。
風邪をこじらせたせいで強い咳を長期間続けたため、わき腹の筋肉の肉離れを起こしてしまいました。
重い荷物を持って、なおかつ人の多い空港や狭い飛行機での長時間の旅、なんてとても考えられない痛み。
もう、とほほのほです。

日本に帰って色々したいこと、買いたいもの、会いたい人、とても楽しみにしていたので
キャンセルを決めたときはちょっと涙が出ました。でも仕方ないですね。
無理やり行って沢山の人に心配かけるよりも、フランスで安静にする方が正解。
おかげさまで、X線の結果は心配していた疲労骨折ではない、とのことでまずは一安心。
痛みも段々、痛い部分が狭くなってきたような気がします。

人生って、色々あるなぁと噛み締めています。


こんな書き出しでなんですが、
今年もこのブログを読み続けてくださった皆様に、感謝。
気が付けばもうすぐ、訪問者は10万人を越えそうです。
ツイッターと平行しながら、日常を私らしく飾らず綴っていくことがポリシー。
読んでいただくことが前提で書いていますが、このブログは私自身のバロメーターでもあります。


2011年は、とにかく大変な年でした。
日本での出来事以外でも。
人災、天災。どれも、思い出せば心に重くのしかかる出来事ばかり。


あの311以来、強くありたいと思う自分と、不安な自分が交錯しています。
安全で平和な自分の国を信じていたので、こういう人生になるとは思いませんでした。
うまく総括できないし、総括するつもりもありませんが
あの日、多くの尊い命が流されてしまった日、私は自分の命が奇跡の結晶なのだと自覚しました。
私の命は、私のものだけではない。
生まれるずっと前から続いていて、沢山の命のお陰で私は立っていられる。

宇宙的なレベルから見たら、人間1人の人生なんか、ほんのちっぽけなものです。
だけど、そのちっぽけな命を精一杯生きることを繋げていくからこそ、人間なんですね。
精一杯って言っも、毎日100%って意味じゃなくて…
色々あって、1つ1つ、丁寧に対応しながら、自分と向き合いながら生きる。


2012年が、1つでも辛いことが少なく、安全で幸せに暮らせますよう。



さて、久しぶりのフランスでの年越し。
現在我が家にはかわゆい相棒がいて、かなり癒され中…

c0086674_21364593.jpg


もうすぐママが帰ってくるまで
あとちょっとだけ、彼女との暮らしを満喫します。
暖かい、ネコの存在が、これほど癒しを生むものだとは。





ありがとう。




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by moncheminparis | 2011-12-30 13:04 | 日々のこと… d'habitude
2011年 10月 24日
新学期
9月から始まった新学期も、Toussaint のヴァカンス(日本語なら万聖節)で一区切り。
10日間は授業がないので、わたくしめも自動的にヴァカンス身分となります。



フランスで教師をやってますと、本当に本当に、ヴァカンスが多く、年の半分は休みじゃん?って感じ。



それなのに。。。



他の職業の方々より、きっとものすごく恵まれた仕事リズムであるはずなのに…


ヴァカンスがやって来たとたんにガクーーーっと疲れが出るのは、一体どういうことでしょう。
もともと私は、とってもインドアな性格なので、外出しなくていいとなると、とにかく家にこもります。
そして寝る。。。寝て、ぼーっとして、1人で自由に。。。この過ごし方が私の一番のリフレッシュ法。

そんなこんなで、この2日間はぼんやり過ごしていましたが
昨日は遠方からやって来た友人に会うため外出。
どーしたのそんな疲れた顔しちゃて。晴れてヴァカンスなのに。と言われてしまいました。


で、そう言われたためさすがに私もちょっと考えることがあって…
今ふっと気が付いたのですが、新学期って実は半分くらいは仕事になっていないのではないか?
という疑問が。(ええええ?)
あえて言うなら、新学期とは、この新年度を起動に乗せるための準備段階。。。


