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2007年 02月 20日
もうすぐハイドシェック日本ツアー
数日前になりますが、
先週金曜日の夜、ハイドシェック邸にご招待頂きました。

2月末から始まるハイドシェック日本ツアーのプログラムを演奏してくれたのです。
贅沢なる完全プライヴェートコンサート、というわけですね。

私もよく、演奏会前に度胸試しも兼ねて親しい人に聞いてもらったりする事がありますが
ハイドシェックもまた、コンサートに向け準備に余念がありません。
ターニャ夫人、私、ニコラの3人でその仕上がり具合に耳を傾けました。

プログラム構成はモーツァルトから始まり、ベートーヴェン、ショパン、フォーレ、ドビュッシーと続き、
時々話を交えたりしながらゆったりペースで全てのプログラムを演奏し終わった後、
アンコールには…おっと、これはまだ内緒の方がいいかな?当日のお楽しみですよね。

私の感想は
「さらに成熟したハイドシェック」という印象でした。
ハイドシェックらしさ、というものはファンの方々それぞれ意見があると思いますが
私はいつも、ハイドシェックの演奏を聞くと
広大な自然空間の中にいる感覚になるのです。
その中でうねりや伸び縮みを感じる音の流れを聴き、音楽の構成を感じるうちに
一気に曲の最後まで連れ去られてしまう、という印象。

演奏後にニコラが隣で
「まるで旅をしたような気分だ」と言ったのも良くわかります。

日本ツアーはきっと大成功に終わるでしょう!

演奏後はターニャさんのあたたかい手料理で(いつも最高に美味、そしてアイデアに満ちている)
おもてなしを受け、沢山食べ、飲んで、しゃべって、最高に楽しいソワレでした。
ハイドシェックと話すと、お腹をかかえて笑い転げる事がよくあるのですが
金曜日もまた、昔話から大笑いの渦になり、お腹痛い…苦しい~~!
となりながら、あっという間に夜もふけて行ったのでした。

2月25日、相模湖から始まる日本ツアー。
私は東京公演に行きます!


♪♪ハイドシェックコンサートスケジュールはこちら(コンサートイマジンHPより)
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by moncheminparis | 2007-02-20 11:52 | ハイドシェック来日ツアー2007
2007年 02月 16日
優しいお昼ごはん
家でお昼を作って食べる時は大抵一人なので
めんどくさい事は一切したくない。
だって作る時間と比べて食べる時間の短い事ったら。

なので私はお昼を自分で作る時はモットーを決めています。

①残り物を利用する、お昼ご飯メニューのために買い物しない
②調理方法は簡単に
③一皿で済ませる

洗い物もなるべく少なく少なく。

昔はこんな風に出来ませんでした。
食材は買いすぎ、料理は作りすぎ。
あまって残って食べずに廃棄…なんてしょっちゅうでした。

でも今は
食べ物をあまらせないように
エネルギーをなるべく使わないように
食器をたくさん洗わずに済むように


お昼ごはんの時は少し意識して作るようにしています。

ただ面倒だから、という理由だけではないのです。
だたそれだけの意識でも地球に少しは迷惑をかけずに済むのでは、と思うから。
だって私たちはやっぱり食べていかなければいけないし
生活していくのに地球を汚していくのは、避けて通れないから。



そんな私の、ある日のおうちランチ。超質素。
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前日のひじきサラダが残っていたので卵に混ぜて、ちょっと味を足して卵焼き。
お寿司の残りでスモークサーモンが一切れ残ったので
細かく刻んでオリーブオイルとレモンであえてパセリをパラッ。
いんげんの水煮缶の残りにバターをひとかけ、レンジでチン。


わざと、前の日に少しだけ食材を残すのもコツかな。
そうするといいよって、昔、叔母から教わったんだった。

ごちそうさま♪
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by moncheminparis | 2007-02-16 13:42 | 食べもの miam-miam...
2007年 02月 15日
久々のメルマガ更新
私はこのブログの他に、メルマガも書いています。
でもここ半年ほど、ずっと更新を怠っていました。
私なりに理由はあったのですが…

でも、今日やっと更新しました。
このメルマガは私の留学を過去からずっと辿っていくもので
今、縁あってフランスで生活する事になった成り行きを
数々の珍道中と共に(笑)お届けしていくものです。

海外で生活すると、日本とのあまりの違いにあたふた。
忘れられない多くのビックリと、心に深く刻まれた多くの感動。
たくさんの人に支えられて実現した、パリでの新生活。
そしてピアニスト、エリック・ハイドシェックとの出会い。

