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2007年 06月 30日
ハイドシェック新譜&2004年「皇帝」ライブ録音
ハイドシェックツアーを挟んでだいぶ間が空いてしまいましたが、
録音紹介を再開したいと思います。

最近キングインターナショナルから復刻版が数多く出ていますが
これに関してはこちら(HMVサイトへ)をご参考下さい。
テイチクがクラシックから手を引いてしまって、
音源がお蔵入り?してしまっていたのですが
こうして復刻版で再び手に入るようになった事、ファンにとっては嬉しい限りですね♪


さて。

ハイドシェックの最新の新譜はこちら。仏INTEGRAL社からです。



♪Duo Tania & Eric HEIDSIECK : W.A. MOZART & J.S.BACH    INT 221.156
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モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
モーツァルト:2台ピアノのための協奏曲 第10番 変ホ長調 K.365
J.S.バッハ:2台ピアノのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060

ピアノ:(モーツァルト 第17番:エリック・ハイドシェック)
     (その他2曲:ターニャ&エリック・ハイドシェック)

オーケストラ:カメラータ・ジオン
指揮:田部井剛

録音年:2005年7月 ライブ録音 in 高知


2005年に「2人のハイドシェック」と題して行われたツアーのライブ録音です。
音源は高知公演のもの。
モーツァルトの17番はハイドシェックのピアノソロ、
他の2曲は奥様のターニャさんとのピアノデュオです。
指揮はハイドシェックとの名コンビでお馴染み、田部井剛さん。
(田部井さんとじゃないと、このツアーは引き受けない、と言ったとか言わないとか…)

そんなわけで?ハイドシェックが自由に、気持ち良さそ~に演奏しています。
ターニャさんとの息の合った「大人な」デュオも魅力的。
私は特に、バッハが好きです。
ぴったりと寄り添ったオケの音も上品でいいです。

でも…このCD、実はあまり音質が良くありません。
ライブだから仕方ないのかもしれませんが。
ちょっと残念です。

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ジャケットの裏表紙はこんな写真も載っています。
みんなで手を繋いで仲良し♪
なんだか楽しそうですね!
この日の高知公演は、かなり良かったみたいで。
パリに戻ってくるなり電話をくれて、高知の演奏がベストだった!
と大喜びだったのを覚えています。





次にご紹介するのはパリ郊外でのライブ録音。
同じく仏INTEGRAL社から出たもの。



♪Eric Heidsieck : BEETHOVEN   INT221.137
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ピアノコンチェルト第5番「皇帝」 op.73
ピアノソナタ第5番 op.10

ピアノ:エリック・ハイドシェック
指揮:ジャン・ジャック・ヴェルネール(Jean-Jaque WERNER)
オーケストラ:レオン・バルザン(Léon Barzin)オーケストラ

2004年2月8日ライブ録音 in フレーヌ(Fresnes)


コンチェルトもピアノソナタも第5番で揃えた、充実の録音。

コンサート当日は、何と日本から「皇帝」を聞くためにわざわざやってきた
ちょっとクレイジーな2人組と共に、リハーサルから会場で聞いていました。
指揮者のWERNERさんは、ハイドシェックとは軍隊時代からの旧友。
仲良しで息の合ったコンビ…と言いたいところですが
音作りはそう簡単でもなくて、結構あーだこーだとやり取りしていたのが面白かったです。

皇帝も良かったのですが、ピアノソナタ第5番がこれまたすごかった。
独特の緊迫感が会場全体を支配して…。迫力ありました。



なお、これら2枚のCDはHMVなどで手に入ります。
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by moncheminparis | 2007-06-30 20:28 | ハイドシェックの録音
2007年 06月 27日
ふるさとっていいなぁ
週末、母の実家、山形県米沢市に行ってきました。
私の生まれ故郷ではないのだけど、何故か「ふるさと」って感じなんだなぁ。
小さい頃から何度も訪れて、沢山可愛がってもらった思い出のおかげなのでしょう。

米沢は美味しいものが多くて…ホント、困っちゃう(笑)
食え食え文化なので、次から次に食べ物が出てくるし。
帰る頃にはいつも顔がぷっくぷくのまん丸です。

私は米沢に行くと、すぐに米沢弁になってしまう。。。

「いやぁ~~そ~でやっだがっしぃ」
(あら~そうでしたか)

「け!」
(食え!)