学校が始まって1週目なんか、生徒は夏ボケで頭スッカラカン
事務のみなさまは、新しい年度が始まる前から準備なんかしてませんので、ぐっちゃぐちゃに混乱、
講師たちはヴァカンスの間にリフレッシュし過ぎてなかなかエンジンがかからず…

いや別に…
告げ口しているつもりはないんですけどね、
なんかこう、それでいいのかみんな!と言いたくなる機会が何度もありました。
私なんか生粋の日本人ですから、新学期!ハイ頑張ります!みたいな気持ちが満ち満ちてしまうのですが
あまり鼻息あらいと、かなり浮きます…そして空回り…


だからって、みんなふざけているわけじゃないんですよ。
みんなそれぞれ、自分の出来る限りは(ここがポイント)頑張るのです。
でも、出来る限りの範囲がそれぞれ全然揃わないため、足を引っ張り合って物事は進まないのだけど
それでも何とかなっちゃう…え?そういうのもあり?と段々こっちも染まっていき…


フランスは、そういう新学期です。



きっと。


今私が疲れているのは…




レッスンや生徒に疲れたのではなく
切り替えの出来ないフランス全体の新学期の準備の悪さに振り回されたため、と思われます。
いわゆる、不完全燃焼。



えーい!
リフレッシュして、ヴァカンス明けはビシバシやるぞーーーーー!!





(カラカラカラン…)←すでに空回っている音




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by moncheminparis | 2011-10-24 18:00 | 日々のこと… d'habitude
2011年 06月 06日
進化するスリ
なんとなく最近、あんまり良いことがありません。
色々なレベルの心地よくない出来事が続いていて、ふとしたときにぼぉーーっとしてしまうのですが
さっき、パリにお住まいの中村江里子さんがパリのスリについて書かれているのを見て → こちら
色々思い出し、私もぼっとしてないで気をつけないとなーと気が引き締まりました。

華やかなパリの街。夢見てやってくる観光客には残念な報告ですが、たくさんのスリがいます。
メトロに乗れば、「今乗った子供の集団はスリですから注意してください」とか。
駅でもしょっちゅう「ただいまスリが発生しました。各自持ち物には注意しましょう」とか。

最近よく聞くのは、中村さんも書かれてますが「電話のスリ」。
スマートフォン、特にIPhoneが狙われます。友人もつい最近やれらました。
通話中奪われる、カフェなどでふとテーブルに置いてあったのを取られる、カバンをさぐられて取られる。
多いのは子供の集団です。囲まれる。もしくは小細工して注意を引き、もう一方が盗む。
前に、私のとても親しい友人がメトロ構内で子供に囲まれ暴行を受けたこともあります。殴る蹴る。

パリには99年から住んでいますが今のところ私はスリにあった経験はありません。
が、今まで何度か、これは!と思い回避したことはあります。
未遂ですから、本当にそうだったかどうかは分かりません、でも私は時々そういうカンが効くのです。
(え、あんな普段ぼっとしてるのに?と突っ込まないよーに)



未遂その1は、もう何年も前の話。
ホームでメトロを待っていたとき、両隣に人が並びました。
パリのメトロでは日本のように縦に並びませんので、そんな事は日常的な出来事ですが
ホームが混んでいないのに2人がいやに私の至近距離に並んだこと、私の頭上で視線を交わしている気配があったことから
私はその頃よく言われていた、2人組みのスリだと判断しました。混んでる雰囲気で隙を作る方法。
多分そうだったと思います、と言うのはメトロ到着の瞬間に私はその場を去ったのですが
その2人は急に場所を移動した私を一斉に見ましたので。その目つきやしぐさは正直な感じはしなかった。


