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2007年 07月 31日
ロウソクの灯
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私のピアノの上の小さなスペース。
大切にしているショパンの手形の石膏などなど。


夏だと言うのにパリは毎日なんだか涼しい毎日。
今日はお天気は良かったのですが、日が落ちた後は寒くって。
何となく暖まりたくなって、こんな風にロウソクを灯してみました。
時々焚く、アロマオイルと共に…。
私のお気に入りの香りは「Thé Noir」(英語だとブラックティー、かな?)
優しく、ちょっと甘い香り。癒し系の香りで落ち着きます。


今日は午後ピアニストの友人がリハーサルをしにやって来ました。
彼女はフランスで結婚して、キャリアを積み始めている頑張り屋さん。
演奏を聴いて、私も頑張ろうって思いました。
こうして、時々お互いに刺激を受け合う仲間がいるのは、幸せなことです。

リハーサル後はティータイム。
気楽なおしゃべりに花が咲いて。
日本語で、言葉に不自由なく話せるって幸せ。
私も彼女も、フランス語は不自由なく話せるのですが
それでも、日本人同士のこの気楽さ…やはり母国語は違います。
2人とも時々、ヘンテコな日本語になっちゃうけど(笑)
正しい日本語、忘れないようにしないとね!

今日はちょっと脱力系の、ブログでした♪
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by moncheminparis | 2007-07-31 22:27 | 日々のこと… d'habitude
2007年 07月 29日
風土の違いに思うこと。
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私の好きな風景の一つ。
刈り終えた麦を丸く巻いたものがコロコロ♪
何故かわからないけど、この風景がすごく好き。
畑の線状の模様と麦のコロコロが
なんだか楽譜みたいだな…と思ってしまうのです。



先週のように車で小旅行をすると
毎回つくづく思うのですが、
フランスという国は、豊かな農業国なのだなぁ…という事。

パリから車で30分ほど離れると
そこはもう、畑、そして馬や牛など、牧場もちらほら。
パリの賑やかさがまるでウソのようです。

あるのはひたすら、広大な畑、そして森。
森と森の間には小さな街が点在していて、
ここからが街、ここからが森、とはっきり分かれている。
だらだら~~と家がずっと続く事がないんですね。
街を出ると、そこはいきなり、北海道かと思うような広くて長い一本道。
夜なんて、街路灯もなくてまっくらです。怖いくらい。
車も人もだ~れもいなくて、道に迷ったらひたすら迷う(笑)
案内板はしっかり見張っておかないと、何度も出てこないし。

とにかく、フランスという国は、不便。
この不便さに毎日ブゥブゥ言いながら暮らしているわけなのですが、
旅をすると、ちょっとだけフランスの国民性が見えるような気がするのです。

特に、石造りの古い建造物を見ると、感じる事は多いです。
12世紀や13世紀の建物を見せられると
「う~ん…やはり石で出来た建物は長持ちするなぁ」と実感。
パリでもそうですが、外側の箱はものすごく古いアパートを
何度も内装を直して使っていく。
石の建物は耐久性があり、何百年も風や雨にさらされても大丈夫。
気候の違いもあります。ヨーロッパは湿気が少ない。



保存の状態はプロヴァンと比べ物にならないけど
宿泊先の近くにもこんな古い教会が残っていました。
(ちゃんとミサも行われています)
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Pampillon という小さな街。
13世紀のものだそうです。



Montereau というナポレオン縁の街にも古い教会があって
そこの床石は、長い年月の間人の行き来があった証拠に大変痛んでいました。
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でも、その痛みがかえって美しいと思うのは私だけでしょうか。
歴史の重みを感じました。
石がこんなに痛むほどの年月。
人間の歴史と交差して、何とも言えない気持ちになります。


Chateau Landon にて。
同じ名前のメトロの駅がパリにもあります。
ここの風景もまた素晴しかったな。
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教会と街並みと小川。
ただそれだけが、ひっそりと。
ここの小川の散歩道は気持ちよかったです。



フランスは変わらない、というより変われないのかな、と思うのです。
どんなにテクノロジーが進化しても
この素晴しい歴史には太刀打ちできない。
素晴しい施設の整ったホテルもいいけど、
豊かな自然の中での素朴な民宿もいい。