「ほだべか~」
(そうかしら)

「おしょうしな~」
(ありがとうございます)

「なぁ~に、めんごいこと!」
(何て可愛いんでしょう!)

「ひだりさ、むじって」
(左に曲がって)


米沢の言葉っていいですね。
の~んびりしてて。
どこか素朴で控えめ。


美味しいもの食べて、自然を満喫して…
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これはビックリ、その名も「田んぼアート」ですって!
すごく鮮やかに仕上がってて、驚きました。
私の親戚が経営する小野川温泉旅館からすぐの場所にありました。
(★ちょっと親戚自慢★→うめや旅館





米沢滞在、楽しかったです。
祖父祖母のお墓参りもしてきたし。
2人とも残念ながら早く亡くなってしまいましたが
私の心にはちゃんと、米沢が残っています。



ところで米沢には「伝国の杜」という分化施設の中に
置賜(おきたま)文化ホール」という名の立派な舞台&音楽&能楽用ホールがあります。

実は私、2年ほど前にそこでコンサートをさせて頂いたことがあります。
今回用事があって久しぶりに伝国の杜を訪れたのですが
何だか色々と思い出して、懐かしかったなぁ。。

ここ伝国の杜。
施設の周りの環境の素晴しさは特筆すべきものがあります。
エントランスは広々としていて、「上杉神社」のある美しい「松が岬公園」に隣接していて。

日本ではホールは立派でも周りの環境があんまり…という所が多いですね。
これからコンサート、と言う気持ちになるために
ホールに入る前に日常から切り離してくれる空間がある方が、私はいいと思います。
伝国の杜はそんな贅沢空間を実現した、素敵な会場。

わたしの「ふるさと」、米沢自慢しちゃいました!
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by moncheminparis | 2007-06-27 21:12 | 旅 voyage
2007年 06月 20日
News!! MOSTLY CLASSIC 8月号
本日発売のモーストリークラシック8月号(産経新聞社)に
ハイドシェックの特集記事が掲載されました。
ファンの方、必見。芸術的写真が目に飛び込んできます。
写真の置き方…って言うんでしょうか、配置も素晴しい。
ハイドシェックの歴史を感じます。


音楽写真家の木之下晃氏による
「写真家・木之下晃のマエストロ列伝」~第123回 ファインダー越しの巨匠たち エリック・ハイドシェク


雑誌を実際に見るのとはだいぶ印象が違いますが
Web上にも4枚の写真と共に掲載されていますので
是非 こちら もご覧下さい♪
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by moncheminparis | 2007-06-20 18:55 | ハイドシェック来日ツアー2007
2007年 06月 19日
思い出せないこと。
最初にお断りしますが、今日はパリの話題でも、ハイドシェックの話題でもありません。
ブログのテーマからかなり外れております(笑)

パリでの試験の事を思い出しているうちに、
あることを思い出したんです。

「思い出せないこと」を「思い出した」のです。。

へ?なんだそりゃ?





それは私がまだと~っても若かった頃。。。
大学受験のおはなし。

受験というのは、なんであんなに追い詰められるんでしょうか。
過ぎてしまえば、人生の中でもっと大変な事なんて山ほどあるのに。
その時はもう、合格する事が全て、みたいな。
当時レッスンを受けていた先生は、私に言いました。
「アナタはミスさえしなければ、受かる」と。

でも。でも。
当時の私はミスタッチの女王と言われた女(言われたかどうかはわかんないけど、自覚してた)
ミスなんて問題じゃないわ、音楽が一番大事!とエラそうな事を言ってました。

そこをぐさっと当時の先生に攻められたわけです。
毎回のレッスンで求められるのは「ミスなしで演奏すること」
ミスは、受験の大敵である。ミスは減点に直結する。
そしてこれは、残念な事に、正しい。
フィギアスケートなんかも、そうですね。
どんなに芸術的でも、ミスはミス。容赦なく減点される。だって選考会だから。

私は追い詰められました。精神的に全く余裕がなくなってしまった。
で、頭はカッカ、身体は冷え冷え、の体調不良に。
一般的に言う、自律神経失調性、という診断を受けました。
練習してても自分の音が全く聞こえてこない、集中できない。