未遂その2は、パリ市内を歩いていた時。夜で、ディナー後。ちょっとお酒が入って楽しい気分でした。
レストランを出てすぐにバス停があり、ちょっと見えにくい位置に1人男が立ってました。
あれもカンというか、なんでしょうね、うまく説明できませんが瞬間に酔いが覚めました。
やなかんじだな、と。その気配がとってもいやらしい感じだったのです。
ちなみに私は1人ではなく、パートナーのニコラと一緒でした。
通り過ぎて、そのまま2人で楽しく話を続けたのですが、なんとなく気になって後ろを振り返ると
私のすぐそば、数センチのところまでさっきの男が近づいていました!カバンを持っていた側にぴたっと。
あの目つき、間違いない。それに、あんなに近くまで足音なしでどうして近づけられる。
その男、自然な気配を装って先へ歩いて行きましたが、あんな手をぶらぶらさせて、絶対怪しい。
一緒にいたニコラも、すぐそばにいたのにまったく気が付かなかったようでした、慣れている証拠です。


未遂その3は、メトロ構内。大きな駅です。
乗り換え地点に、数人若者がいてなにやらアンケート活動らしい気配。
しかし、その若者の表情や態度が気に入らないので、私はスルーしました。
このときも、説明の出来ない悪い予感がありました。
スルーしたあと、数メートル離れた場所に同じような雰囲気の若者がたむろしていて。あっと思ったんです。
アンケートを装って、というパターン、流行っているからです。
ちなみに移民系のティーンエイジャーって感じ、スタイルは非常にカジュアルで着くずしていました。
間違いない、と確信したのは乗り換え先のホームに着いた時。
たむろしていた若者がホームをうろうろしていました。その目つき、行動、怪しいの一言。


まぁ、私が気が付くようなスリは、まだまだ甘いのかもしれませんが。
でも。何か少しでも変だ、心地悪い、と思ったらその場を離れるのが賢いと思います。
それから、荷物にはくれぐれも注意しましょう。特に、数人でいる場合。気が緩みます。
子供の集団には特に注意しましょう。
彼らはプロです。その影には黒いマネーが動いています。


困っている人がいたら助けたいと思っても
パリはこんな風に油断ならない街になってしまいましたので
うかつに手を差し伸べることは出来ません。残念です。




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by moncheminparis | 2011-06-06 16:55 | 日々のこと… d'habitude
2011年 05月 24日
共同親権は良いか悪いか
なーんていきなりタイトルは迫力ありますが、私にそんな難しい話はかけません(笑)。
が、最近話題になっているハーグ条約に関連して
日本では耳慣れない「共同親権」を肌で体験しているのでちょっと書いてみようと思います。

共同親権を話し合うという事はその前に残念ながら「離婚」という事実がある事が大半ですが
このフランス、今ではなんとカップルの約半数が(パリ地方)離婚するというデータもあり
あのご家庭は離婚されてね…ひそひそ と言うよりも、あらーそれは残念ね苦労したわね!
と、割と呆気らかん!みたいなパターンが多いです(人によります、事情にもよります)。
離婚の1度や2度、なんのそのと逞しく恋愛を続けるフランス人多し。

私の知人関係でも、自分が離婚したり親が離婚したり、そういう人はとっても多い。
実はパートナーであるニコラの両親も離婚しています。
ここでそんな話を赤裸々に語るのはどうかと思う自分もいるんですが
何せニコラの両親が私に赤裸々に語るのですから、ここはきっとブログで公開してもいいのだと思います(笑)。

ニコラの両親は彼が5歳のときに離婚しました。
若気のいたりで、ニコパパの浮気が原因です(ちなみに情報源はニコママ本人です。。)
その後ニコママは新しいパートナーと長年連れ添いましたが籍は入れないまま。
新しいパートナーは実質、ニコラの育ての親となりました。いわゆる義理の父。
ニコパパも新たな出会いの後、2度目の結婚をしました。
原因が原因ですので、憎しみあって日本ならばきっと「母親」が親権をとり、父親は養育費だけ払うパターンでしょうが
ここフランスは「共同親権」という権利がありますので、
ニコラは大人になるまで両親の間を自由に行ったり来たりしながら過ごしました。
もちろん、こういう話は離婚裁判にて話し合われ、決まりごとをきちんと決めて行われます。