太古の昔から、何も変わらない風景。
それは、パリも同じ。
クラシック音楽を演奏する上でも、歴史と隣り合わせだと実感することが
とても大事です。
特に、教会に行くと…説明は必要ありません。
音楽と神はとても近い存在なのだと、特に信仰する気持ちもないのに実感します。

日本の木や紙で作った建物は独特の気候と共に傷みが早いですね。
戦争もあった。大都市の空襲で日本家屋はみんな燃えてしまった。
そしてどんどん新しくしていく。
便利さを追求していくのは、自然な流れだと思います。
それが国民性にも繋がっていく。

フランスは…。
どんなに最新式を導入しても、この石造りの建物たちのように
人間も、頑固です。
周りがどう思うかより、自分がどう思うか。
そして、物を大事に長く使う傾向が多いような気がします。
故障しても、簡単にあきらめない、というか。

だから、なかなか便利にならない(笑)
なんとか工夫して、なんちゃって修理で使い続けるシーンの多い事。

フランス人ってなんでこんなに日本人と違うの?
と思うこと、本当に多いのですが
石の建物からちょっと考えたりした、そんな旅行でもありました。

風土の違いって大きいですよね。



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by moncheminparis | 2007-07-29 12:14 | 旅 voyage
2007年 07月 27日
なごむ動物たち
風邪をひきました…(>_<)
なので、旅行記を「旅先で出会った動物編」に急遽変更します(笑)
自分が癒されたいだけなんですが。。。

私のハンドルネーム chachat は、
フランス語のネコという単語「chat」が由来です。
シャ、と発音します。
英語だと cat キャット ですから、ちょっと似ていますね。

ネコ好きの私はネコを見かけると、とにかく接近を試みる。
今回の旅でも、ネコを数匹見かけました♪


プロヴァンに到着したとたんにお出迎えしてくれたハンサム君。
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手足が長くって、顔もしゅっとしてて。
スマートでどこかの大型ネコとは大違い… 
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                          ↑どこかの大型ネコ。緊張感ゼロ。
エキゾチックな顔立ちですね。
日本の猫ってもっと顔が丸い。


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この子はこんなにハンサムなのに?気さくな性格らしく
すりすりして寄ってきました。
しっぽがくるりんってなって、可愛い。
彼は、散策中何度も見かけましたが、いつも接客で忙しそうでした♪



このハンサム君には彼女がいて、イケてるバイクの横でうたたね中。
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ビロードのような毛並みのグレーのシックなネコちゃんでした。
優雅…。のんびり…。街並みに良く似合いますニャ。



お次はフクロウ。
プロヴァンで猛禽類を使った見事なショーを見てきたのですが、
その時活躍していたキレイな白いフクロウ。
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太陽の光がまぶしくて目を閉じているだけだと思うのですが
その表情があまりにも可笑しくって…
笑ってるみたいですね。



これは宿泊先で見かけました。
森の中の小さな民宿ってな雰囲気で
朝起きて森を散歩中に発見。
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もぐらのトンネル…。
このトンネル、製作中だったらしく時々ゴソゴソっと土の下で動いていました。
あっちにもこっちにもたくさん、土がこうして山盛りになってました。



白鳥の子供たちと遭遇。
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Chateau Landon というやはり古い中世の街に、
小さな小川の流れる散歩道があって、そこで白鳥の親子に出会いました。
ふわっとしたグレーっぽいのが、子供。
右端にいるのがおそらくお父さん。
ここには映っていないのですがちゃんとお母さん白鳥も一緒にいました。
大きさこそ親とそんなに変わらないけれど、まだまだ幼くて親に沢山甘えてました。



その小川のほとりでお昼を食べていたら、
ひょこっと細い路地から現れたワイルドな毛並みの小さなネコ。
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何か食べたいのかな?と思ってハムの切れ端をあげたんだけど
見向きもせずに、ただ黙ってじっと座ってました。
白い靴下履いてるみたい…♪
こんな風に近くに寄ってくるネコもめずらしいなぁ。
私たちはお昼をムシャムシャ、ネコちゃんはひたすら小川を見つめていました。
私たちが食べ終わったら、静かに去っていきました…。



旅の終わりに出会ったネコ。
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それ以上近づいたら逃げるぞ、オーラ全開(笑)
明るい赤茶のトラネコ。
口元がむにゅっと丸くて、怖い顔しても迫力がありません。
お休み中ご迷惑にならないように、遠くからズームでパチリ♪
可愛い…のか可愛くない…のか。
いかにも、ネコ!