まぁでも、この時期辛いのは私だけじゃなかったし
音楽科に在籍してたので、クラスの仲間全員がストレスと戦っていたから。
孤独感はなかったかもしれない。
で、なんとか受験当日まで頑張ったんですね。


受験は、一次、二次、最終選考、と3段階ありました。
実は私、その1次試験でこわ~~~い経験をしたのです。

一次試験プログラムは、ショパン&バッハ。音大受験の大定番と言われる組み合わせです。
先生からは、特に一次試験ではミスは許されませんよっ!と念を押されていました。
沢山準備したんだから…落ち着いて弾けば大丈夫。
そう自分にどうにか言い聞かせるのですが
順番が来るまでの心境は今思い出しても冷や汗をリアルにかく位、緊張状態でした。

そして、順番が来て…1次試験が終わりました。


あぁ。。終わった。。
そうだ、母にすぐ電話しなくちゃ。


当時、まだ携帯は普及していなかったので大学の公衆電話で母に電話。
そこで…私は恐ろしい事に気がついたのです。

母:「どうだったの?上手く行ったの?」
私:「いや…それが…」
母:「なに?なにかやらかしたの?」
私:「実はさ…バッハを弾いたかどうか…覚えてない…


なぬ~~~~~~~~~!




電話をして母の声を聞いたとたんに、バッハを弾いたかどうか覚えていない自分に気がつきました。
そりゃあもう、ぶったまげましたよ。
弾いたような気はするんだけど、どうも良く覚えてない…なんて。
電話の直前に演奏し終わったばかりなんですよ。


これにはもう、母もビックリ、私はビックリ通り越して放心状態。
一生懸命思い出そうとするんだけど、ぽっかり穴が開いたように思い出せない。
「やばい」と思いました。
上手く弾けませんでした、で落っこちるのはまだいい。
曲を弾いてくるのを忘れました、なんて。



家に帰ると言葉のない、母。
そりゃ~そうですよ。
わが娘、ついにプッツンきたかしら、と。
もともと出来が良くなかったけどついに病気かって思ったでしょうね。


怖いけど、確かめるしかない。
夜になって私は勇気を振り絞って、先生に電話しました。
先生は試験官として会場で私の演奏を聞いていたので。

あぁキンチョーの一瞬。
取り返しのつかない事をしてしまった、という自責の念。




…先生の一言は思いがけない言葉でした。

「バッハは完璧だったけどショパンはちょっとねぇ、危なかったわね」



ん?バッハは完璧?
私、バッハ弾いたんですか?


とバカな質問はさすがに、しませんでした。
平静を装い、ご意見ありがとうございました、結果を待ちます、と丁重に電話を切りました(笑)


わ~~い!
ワタシ、バッハ弾いてたよ~~!
大喜び(笑)


結局。
ワタシは受験に合格しました。
記憶喪失の一次試験、なんと通過したんですね~。


この経験。私は未だによくわからないんです。
というのは、今になっても私は一体その日バッハの何を弾いたのか、覚えていない。。。
受験で演奏したかという記憶もないし、
課題曲がどの曲だったのか、という事も覚えていないのです!

そんな事あるかい!コイツ話作ってる!と思われるみなさま。
でもね、本当なの…楽譜を見直しましたよ、さすがに私も自分で自分が信じられなかった。
でも、思い出せない。何ヶ月も受験に向けて毎日練習した曲を思い出せない。。
沢山先生の注意書きが書き込んであるのに。

後で、同じ大学を受験した友達にこの話を打ち明けました。
そりゃあもう、ビックリしてました。
「ほら、この曲だったでしょ」って教えてもらって。
でも…ぜ~~んぜん!覚えていない。
弾いてみても、これまた初めて楽譜を見る感覚なので全く弾けませんでした。


ミステリー…。
これは今まで生きてきて、人生の中で一番のミステリーです。
やっぱり私、当時ビョーキだったんでしょうか。。。


ちなみに。
私は今まで舞台で演奏してきた曲は全部、覚えています。
すぐに思いだせなくても、忘れてる事はない。
小学校の頃から、思い出せます。
これって、医学的にとっても興味深い話じゃないでしょうか。

私の事、「結構オトコっぽいですよね」と断言したアナタとか
オトコっぽいって言われたの~と泣きついたら「うん、そうだね」と言ったそこのアナタとか
「あんたって人見知りしないっていうか図々しいよね」とか言うアナタとか。

私だって繊細な一面があるんです!