ヴァカンスは、今回はママと、次はパパと、とか。週末は交互にママ、パパ。
(パパさんは後に南仏に引越したので、パリ-南仏間を行ったり来たり。ママさんはイタリア人でそちらに本拠地があるので、イタリアでのバカンスもあり)
ちなみにパパさんと過ごす場合には新しいパートナーがいますので、もちろんその女性も一緒に過ごすのです。
ちょっとした義理の母、という感じでしょうか。

さらに、ちょっと驚きなのは、時々みんな一緒に会う!ママ、パパ、義理のパパ、そしてニコラ。
ちなみに、本パパと義理パパは大変仲が良く、私もそのメンバーに混ざって一緒に食事したことがあります。
日本人的視線で見ればそれはとーって不思議光景でしたが、みんなとても自然なので違和感なし。

そういう席では赤裸々発言が頻繁に飛び出し
「ニコラは俺のようになるなよ、ハルミを大事にしろよ」(本パパ浮気経験者は語る)
「ニコラは何で俺が教育したのに自分に似ず、結局はアラン(本パパ)に似てるんだ?」(義理パパ)
「相変わらず女性の知人が多くご盛んね」(ニコママ→本パパへのコメント)

とか、本人のいる前でみな言いたい放題しています。
ニコラ大丈夫なのかとそーっと見ると、本人はさすがに少々居心地は悪そうではありますが
もう済んだことだからと、一緒に笑っています。。

「息子は自分と違って誠実だから大丈夫だよ」と本パパからそっと言われた事もあります。
言われた私、笑うより他に、何が出来る!


さらに、もっと驚きなのは
本パパは今でも、ニコママの実家に割りと普通に顔を出す!と言うこと。
パリに出て来た際は、ニコママには必ず会いますし、機会あれば実家にも。
さすがに、ニコママの両親は、本パパを良くは思っていませんが
ニコラのパパなので、と言うことで、来るならどうぞ、というスタンスです。。


と言うわけで、離婚が多い国ではありますが
一度結婚し子供を授かった以上は、ずっと一生縁が続いていく という意識はとても強いように思います。
ニコラの家庭が特別とは思いません、まぁ家庭それぞれでしょうけども。
ちなみに、そうして育ったニコラには、離婚トラウマが少ないように周りには写っていますが
本人によれば、それは周りの勝手であり、やはり相当苦しんだと告白された事があります。


そんな感じが日常な離婚事情なので、日本の常識とはちょっと違います。

最近ここ数年でしょうか、日本人女性による子供の連れ去り、が問題になっていました。
離婚した際に、一方的に母親が子供を母国へ連れて行ってしまう、これは誘拐行為と同じだとみなされます。
苦しい事情があっての離婚であり、中にはDVなど深刻な問題を抱えての苦渋の判断でもあるでしょうが
共同親権が基本の欧州では、片親が一方的に、しかも子供の意見も聞かず、判断することは異状です。

そこで現在、日本政府はハーグ条約に加盟しようとしています。
国際結婚におけるこのような問題を国際的価値観で解決する。
国際的な子の奪取の民事面に関する条約 Wikipedia
今までは日本に連れ去られてしまったら、交渉手段なく一方通行だったのを改善するため、と言えると思います。

共同親権という考え方のほかに
問題あればとにかく話し合う、臭い物に蓋はしない、という欧州ならではのメンタル性も考慮した方がいいでしょう。
さらに、日常的に難しいことは専門家に任せる、のが基本な欧州。ですから裁判などを通じ、第3者を介す。


私は日本にはなかなか難しく、デリケートな話題だなと思っています。
大体、ニコラのような人生、日本では受け入れられるでしょうか。
何度話しても、私の母にはさっぱり???な価値観なようですし
私もこうして目の前で見せられても、まだ時々「あれれ?」と思うこともあります。
でも、そんな中上手に育った感のあるニコラを見ていると、納得する自分もいますが。

ちなみに
離婚を上手に乗り越えられない、不幸で大変な思いをしているフランス人もやはりいますので
私の書いた記事は、一家庭の事情であり、重ね重ね書きますが個々の事情ですので
フランスは、とか、フランス人は、などと一括りにはしたくないと思っています。



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by moncheminparis | 2011-05-24 12:46 | 日々のこと… d'habitude
2011年 04月 25日
PINA
今日はPAQUES(イースター)ヴァカンスの最終日。
ヴァカンス前は花粉症(か風邪)でスッキリしない日々でしたが回復。
明日から忙しくなります。。。がんばるぞーーー

さて、ヴァカンス中に見た映画「PINA」について。




これは

ダンスなのか?
それとも演劇か?