ネコで始まりネコで終わった、そんな旅でもありました。
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by moncheminparis | 2007-07-27 12:12 | ネコ日記 chat
2007年 07月 24日
素晴しい中世の街並み プロヴァン Provins
週末を利用して、小旅行してきました。

パリから車で約1時間、プロヴァン Provins という街と、その周辺を回る旅。
たった1時間離れただけで、全く別の時代にタイムスリップしたような…。
ここプロヴァンは、中世の街並みが非常に良い状態で残っている貴重な場所。
街全体がUNESCO世界遺産に指定され、保存されています。

渋滞を避けるため、パリを朝早く出たおかげで
プロヴァンには朝9時前に到着。

観光客もまだ到着せず、人影のない静かな街並みと朝の新鮮な空気。
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まずは朝のカフェを一杯。
ここは広場に面したクレープ屋さんでした。朝はカフェだけもOK。


広場では(シャテル広場 Place du Chatel)陶器のマルシェが。
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焼き物の盛んなプロヴァン、粘土を使ったデモンストレーションも行われていました。
素朴な、あったかい感じの焼き物と、街並みがよく合ってました。




さて。
どの風景を切り取っても素晴しくて、写真を選ぶのに苦労しましたが
ここからは写真メインで、ブログを進めていきます。

プロヴァンと言えば、セザール塔 Tour Cézar
12世紀のものです。当時権力のあったシャンパーニュ公爵家のシンボル。
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12世紀当時から何も変わっていないような…
写真の中に中世の空気が入り込んでしまう。


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近くで見ると、さすが、の迫力。


セザール塔の内部は薄暗く、
ひと1人通るのにやっと、という狭くて急な階段で登っていきます。
上りはいいけど、下りは石がすべるので要注意!でした。
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塔の最上階はため息が出るような天上の細工が。
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全て、木で作られています。
一体どうやってこの仕事が成し遂げられたのか、と思ってしまいます。


セザール塔から時々聞こえる、鐘の音。
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その正体は3000kgもある古い鐘でした。


塔から見渡せるプロヴァンの街並みもまた、素晴しくて…。
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ここで、お昼になりお腹も空いてきたので
セザール塔の下でピクニックしようと思い、食料を調達するために広場に戻りました。
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大きなパンを切り分けてもらって、ハムやチーズも調達。
このパンは超美味しかった、特に皮の部分が最高。
チーズも、独特の強い塩気が本場の味、という感じ。
お天気も良く、爽やかな風と共に塔のふもとで味わう素朴なひと時。
生き返ります…。




さて。
散策再開。

街並みの写真を。
どこを歩いても中世の空気を感じます。
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異空間へと誘う、小さな路地…。
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プロヴァンにはこういう建物が多くありました。
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これは、柱がむき出しになっているのかな?
先ほどの広場のクレープ屋さんも、同じ作りでした。



セザール塔の裏手に、もう1つ、素晴しい建造物があります。
先ほどセザール塔からの眺めで登場しました。
サン・キリアス聖堂 La Collégiale Sainte-Quiriace
これもセザール塔と同じ、12世紀のものです。

内部の様子。
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入り口の内側に施された装飾。
これはとてもめずらしいものだと思います。
外から入る光と一緒に、素敵な写真が撮れました。



陽が下がり、夕方の日差しを浴びたサン・キリアス聖堂。
まるで時間が止まったよう…。
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中世の街並みの散策を味わった、1日でした。
ヨーロッパの素晴しいのは、古の歴史をこうして味わえる事。
パリとはまた違う、地方の魅力。

プロヴァンの後、周辺の街へ旅は続きます。
その写真はまた次に。
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by moncheminparis | 2007-07-24 13:42 | 旅 voyage
2007年 07月 20日
音楽ブログランキング
このブログを始めたばかりの頃、
どうしたら輪が広がっていくかなぁと考えて
ブログランキングというのがあるらしい、とある日小耳に挟んだので
Borderless Music というサイトの音楽専門ブログランキングに参加する事にしました。

あまり、仕組みがわからず
ランキングも気にしていなかったのですが
ある日、何気なしに調べてみたら…

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え?(゜o゜)
一位?