思い出したらまた怖くなってきた~(>_<)


おしまい。
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by moncheminparis | 2007-06-19 10:52 | 日々のこと… d'habitude
2007年 06月 15日
6月…思い出すこと。
6月になって、中旬を過ぎるといつも思い出すのは
「あ~この頃、試験大変だったな」という事。

ヨーロッパの学校は9月から新学期で年度末は6月。
この時期、学生たちは進級試験もしくは卒業試験。

そして音楽学生たちは、実技試験です。
こわ~い&えら~い試験官たちの前で一発勝負!
ここに向けて、かなり集中して練習していくのですが
何せこの世界は本番の出来しか評価してもらえない。
寿命が縮みます(笑)

私はいくつかの音楽学校に在籍していましたが
特に印象に残るのは、エコール・ノルマル音楽院スコラ・カントルム音楽院での試験。


エコール・ノルマルにはいくつものレベルが存在していて
レベルごとに試験の方法やプログラム内容が違うのですが
私が一番嫌だったのは、演奏家資格(一般に第6過程と呼ばれています)試験。

何が一番嫌かって、当日舞台に上がるまで何を弾かされるのかわからないところ。
準備する曲目はかなり多く、当然練習時間も相当。
1日中ピアノ漬け…みたいな、はたから見たらかなり異常な事態になります(笑)
で、追い詰められて用意するのですが、当日は全曲弾かせてもらえないのです!

前の人の演奏が終わってしばらくすると…
チリリ~ン♪
と鐘がなっていよいよ出番。
心臓がドキドキしてるのは感じないフリ(笑)
おじぎをして、ピアノの前に座ります。

そこから…審査員のごにょごにょ、ヒソヒソ相談する声が聞こえてきて…。
その待ち時間の空気、会場内の雰囲気、微妙~~~!
そして私は、どうにでもしてくれ~っとまさに、まな板の上の鯉、状態です。

会場内、シ~ン…

まだ、シ~~~~ン…

まだまだ、シ~~~~~~~~~~~~~~~ン…


これが、嫌!
何を弾かされてもOK、を目指して練習はしますが
やっぱり、この曲だったらいいな、とか多分これは弾かされるだろうな、とか
余計な邪念がどうしても、出てきてしまう。
ダメダメ、何も考えない。何が来ても動揺しない…と念仏を唱えてひたすら待つ。

試験よりも、この待ち時間が嫌。
弾き始めてしまえばあとは進んでしまうし。
な~んて。あんまりエラそうなこと言えないな。
緊張しまくって試験後泣きべそかいた事のある私。若かったなぁ。


スコラ・カントルムの試験はこれまた印象的。
これはかなり大事な試験だったので気合も違いましたし、
当時同音楽院でハイドシェッククラスに在籍していた私は、
課題のコンチェルトの伴奏をハイドシェックにしてもらったという
ひじょ~~にスリリングな展開だったので、思い出深いです。

そのコンチェルトは因縁の、ベートーヴェン2番。
それまでに、すでに何度も共演してましたが…

ハイドシェックに伴奏してもらえて、幸せ!
なんてシンプルな世界じゃないです。
だって、おじさんったら、超~~ナーバスなんですもん(笑)

なんで?なんでアナタがナーバスになるの???
今日は私が主役でしょ!!

大体ですね。
試験だと言うのに、ハイドシェックファンが聴きに来てるって…。


本番前、集中したい私と、落ち着きのないハイドシェック。
まるでマンガ!
私、コンチェルトだけじゃなくて他の曲も弾くんだから、静かにしててよ!みたいな…(笑)
落ち着きたいのに、全然私のペースにならない。
もう最後には、側を離れました、はい。

多分、おじさん的には、試験もコンサートも関係ないのでしょうね。
常にベストを目指す、たとえそれが伴奏であっても…
ハイドシェックらしいですが…余裕のない時にはあんまり笑えないエピソードです。

で、結果ですか??