それとも…ただ単純に…

命そのもの。


という内容で始まる映画予告を是非ご覧ください。

どんな風に美しかった、とか、何が感動した、という印象を書くよりも
ただ単純に、
人間だってこんなに美しくなれるのだ、と思えたことが忘れられない。
震災後久しぶりに、心が開放されたひと時をこの映画のおかげで過ごしました。
芸術。そこには人間の、本物の知性が感じられるから。


日本でもいつか、上映されるのかな?


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by moncheminparis | 2011-04-25 18:30 | 日々のこと… d'habitude
2011年 04月 15日
似てるね、系の話
ちょっと久しぶりに生徒の話を書こうと思います。
私には色々な年齢の生徒がいますが、大人の生徒さんも数人。仕事と両立してがんばってます。
その1人、先日パニック症候群?みたいになってしまった私を救った心臓専門医のAについて。

先日「こんにちはーー」とレッスンに行くと、とーってもうれしそうな顔で
ハルミ、君をみて前からずっと妙に親近感があったんだけど今日それが何故だか分かったよ!
って言うんです。

だってだって、キミは、ヨコヅナに似てるんだもん!


え゛え゛????ヨコヅナっすか?って言うかそれ言われてもピンと来ないし
って言うか、その以前にちょっと失礼???????


って一瞬どんな顔したらいいかわかんなくなったんですが
よくよく聞きなおしてみると、「ヨーコ・ツノ」という、ある物語のヒロインだ、という事でした。
ヨーコ・ツナ(まぐろのヨーコ)じゃないですよ。ツ・ノ!

フランスではbande dessinéeと呼ばれる、
日本語に訳すならたぶん「漫画」
でも、サイズ的に言えば絵本、に近い、けれども文字数がやたら多めで
子供向きからおっきな大人まで幅広い年齢層に多くの支持を持つ、読み物があります。
コレクションしてる人、多し。うちのフランス人君も他に漏れません。


で、話を戻しますが


そのフランス風漫画、の女主人公ヨーコ・ツノって女の子に私は似てるんだそうです。
画像は著作権などの問題ありだと思うので、リンクだけここに貼ります。気が向く人は見てください。
ちなみにマドゥモワゼル・ツノは、かなり有名でちゃんと専門サイトがあるみたいなんですよーーー。

Yoko Tsuno
DUPUIS出版

でも見た人は「え~~~??」って人が多数だと思うんですよ。。
実際私が、そうでしたから。
でも、うちのフランス人君に言うと、そうだね似てるね、って言うんですよね。
いわゆる、外国人がみた、アジア系ってこんな感じなんでしょうか…。


だいたい、似てるのは髪形だけじゃん!みたいな。

(死語→)ナウに言うなら「ボブ」、平たく言えば「おかっぱ」な私の髪型を、ここ1年ほど続けてますけど
初めておかっぱにした自分を鏡で見たときは「ちびまるこちゃん」だなって思ったんですけどね。
まるこちゃんのあの平たい感じ…顔の縦横は横のほうが長く、髪は黒、ま・さ・に。私!