そして何より、未知の自分自身との出会い。


ブログよりさらにのんびりのメルマガ。
良かったらお付き合い下さい。。。


こちらからどうぞ♪ ↓
「私の道」♪パリでピアノ留学・出会いから得たもの
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by moncheminparis | 2007-02-15 17:59 | 自己紹介
2007年 02月 14日
ラ・メゾン・デュ・ショコラでヴァレンタイン
はい、今日はヴァレンタインですね。
タイトルもこうリッチで正統派な感じ♪
今日はバレンタインだから~La Maison du Chocolat のチョコをプレゼントっ、みたいな。




昨日、行った事は行ったんです。
そして、買いましたよ、ちゃんとこういうの↓
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わぉ♪
ヴァレンタインムードだわ。




ちなみに。
フランスのヴァレンタインと日本のものはちょっと違います。
日本は女の子が好きな人にチョコをプレゼントする日。
あ~私も2月14日と言えばドキドキしてた頃があったっけ…(遠い目)

フランスはちょっと違う、というかまずイベント色が薄い。
あれ?今日だったっけ?みたいなフランス人、多し(笑)
そして少しは意識するもうちょっとましなフランス人(笑)は
好きな人に好きなものをプレゼントしたりします。
男女関係なし。贈りたい人に贈る。プレゼントはなんでもいいんですよ。

そう言えばニコラと初めて迎えたヴァレンタインは
まだあの頃付き合い始めて数日、とかだったかな?(記憶があいまい)
でも真っ赤なバラの花を一輪、そ~っとくれました。
その気持ちがとても嬉しかった記憶があります(ちょっとのろけ)
そのかわり去年は…なにしたっけ??忘れちゃった!
レストランに行ったじゃん!と昨日言われたけど、忘れてる私。。。

というわけで、私たちはどっちかって言うとニコラの方がヴァレンタイン意識が強く
私はあんまり…イベントとして決められるのが好きじゃない。



で、さっきの立派なチョコに話を戻すと。
実はあれは日本へのお土産用。
メゾン・デュ・ショコラは日本でも有名ですよね~。
だから店内もちょっと日本の観光客を意識して?ヴァレンタインムードになってました。

そんな店内の雰囲気に私も影響され、
せっかくこのタイミングでこのお店にいるんだし~と思って買ったのがこれ↓

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板チョコか~!みたいな(笑)
つくづく私って色気がないわ。


でもね、老舗ラ・メゾン・デュ・ショコラの板チョコだもん。
実は私、ここのチョコ食べるの初めてなのでちょっと楽しみ。

ニコラの帰りを待って、今夜仲良く食べてみる事にします。
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by moncheminparis | 2007-02-14 10:09 | 食べもの miam-miam...
2007年 02月 11日
感動レバノン料理 <Kanoon>
昨日、友人のコンサートの帰りに偶然見つけたレバノン料理レストラン。

素晴しい!の一言に尽きます。
久々に興奮しました。

本当の偶然で入ったのでカメラを持ってなくて、写真がないのが残念。

ニコラと2人で注文したものはMézzés 2 personnes という前菜の盛り合わせ(2人で30ユーロ)
冷たい前菜、暖かい前菜、小さなお皿に盛られてそれぞれ順番に出てきます。

以下、出てきた順に紹介。



レバノン料理と言えば定番の「ヒヨコ豆のペースト」&「なすのペースト」
ヒヨコ豆の方は、ゴマのクリームとほどよく混ざり、繊細なめらか。
なすのペーストの方は、グリルした香ばしい香りのするペーストの上に
フルーティーな香りのオリーブオイルがかけてあって、そのハーモニーが素晴しい。
味覚だけでなく嗅覚も一緒に美味しさが広がる、そんな感じ。
このなすのペーストは私のいちおし。
この時すでに、このオリーブオイルの選び方は只者じゃないなってピンと来てました。


これらのペーストをレバノンのパン(インドのナンをもっと薄くしたようなもの)にのせながらいただきつつ…



「タブレ」
パセリとトマトと砕いた麦をレモンベースの超スッキリドレッシングで和えたサラダ。
これは素材がものすごく新鮮。このレベルのタブレはなかなか食べられません。
食べるとパセリとレモンの効果で口がさっぱり。
ビタミンA がどれだけ豊富なんだろうっていう料理。



「ほうれん草のファルシ」&「牛ひき肉と松の実のファルシ」
具材をパンのような生地で包んで揚げてあるもの。
私はほうれん草の方、ニコラは牛ひき肉の方を気に入っていました。
中身はどちらも香草の香りが豊かで、でも繊細。
そして揚げ油の質がいいのがすぐわかる。揚げ物独特の重さがないのです。