はい。
これが証拠写真。
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受賞式です。
ちゃんとめでたく合格しました。
ソロもコンチェルトも、大変にスリリングな演奏が良かったのか?
審査員一致の1位、という非常に嬉しい成績でめでたし、めでたし。



おじさんのお陰ですね!
バタバタしたけど、今ではいい思い出♪
そうそう。
この授賞式の頃、ハイドシェックはトッパンホール公演で日本に行ってました。
最近CDになった、演奏会。2005年6月、でしたね!
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by moncheminparis | 2007-06-15 12:33 | 日々のこと… d'habitude
2007年 06月 13日
ヴァンドーム広場 Place Vendôme と ショパン
昨日テレビを見ていたら
これからは純フランス製ジュエリーには「フランス製」の刻印を入れる、
そんなニュースが流れていました。
しかし肝心の有名ブランドたちはこの試みに参加しないとか。
足並みが全く揃わないところが、いかにもフランスらしいなと思って笑ってしまいました。

パリで屈指の高級ジュエリー店が並ぶ場所。
それはパリ9区、ヴァンドーム広場 Place Vendôme です。

見るだけならタダだもん!とこの辺りを歩く時は時々ウィンドーショッピングをして
将来、来るべき時のために備えています(?)
いつかきっと…。。。

でも私は、そんな高級宝石店よりもまず
ヴァンドーム広場、と聞くと真っ先に想うのは、ショパン。

広場の一角、現在は宝石店「ショーメ Chaumet」が店を構えている場所。
その裏庭側に、ショパンが息を引き取ったアパートが今も残っています。
20歳の時、初めてパリを訪れた時、この場所を確かめたくてやってきた事を思い出します。

ウワサによると、
Chaumetに事前にアポイントを取ればこの部屋を今でも見られるらしいのですが
いかんせん、敷居が高すぎる…
何せナポレオンはじめ各国の王侯貴族が顧客リストに入っていた高級宝石店。
ちょっと私には勇気がありません。
ここでショパンが亡くなったと書かれた小さなプレートを見るのみ。
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小さすぎて見えませんが…
ここだったんだ…と心がぎゅ~っとなった事を覚えています。



ヴァンドーム広場は夜ライトアップされてとても素敵です。
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夜のお散歩に…オススメ♪
パリってキレイですね。
住み慣れていても、思わずため息…。素晴しい!
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by moncheminparis | 2007-06-13 11:52 | パリ風景 Paris
2007年 06月 10日
通訳をする、という事。
おかげさまで(?)パリ生活も長くなり、
最初はチンプンカンプンだったフランス語も、それなりになったと思います。
実はほぼ、独学なんですけどね。
もともと、聞き取りが結構得意だったので、ほとんど耳学、でした。

ハイドシェックの日本滞在中、様々なシーンで通訳をする機会がありました。
レッスンや取材などから、子供との交流もありました。
あ、温泉内での通訳はさすがにお手伝いできません。
これは男性陣にやってもらわないとね。

私は、「通訳」という作業が結構好きみたいで。
そのままでは通じ合えない2つの国の言葉の架け橋してるなぁって実感が好き。
通訳してて、なるほど~と反応があると、良かったなぁって思う。
話が通じて、一緒に笑ったりする瞬間も好き。
コミュニケーションが取れると、お互い距離感が縮まりますもんね。
あぁ、フランス語出来てよかったなぁ、なんて思う。

私が思うに、
フランス語がわかる事と、フランス語を通訳する事は
脳みその使い方が全く違う。

私は通訳のプロではないので、あまり偉そうな事は言えないんですが。
私なりに、気をつけていることがいくつかあります。

通訳する時は、的確かつ分かりやすく、がポイント。
頭をなるべく柔らか~くして、機転を利かせる。頭の中に引き出しを沢山、作っておく。
直訳しても、日本語の文章にならない事が多いのです。
そして、話の内容で大事なポイントは絶対に落とさない。