いつの間に…

しかしこのランキング、
どういう基準で決まっているのか私は全然知らないのです(笑)
投票方式らしいのですが。
しかも、どういうわけか週末になるとランキングがじわじわ上がる。
そして週が明けると、どどど~ん!と派手に下がるんです。

う~ん、謎…。

でも、最初はこのランキングの上位に食い込む事すらなかったのです。
だからきっと、読んで下さっているみなさんのお陰なのだと思います。

このブログの右側…お友達リンクの下に
このようなものを貼ってあります。
音楽ブログランキング
 ↑ここをポチっとクリックして頂く事でランキングに反映されているようです。


気が向いたら、時々ポチっと。
他にどんな音楽ブログがあるのかな~と知る機会にもなるかもしれません♪
あ、ちなみにオトモダチのBBさんも第7位にいらっしゃいました~。

いつも読んで下さっているみなさま、どうもありがとうございます。
これからも、どうぞよろしく♪
Merci mille fois ♪
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by moncheminparis | 2007-07-20 10:34 | 自己紹介
2007年 07月 19日
草津アカデミー
草津アカデミー開始まで1ヶ月を切りました。
またまた、ハイドシェックが来日。今年3度目の来日です。

アカデミー自体は17日より始まります。

以下、ハイドシェック関連のスケジュールを載せます。

8/18 (土) ソロリサイタル
8/21 (火) お誕生日♪
8/22 (水) 公開レッスン
8/30 (木) クロージングコンサート(ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番)

マスタークラスは基本的に毎日行われる予定です。

チケット等、より詳しい情報はこちら(草津アカデミー公式サイト)で確認してください。


*******************************************************
マル秘キチョー写真館(笑) à KUSATSU

     ちっちゃく載せます…(あまりにも私が若くフレッシュすぎるので!)

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左3枚は、1998年。ハイドシェックと初めて出会った時のもの。
そのうち左端は、ハイドシェックと共演した、思い出のコンサート。
もう1枚は、2000年。これは私のお気に入り。
どれも写真家の林 喜代種さんに撮っていただいたものです。

そう言えば林さんが、
「一度ファインダーを通して出会った人は、ファインダー越しに再会するとすぐに思い出すけど
カメラ抜きで普通に再会しても誰だったか思い出すのは難しい…」
と、話して下さったのがとても印象に残っています。
林さんにとってはファインダーを通してこそ、その人そのものが見える、
そんな意味なのだろうと思います。
写真で表現をする、という事の一端を垣間見たような気がしました。

音楽、豊かな自然、温泉。
草津アカデミーは魅力がいっぱいです。
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by moncheminparis | 2007-07-19 20:23 | ハイドシェック au Japon
2007年 07月 16日
お久しぶりの
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新潟でまた、大きな地震があり被害が出ていると
こちらでもニュースで大きく取り上げられました。
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧し、安全な生活が戻りますように…。
**************************************


土曜日に、ハイドシェック邸にお邪魔してきました。
会うのは札幌以来ですから…1ヵ月半ぶり?
ハイドシェックは元気一杯、と言いたいところですが
先週の寒さで風邪をひいてしまい、くしゃみ鼻水咳…のオンパレード(笑)
いや、笑っている場合じゃないですね。かわいそうでした。
と言うわけで今回は写真は、なしです。

ところで、ハイドシェックの風邪はうつる確立が非常に高い私。
気をつけねば…。

そんな風邪っぴきオジサンでしたが精神的には、元気そのもの(笑)
天使ちゃんみたいな可愛い3人のお孫さんも遊びに来ていて、
すっかりおじいちゃんしているハイドシェックの素顔が、ほのぼの。