「ファラフェル」
ヒヨコ豆のペーストの揚げ団子にゴマドレッシングのかかっているサラダが添えてあるもの。
これをパリの3区あたりでサンドウィッチで食べるのがもともとダイスキな私。
熱々のカリカリでほくほく。ダイスキだからもう文句なし(笑)。
しかもサラダのゴマドレが…あ~私ってばゴマ好きだからこれまたやられた~という味。



「鳥の手羽先のグリル、レモン風味」
手羽先をマリネしたあとグリルしたもの。
お肉がジューシーでふんわりやわらか。マリネ液の調合が香り豊かで絶妙。
リッチな味だけどサッパリっていう私のすごく好きなタイプの味付け。

以上。。。



実は食べている間にあまりにも全ての料理が美味しいので
お店のパトロン(まだ若干22歳、若い!気取らない感じがすごくいい)にその感動を伝えているうちにすっかり仲良しになり
デザートをサービスでご馳走になってしまいました!
またそのデザートが…もうやめてっ!てくらい(笑)。。。
ブリックの皮(春巻きの皮のようなもの)で数層に香ばしいナッツのペーストを包んで揚げたものに、
花の香りが豊か~なハチミツをふんだんにかけてあるもの。
サクサク香ばしい食感がハチミツのとろみと絡んで、どうしようなく、美味しい。
3つもサービスしてくれたのを全てペロリと平らげてしまいました…。

私がこのレストランで感動したのは
全ての料理に誠実さが伝わってくるからなのです。
食材を厳選し、丁寧に仕込みをし、調理そしてサービスする。
他のテーブルからも絶賛の言葉が聞こえてきました。

そして先ほどのお店の若い主人の感じがいい!
実はお店を見つけたとき、コンサート後だったのですでに夜11時を回ろうかという時間だったのですが
嫌な顔ひとつせずに、どうぞってすぐに席に案内してくれました。

まだ開店してから6ヶ月しか経っていない新しいお店。
今度は誰と一緒に行こうかな…。



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< Kanoon >

46 rue Falguiere 75015 Paris
tel:01.43.35.17.12
site:www.kanoon.fr

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by moncheminparis | 2007-02-11 14:35 | 食べもの miam-miam...
2007年 02月 09日
アラブ菓子
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今日はお昼に友達2人を我が家に招待しました。
久々に会ったのでおしゃべりも弾み、そしてもちろん食欲も…。

私はグリーンタイカレーを作り
友達はデザートに La bague de Kenza のアラブ菓子を持ってきてくれました♪



どれも個性的な形のお菓子たち
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ハチミツ(ふんわりと花の香りがします)が沢山使ってあってどれもすごくあま~いのが特徴。
今回持ってきてくれたのは、中身にナッツ類のペーストがぎっしり詰まっているタイプ。
形もそれぞれで、可愛い~~。

甘いミントティーと共にいただきました!

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< La Bague de Kenza >

 106 rue Saint Maur 75011 Paris

 173 rue du faubourg Saint-Antoine, 75011 Paris

など、パリ市内・近郊に数店舗あり

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by moncheminparis | 2007-02-09 23:55 | 食べもの miam-miam...
2007年 02月 07日
ありがたや
昨日の夜はピアニストの友達とパリ20区 Belleville へ中華を食べに行きました。

ウマかった~そして安かった~~!
前菜2品、メイン2品、ジャスミンティー、デザート、これらを分け分けしながら食べて
どれも本当に美味しくてボリュームもあって、大満足。



焼き肉まん。
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焼いてあってその後蒸してある肉まん。
中身の豚ひき肉はみそ味ベース。
結構しっかりめの味付け&他にも複雑なダシ系のが味が沢山感じられました。

口に入れた瞬間、友達と目が合いました。
同時に「お~いし~~ぃ \(◎o◎)/!」



ジャスミンティーで口の中をスッキリさせつつ次なる前菜へ。


ギョウザ。
中から肉汁がジュワワ。にらがたっぷり入ってヘルシー。
皮はぷりぷりで大きさは小ぶり。一皿に12個も盛ってありました。
味付けが最高、塩気は軽めでお肉の旨みがぎっしり。

ウマい。。。。


焼きブタ入りチャーハン。
細かく刻まれている焼き豚さんのお味…涙。うますぎる。コクが。。。
そしてチャーハンの3分の1は野菜なのではというヘルシーさ。
細かく刻んだシャキシャキの野菜、がタップリ。もちろんお米はパラリンコ。
これまた塩味は薄めでダシで味付けてる、そんな感じ。