東京のマスタークラスでの通訳は、ある意味やりやすかったです。
何と言ってもレッスン内容は私の専門分野だし、
ピアノという楽器があるから、言葉を越えてレッスンが進むような事もあるし。
ハイドシェックのレッスンを何度も受けてきた経験も生きているかな。
聞きなれたフランス語…とでも言いましょうか。
レッスンの流れとか、リズム感を分かっているので、通訳を挟むタイミングも分かりやすい。
(ハイドシェックは超~おしゃべりで説明もめいっぱい、いい意味で惜しみなく教えるので、
通訳し終わる前に次々とかぶってくる傾向があります←ちょっと困る)

富山の小学校での通訳は…子供が相手なだけに、結構気を使いました。
ちゃんと正しい日本語じゃないと、子供って理解してくれないでしょう。
丁寧に、子供の分かりやすい言葉を選んで、文章をなるべくコンパクトに。
でも、大事なポイントはやっぱり、絶対に落とさない!

新聞やテレビの取材は…深い内容の質問が多いので
ハイドシェックの答えが長く、詳しくなる傾向が。
頭の中が同時通訳状態になります…。
大事な言葉が次から次へ出てきて、あれもこれも伝えなくては、と焦ります(笑)
私というフィルターを通して、メディアにハイドシェックの言葉が載るんですから…
責任重大。いい加減な事出来ません。

親しい仲間との時間で通訳をする時は、楽しいばっかり。
そんな変な話、通訳させないでよぉ~という場面も多々あり。
ハイドシェックって、面白い話をする前にすでに自分が耐え切れなくなって
なに言ってるかわかんない時があったり。オチの前に自爆してしまうタイプですな。
そうなっちゃうと、そのハイドシェックの様子が面白すぎて
話の内容なんかどうでも良くなっちゃう(笑)

通訳をするという事は、
私もそのコミュニケーションの中に入って
一緒に楽しむ、そんな素敵な時間なのです。
ただ訳して、言葉を正確に伝えるだけじゃなく、心を伝えるというか。
きっと、演奏する時の気持ちと、どこかで共通するのだと思います。
これからも機会があればどんどん経験を積んでいきたいなぁ…
と思う、今日この頃です。
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by moncheminparis | 2007-06-10 00:17 | フランス語 français
2007年 06月 06日
たくさんの、ブラヴォー♪
昨日のNHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」。
お聴きになられた方も多いと思います。


臨場感ある録音だと思いました。
当日の会場の熱気を再び思い出して、1人熱くなってました(笑)
録音ですから演奏の全てを再現したとは思わなかったのですが。
(特に音色についてはもっとピン!と緊張感があったし多彩でした。ペダリングなども会場で聞いたものとは少々印象が違いました。)

前半の少し固めな入りから、後半に向けて尻上がりに乗って行く、
聞き終わればそこには「感動」が心に残る、説得力のある演奏会だったなあと
再び思い出しては胸が一杯になっています。
私があの日好きだったのは、
モーツァルトのロンド、
ベートーヴェン:テンペストの2楽章、
ショパンの舟歌、
ドビュッシーの「ヴィーノの門」
(アナウンサーが思いっきりVじゃなくてBの発音で「ビーノの門」って言ってたのが気に入らなかった…(笑))
そして、アンコールのバッハ。


きっと全国で多くのファンの方が聴いているんだろうなぁ…
この放送で今多くの気持ちが繋がっているんだなぁ…なんて思って聴いてました。



☆ええと、ここでちょっと提案なのですが…。☆
このように電波にのってハイドシェックの演奏が流れた機会に
もしも宜しければ、
ハイドシェックへの感想やメッセージなと気軽にコメント欄に書き込んで頂けたら…と思っているのです。
今までコメントをちょっと躊躇していた方も、是非。
本当は伝えたいのに言葉がちょっと…という方も、是非。
私の「なんちゃってフランス語」でなるべく忠実にハイドシェックに伝えようと思います。
きっと、みなさんの声がハイドシェックの大きな喜びになると思うので。
もしも、他の方に読まれたくない…という方は
コメント送信の際に「非公開コメント」の所にチェックを入れると
私にだけ、読めるようになります。


会場からのたくさんのブラヴォーがとても印象的でした。
あの日の会場には、なんだか独特な連帯感みたいなものがあったように思います。
8年ぶりの、ソロリサイタルでしたもんね!
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by moncheminparis | 2007-06-06 10:01 | ハイドシェック来日ツアー2007