昨日は、草津のプログラムを演奏してくれるとの約束でしたので、
到着して、一呼吸してから、じゃあ演奏始めようか…となりました。
そこで天使ちゃんたちが
「おじいちゃんピアノ弾くんだったら聴きたいよぉ」なんて、可愛い事を言うのですが
ここは、おじいちゃん、ビシッ!と
「ダメ、君たちは演奏中騒ぐから来ないで!気が散るから!」と、厳しく言い放ちますが…。
そんなの全然へっちゃら~ランラン♪で後をついてきちゃう、
そんな愛らしいお孫さんたちです。



さて。
草津のプログラム。
テーマが「ベートーヴェンからブラームス」へという事で
ベートーヴェンやブラームス作品を混ぜた、プログラム。

昨日は、ベートーヴェンのソナタ第5番&変奏曲(作品34)、が
特に良かったように思いました。
ハイドシェックも満足の様子。
作品34に関しては、変奏間の転調に要注目!です。
思いも寄らぬ魔法のような転調、ベートーヴェン様にブラヴォー。
そこを微妙な色使いで表現してしまうハイドシェックにも、やっぱりブラヴォー♪

ブラームスの変奏曲(作品21-1)やフォーレのノクターン(11番&13番)も良かったです。
ブラームスに関しては、私は初めて聴いた曲だったんですが
とってもブラームスらしい、何層にも重なった対位法的な響きが印象的でした。

アンコールは…これは、当日のお楽しみ、ですね。

風邪の影響で万全のコンディションではなかったハイドシェックですが
リラックスムードで演奏は続き、
時々、大変詳しい解説付きで(笑)演奏&解釈などを楽しみました。
ブラームスの楽譜を一緒に見たんですが、
ピアニストなら誰しもうなずく「あぁ…これぞブラームス」的な、
独特に弾きにくい音型が結構あって、盛り上がりました(笑)

ブラームスの作品って
一番言いたい事があるのに、散々回りくどく言いまわした後で
ようやくしみじみと心を開いて告白する、
そんな事がすごく多いと思うんですが
この変奏曲も、すごく、そんな感じでした♪

演奏後のターニャさんのお料理は、いつものように素晴しく、そして暖かく。
風邪で少々おしゃべりのスピードが落ちてはいるものの、食欲は全開。
日本では楽しかったね、札幌にまで友達が駆けつけてくれて…なんて話や
最近の出来事、たわいもない話をしてくつろぎのひとときを過ごしました。

体調がいまいちみたいだったので
あまり遅くならないうちに帰路に付こうと思ったのですが
そこからハイドシェック対ニコラのチェス大会が始まってしまい、
気がついたら…あらら、夜中の1時を回っているではないですか。

チェスをする様子が、とってもハイドシェックらしくって
(自分の攻め手を正直に言ってしまうところ…それじゃ勝てないでしょ!)
なんだかほほえましかったです。


最後になりますが
この日、6月にみなさまから頂いたメッセージ、翻訳したものをお届けしました。
ハイドシェックはとても、喜んでいました!
みなさんの暖かいメッセージがハイドシェックの何よりの力になります。
心の交流を何よりも大切にする、ハイドシェックの草津での成功を祈りましょう。

♪♪Merci pour les messages à EYASUKOさん、エムジェイさん、のぶりんさん、ユカママさん、Bachさん、コロさん!!!
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by moncheminparis | 2007-07-16 11:12 | ハイドシェック en France
2007年 07月 14日
le 14 juillet 革命記念日
今日は革命記念日。
1789年の今日、バスティーユ牢獄をパリ市民が襲撃し、フランス革命が勃発。
…で、あってますか?(笑)

朝、シャンゼリゼ通りでは、行進が行われ今年も沢山の人手があったようです。
私も5年くらい間に見に行った事があったのですが
あまりの人手に、これはテレビで見たほうがいいかもと正直思ってしまいました。

テレビで流れるフランス国家「ラ・マルセイエーズ」を聞きながら
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ハイドシェックの録音を思ったりしていました。
また近いうちに、ちゃんとご紹介しますが
最近のコンサートではアンコールでよく弾かれる
「ラ・マルセイエーズによる変奏曲」
このCD、表紙の絵は、ハイドシェック自身によるものです。
茶目っ気たっぷり。



7月14日は、1年のうちでただ一度、
規律正しく(特に普段見られないのはこれ)誇り高いフランス人の顔を見られる日(笑)

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音楽隊とか…
♪ ♪ ♪


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騎馬隊とか…
ひづめの音が軽やかに♪


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圧巻のシャンゼリゼ通りの様子とか…


みんな、カッコイイ!