う、う、ウマい。。。。。。


かにと豆腐の卵とじスープ。
かにのやさしいダシとふんわり豆腐&かき卵がもう…。
ちょうどよくとろみもついて、少しショウガも効いてて。
体がどんどん温まる。
ここのお豆腐はBelleville界隈で一番美味しいお豆腐やさんのものですって。

ウマいよ~~ぉ。。。。



デザートは、黒ごまペースト入りのお餅。上にはきな粉がかかってます。
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美味しさ&懐かしさというか…ふるさとの味~という感じ。
あったかくてふわふわで、中身の黒ゴマペーストは文句なし。
実はかなりお腹がいっぱいだった私たちはデザート取るまいか迷ったのだけど
取って正解、だって全然重たくない、やさしいお餅だったから。



食べてて嬉しかったのは、ここの料理がみんな野菜がたっぷりで家庭的だったこと。
ど~んと美味しいもの作ってやるからいっぱい食べてきな!
そんな家庭的な小さな小さなレストランでした。

パリでこうして、中華を食べられる事に感謝。
やはり、アジアの味は食べてて落ち着く、ストンっと素直に体に入る。
他にもたくさん美味しそうなメニューがあったから、また行かなくては!

美味しいお料理ありがとう。ありがたや、ありがたや。。。



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温州正宗點心« WEN ZHOU »

木曜定休

24 rue de Belleville 75020
メトロ:Belleville

とても小さなレストラン。食堂、のような雰囲気です。

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by moncheminparis | 2007-02-07 10:42 | 食べもの miam-miam...
2007年 02月 06日
いいもの
職業柄、手のケアには気をつけています。
ケアというか、心がけている事って意味に近いかな。

まず、何はともあれ。
① ケガをしない

これはどのピアニストに聞いてもまずこう答えるんじゃないかな。
と、言っても日常的にどうしても切り傷とか、あっ火傷!という事故は起きてしまいますが。
とにかく、弾けなくなるようなケガは避ける生活を心がける。
骨折、腱鞘炎、これらは致命的ですから、怖いです。

②爪をこまめに短く切る

ハイ。わたくしどもは爪のお洒落は出来ません。
長い爪は弾く時に鍵盤に引っかかり、爪が裂けたりするので危険です。
弾く時にカチカチ鳴って耳障り、というのもあります。

③手荒れに注意

特に指先、ささくれやひび割れは弾く時に痛くて泣きます。
冬、乾燥しやすい季節は要注意。しもやけになりやすい人は大変です。
私は外出する時は防寒のためだけでなく、乾燥のためにも必ず手袋を着用します。
そして、荒れやすいものは触らないように気をつけます。
食器洗いの洗剤は、なるべく手に優しいものを選ぶとか。

私はそんなに乾燥肌ではないので普段は少しのケアで大丈夫なんですが
それでもやはり、荒れるときは荒れる。
こっちは水が硬質なので、肌の表面に石灰分が残るっていうのもあるかもしれない。
お抱えのメイドさんとかいればいいですけど
やはり家の中のことはしないといけない。
お掃除用洗剤とか、とても刺激が強くて使った直後すぐに手がしわしわになります。
ゴム手袋して、という手もありますが
私はそのゴム手袋自体に手荒れしてしまうこともあって。


そんな時の素晴しいお助けマンを最近見つけました。

それは、これ。とても気に入っています。
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手前に見えるハンドクリーム。
La Roche-Posay 製の 「XERAND」 cream réparatrice pour les mains
というクリーム。
薬局で手に入ります。薬剤師に相談して勧められたのが、これでした。
荒れた皮膚をすばやく修復(réparatrice)してくれる効果があります。
お掃除後など、どんどん水分が皮膚の表面から出て行く、
そんな時これをピッと塗ると、まるで皮膚の表面に膜が張ったようになります。
でも、べたつかない。
表面に出来た薄い幕のお陰で逃げる水分をストップし内側からまたしっとり感が蘇ってくる、
そんな使用感なので、クリームを塗ったすぐ後でもピアノを弾く事ができるのが嬉しい。
鍵盤がべたつく事がないので。


ほんと助かる。
これは今後私の職業道具になりそう♪
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by moncheminparis | 2007-02-06 12:31 | 日々のこと… d'habitude
2007年 02月 05日
ハイドシェックマスタークラス 「フォーレのノクターン」
土曜日に引き続きとても良い天気だった昨日、日曜日。