心臓医Aは、とにかくそんな理由で私をとっても親しく感じているみたいです。
何せ、ヨーココレクションを喜んで見せてくれて貴重な第1巻を貸してくれた程ですので。
(ちなみに60年代に初版、今も続いているロングセラー)

話の流れでつい借りちゃったので、読んでみました。

内容は、と言えば。
何かと何かの化学物質が反応してドカーン、とか
地下に潜ったら宇宙人の住む街に着いてドヒャー、とか
とてつもない進んだテクノロジーの乗り物が出てきてビューン、とか
危険人物に襲われそうになってギャー、とか
宇宙人と心が通じ合っちゃってジーン、とか

まぁ、そんな感じの、アドベンチャー系です。女版、インディジョーンズ?
数々の危機をアジア系持ち前の冷静さで、鮮やかに切り抜け
他のぼけっとした男子2名を危険から救うのは、いつも彼女。
最後は3人で冒険トリオを組もう、という話で続きを予想させつつ、ヨーコは夕日の沈むほうに去って行くのです。
そこで「さっすが、ヨーコは<日出る国>からやって来ただけあるね!」
とか言う、なんか納得の行くような行かないようなシーンで第1巻は終わるのでした。。。


60年代でヨーロッパで日本人を主人公にする事自体が、当時はかなりめずらしかったでしょう。
だから、そんな終わり方でも仕方ないかな。イメージだもんね。


ちゃんちゃん♪



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by moncheminparis | 2011-04-15 13:10 | 日々のこと… d'habitude
2011年 02月 14日
え?そんなに久しぶり?
えーーと。こほん。なにやら知らぬ間に、1ヶ月以上経っていたようです(知らんって事はないだろう!)。
時差ぼけだった、忙しかった、風邪ひいてた、などの数々の言い訳、もあるんですが
ツイッターを始めたのでそこでつぶやくと満足してしまうくせ、が付いてしまったようです。

いかんいかん。


でも本当に、1月は全く余裕なく、今日更新するにあたって何か写真でも…と思ったんですが
気持ちいいくらい、写真ゼロ!私何してたんでしょう。。。

さぁ、健忘録兼ねて一生懸命思い出してみます。


日本から戻ったら酷い時差ぼけで頭しょっちゅう空白だった、1月中旬。
ボケてる間に、友達夫妻に赤ちゃん誕生!もちろんお見舞いに行き、
そうこうしているうちに、コンサート企画開始で、リハーサル等でバタバタ。。
体力温存したほうがいいのに、誘われると出かけ癖で結局色々参加。
そうだ、友人の結婚式&パーティもあったんだった。。あの日寒かったっけ。。。
我が家のサロン、改造後半戦でまたまた無駄に体力を使い
ある日、風邪をひく。
なのに、チケット買っちゃった意地でコルシカ島の男性ボーカルアンサンブルのコンサートを聴きに行き、
喉を痛めてしゃべらないほうがいいのに、レッスン続行し、意地と無理を重ねた結果、
コンサート本番当日ついに38度の高熱、大ピンチ!
これを気力のみで乗り切って、
心身共に疲れ果てた先週1週間、咳も止まらず…毎晩ベッドに入った記憶も危ういほど体力を消耗し
なんとか全部の仕事をやり終えて。。。

そしてついに

めでたく昨日より、2週間の学期ヴァカンスへ突入しました。
はぁ~~~~~~~~!
っと思わずデカイため息。。。


1月2月には必ず1度はお目見えになる、この季節独特のたちの悪ーい風邪さまは
普段の私ならば数日は寝込み、仕事もキャンセル、もちろん医者に行かないと絶対に治らないのですが
今回はあまりのハードスケジュールで、寝込む時間も医者に行く余裕もなく、
コンサート当日に高熱、という失態を犯したわりには、翌日には回復傾向…みたいな変な風邪でした。
きっと、ウイルスもいじめ甲斐がなく、つまらなかったでしょうね。(なんだそりゃ)


ってなわけで、ちょっとお疲れな私ですが
このヴァカンスで充分な休養と気分転換を目指すつもりです!
1週間ほど、フランス西部の海辺の辺りに旅行に行く計画もあり、楽しみ楽しみ。
ブログでも元気にお伝えしようと思います!


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by moncheminparis | 2011-02-14 20:01 | 日々のこと… d'habitude