…そう言えば…
5年前ほどに行進を見に行った時。
パレ・ロワイヤルのあたりで、何と!
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往年の俳優、ジャン・ポール・ベルモンドを見かけたんだった!
ごく普通に1人で歩いてるから、最初そっくりさんかと思ったけど
やっぱり絶対そうだと思って、思い切って声をかけたんだった。
大胆な、私。


ベルモンドはにっこりして、そう、ボク本人ですよ♪
って…素敵…ぼわ~~~ん★★
その後お車が迎えに来て、去っていく大俳優の姿を
まるで夢みたいだなぁ…と思って見送ったのが、懐かしいです。
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by moncheminparis | 2007-07-14 12:18 | パリ風景 Paris
2007年 07月 13日
お米のサラダ Salade de riz
ここ数日の天気の悪さに、気分も下がり気味(T_T)

でも昨日の夜は、なんとなく「明日はいい天気かも」という匂い?がしたので
気分だけでも夏らしくと思って久々に salade de riz お米のサラダを作ってみました。

簡単だし、日本で手に入る食材でも作れそうなのでレシピを載せてみます。



** Salade de riz **

<材料>
米 1カップくらい?を茹でる、もしくは冷やご飯でもOK
トマト   
ツナ缶
スイートコーン缶
黒オリーブ(あれば種抜きタイプで)
赤ピーマン
好きなチーズ(エメンタル、コンテ、トムなど。プロセスチーズでもOK)
にんにく(みじん切り)
オリーブオイル
好きなビネガー(バルサミコ酢、ワインビネガーなど)


サラダに混ぜる食材はなんでもいいんですが
基本的な材料はこんな感じ。
彩り良くしたかったらグリーンピースなどを入れると可愛い。

いつもすごく適当に作るので…何グラムとか、よくわかりません。
私は米の量に対して、他の具を同量もしくは多めに入れるのが好き。


まず始めに、お米を茹でるのですが
残った冷やご飯でもいけるはず。
茹でたら(冷やご飯の場合でも)流水で洗う。
そしてしっかり水を切る。
この手順で味と食感が全然違います。

あとは他の具を混ぜていくだけ。

トマトは、適当にカット。種は取った方がいいです。
ツナ缶のオイルはしっかり切って。
黒オリーブは、小さく輪切りにして入れると味のバランスがいい感じ。
チーズと赤ピーマンは小さめに角切り。
コーンは水を切って、そのままパラパラっと入れて。

あ、にんにくは入れすぎると強烈なので、ほんのちょっぴりで。
ほのかに香りがする…くらいが美味しいです。

全ての材料をボールに入れたら
まずオリーブオイルで全体を和える。
こうすると全体がパラっとなって、水分を吸いすぎるのを防ぐ事が出来ます。
その後、お酢、塩、コショウ。

味を見ながら、好きな具合になるまで。。

オリーブオイルは思い切って入れたほうが香りがよく、おすすめです。
フレッシュないい香りがするオリーブオイルを使うのがコツかな。

お酢は、米酢だとちょっとキツイかもしれない。
まろやかなタイプが合います。
ちなみに私はバルサミコ酢をよく使いますが、色が少し黒っぽくなります。
りんご酢も、合います。