パリ10区、L'Arcipel にてハイドシェックのマスタークラスが行われました。
テーマは「フォーレのノクターン」
フォーレは全部で13曲のノクターンを作曲していますが
昨日はそのうち、7番から13番までのマスタークラスでした。
 (マスタークラスとは→こちら参照)

レッスンへの参加者は4名。
私も参加し、11番を演奏しました。

ハイドシェックのフォーレはとても品格があって深い。
フォーレの作品は後期になればなるほど、精神性の高い作品が多く
深い読譜力と内面性を要求されます。
フォーレのノクターン集でディスク大賞を受賞した事もあるハイドシェック。
マスタークラスでは、彼のフォーレへの思い、作品への愛をしっかりと感じました。

私の事を個人的に知っている方もたくさんこのブログを読んで下さっているのでここに一言書きたいことがあります。

***小さなメッセージ。***
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by moncheminparis | 2007-02-05 15:30 | ハイドシェック en France
2007年 02月 03日
コンサートマナーについて & petit 節分
今日はハイドシェック夫妻の出演するコンサートがありました。
会場は、パリ5区、スコラカントルム La Schola Cantorum 内の Salle César Franck で
舞台バックにパイプオルガンがあり、それほど広くはないけれど雰囲気のある会場です。

会場はちょっと入りすぎなんじゃない、というくらいのぎゅうぎゅうの満員。
それほどの客入りを想像していなかったのか、慌てて補助席を出す始末。
開演前はそんなわけで、ちょっとバタバタしていました。

コンサートはそんな会場の進行の悪さが目立ったものの
ハイドシェックの魅力がたくさんの、バッハ作品に命を吹き込むような演奏でした。
特に良かったのは昨年日本公演でも演奏したハ短調の2台ピアノ協奏曲。
ご夫婦の息があんなにも合う事に改めて感動、というか素晴しいなと。

私の言いたい「息が合う」と言うのはテンポとかタイミングがどうの、という話ではなくて、
音色や音楽性も2人のアンサンブルが絶妙で、生き生きとしている、という意味です。

そのコツは何なのか。
終焉後の楽屋に夫妻を訪ねた時に分かった様に思いました。
ハイドシェックは「ターニャ(奥さま)の演奏、何て素敵だったんだ、彼女は本当に素晴しい」と奥さまを褒め、
ターニャさんは「あなたこそ、素晴しかったわ、私たちはいい演奏をしたわね」と褒めあう。

アーティスト同士、そしてピアニスト同士のカップルで
お互いの信念や目指す理想がぶつかり合ってときに難しい関係になる事も多い中
ハイドシェック夫妻は数々の人生のシーンを一緒に乗り越え、お互いを尊敬しあって
素晴しい夫婦関係を築いてきたのだな、と2人のやり取りを見て再認識しました。
美しい風景でした。

ところで。
話は少し変わるのですが。
コンサートで少し気になることがありました。
それは、最前列に子供を座らせるのは良い判断なのか、という事です。
両親はもしかしたら、この貴重な舞台を一番前で見せてあげたい、そう思うでしょうか。
でも、子供は普通、じっとしてられませんね。

私たち演奏家は、演奏に集中するため、日々最大の努力をします。
でも、どんなに努力しても本番で思わぬことが起きる事はほぼ毎回あります。
そんな中で多いトラブルが、1番前の席に座る方のマナー。
特に、子供は途中で飽きてしまったり、ごそごそしてしまったり。

子供に来て欲しくないのではないのです。
そのちょっとしたゴソゴソが、時に演奏家の集中を完全に壊し、大失敗に終わる事もある事を分かって欲しい。
1番前の席は演奏する時にに見えるのです。

演奏家は聴き手を、聴き手は演奏家を、お互いを思いやって一緒に舞台を作り上げる、
そんな気持ちを聴き手の方にお願いするのは演奏家のエゴでしょうか。

実は今夜もそんなアクシデントがありました。
聴いている方も、その子供の様子が気になって仕方が無い。
それでは素晴しいコンサートが台無しです。
注意を受けた子供に何の責任もない。
私は、その席に座らせた(しかも自分たちから離れた位置でした)両親に、問題があると思いました。


さて。

少々お疲れ気味で家に着いたらまだぎりぎり間に合う!何に??
節分!
はい。ニコラとプチ・節分をしましたよ、ちゃんと。
小さな鬼のお面もついている節分セットを日本より仕入れました♪
ちゃんとお豆も年の数だけ食べて…。
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by moncheminparis | 2007-02-03 23:30 | ハイドシェック en France