さらに生のバジルの葉っぱなんかを入れると
あぁ南仏!ってな味になって、これまた夏らしくおすすめ。

混ぜてすぐ食べてもいいし
冷蔵庫で少し時間を置いて、味が馴染んだ頃もおいしい。
作るといつもボールいっぱいになるので
残ったのを次の日に食べるのもまた、美味。

ゆで卵とルッコラ、アボガドを添えて。
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よく冷えた白、もしくはロゼと一緒に。
太陽が似合う、夏らしいサラダです。
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by moncheminparis | 2007-07-13 13:05 | 食べもの miam-miam...
2007年 07月 10日
パリの新しい試み 「Velib'」
昨日、パリ9区を歩いていたら、見慣れないものがありました。
車の路上パーキングスタンドのようでもあり、でもちょっと違う…。
それと、自転車用の細い道路が車道の脇に作られているところもありました。

そう。
パリでは7月15日から新しい試みが実施されます。

名前は「Velib'」(ヴェリブ)。
自転車の Vélo(ヴェロ) と 自由の Libre(リーブル)をくっつけた造語です。
パリ市内を自転車で移動しようよ!って試みなのです。

パリ市内はあきれるほど車の量が多く、そして道路は狭い。
一方通行の狭い路地が多くて、風情はあるけど走りにくい。
駐車スペースは少ないし、車社会にはあんまり適していません。
そして、何と言っても切実な、環境問題。
これらの問題を少しでも軽減しようという試みなのだと思います。

どういうシステムなのかと言うと…



まず、自転車を借ります。
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自転車はこんな感じらしいです。
ちっちゃくてごめんなさい。
なんか、かわいくないですか?


自転車を借りるには前もってパスを購入。
種類は 1年、1週間、1日と3三種類あります。

1日パスは、1ユーロ。
1週間パスは、5ユーロ。
これら2つのパスは、スタンドの自動券売機で購入出来ます。

1年パスは、29ユーロ。
これは、前もって Verib' 事務所へ書類を揃えて申請する必要有り。

これで、パリ市内自転車乗り放題!
…ではなくって、規則があります。
ここからが少しややこしくて、フランスらしい(笑)←わかりにくい、という意味(>_<)

レンタル料は、時間制。
最初の30分はパスがあればOK。
でも、30分を過ぎると、31~60分は1ユーロ、61~90分は2ユーロ、
その後30分延長するごとに4ユーロの追加料金がかかるのです。

(わかりにくいのはワタシのせいではありません(笑))

え!30分しか乗れないの?と思いませんか?
私も一瞬、そう思ったんですが
そもそもの目的は、サイクリングではなく、
移動手段として自転車をもっと活用しよう、という意味合いで導入されたもの。
自転車で30分も走れば、パリ市内は狭いので結構遠くまで移動できるんじゃないかな。
(パリ市の総面積って、東京・山手線の内側くらいなんですって)

という訳で、30分以内に、市内のvelib'スタンドに自転車を返却する。
(借りた場所と違うスタンドでも大丈夫★)
その後また借りなおしてもいいし。

自転車が現在何台用意されているのか、わかりませんが
このシステムだと回転がよく、沢山の人に利用してもらえる…かな?
どうだろう?
新しい試み、パリ、自転車、ルールを理解するのが苦手なパリジャンたち…
う~ん、…不安だ…(笑)
フランスお得意の、「まず、やってみよー!問題あれば随時対応していこー!」パターンっぽいけど…。
多分、最初は混乱します、確実に(笑)

現在、多くのスタンドはまだ工事中だそうです。
開始時には750、年末までに1451のスタンドが現れる予定。
ほぼ300mごとに設置されるんですって。
ほんとかな?(どこまでも疑り深いワタシ)

夏のパリ、サイクリングはきっと気持ちいいこと間違いなし、なので
機会があれば実際に試してみたいなと思っています。
パリのメトロはあんまり、自慢できる代物じゃないし。
地下に潜らず、爽やかな夏の空気を感じてパリを移動。
いいですね♪


あ、最後に1つだけ注意点が。
自転車を借りる際、保証金として150ユーロの引き落とし許可を求められます。
でもこれは、正しく使って問題がなければ、実際に引き落としされる事はないそうです~。
ホッ…。

もっと詳しく知りたい方はパリ市 Velib'サイトへ(仏語のみです)
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by moncheminparis | 2007-07-10 10:53 | パリ風景 Paris