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2007年 10月 31日
バラ色レンガの街、トゥールーズ
トゥールーズより戻ってきました。
行った目的は旅行じゃなくて、歌のコンクール Toulouse Mélodie Française に参加するため。
結果は残念…でしたが、いろいろと興味深い話を沢山審査員から聞けたし、
デュオとしての評価自体はポジティブな感じだったので、そんなにガッカリしていません。
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これはコンクール会場だった教会。
かなり、素敵です。



歌のコンクールって、ピアノのそれとは全然雰囲気が違うので面白かったです。
男性の参加者も多く、みなさん体格も良くって。
衣装も一次予選からかなり華やか!
舞台に出た瞬間から雰囲気をむんむんに出す、そんな感じです。

トゥールーズは「歌の街」だとハイドシェックが言っていました。
今回参加したコンクールの他にも、オペラを主体とした有名なコンクールもありますし、
沢山の才能ある歌手を多く輩出していることなどから、その文化がうかがえます。


*****
不本意ながら観光をする時間が出来てしまったので
かなりスピーディーではありましたが、トゥールーズ市内を周りました。
滞在中ずっとお世話になったチャーミングな女医さん、エリザベスとともに…。
せっかく来たんだから!とちょっとガッカリ&疲労の私を素敵な場所に沢山案内してくれました。

沢山歩く前にまずは腹ごしらえでしょ、とエリザベス。
そんなところが妙に気が合ってしまって、すっかり仲良しに。


新鮮&上質な食材が沢山手に入る、と彼女オススメのPlace St-Sernin という広場へ。
サン・セルナン教会(Eglise St-Sernin)のふもとでマルシェが開かれていました。
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この塔の美しさは、到着した時から惹かれていたので近くで見られて大感動。
教会内部には素晴しいオルガンがあり、
到着した時はちょうどミサの終わりだったので
そのオルガンの響きも聞く事が出来て、これまた感動。
いつ見てもミサの雰囲気は、暖かく厳かで心を強く打ちます。




c0086674_1984292.jpgここは界隈一のfromagerie(チーズ屋さん)。
カマンベールの中心に乾燥イチジク&noisette(ヘーゼツナッツ)を混ぜ込んだ、ここのスペシャリテ と
羊の乳で作ったtomme(トム=ハードタイプ)、を購入。

イチジク入りのカマンベールは、エリザベスの友人(食いしん坊)が
「まさにフロマージュ好きには夢のような味」と絶賛したらしく、
どんなもんかしら…と買ってみたのですが、そのお味はまさに!大正解。
トロンとクリーミーなカマンベールとイチジクの甘み&種のプチプチ感、
ナッツの香ばしさ&カリカリ感が、見事なハーモニー。
あぁ、フランス万歳。

羊のtommeは写真手前に見えるプラスチック容器に売られていた
pate de coing(洋ナシに似た形の果物の果汁をとことん煮詰めて作った固いゼリーのようなもの)
と共に食します。
これまた、sucré-salé(甘じょっぱい)が口の中でハーモニー♪



他にも新鮮な食材を沢山手に入れて、お昼ご飯を済ませた後は市内を観光。
エリザベスのおしゃべりな友人がガイドとして飛び入り参加(笑)。
お陰で短いながらも充実の観光となりました。



トゥールーズでとても特徴的なのは、その独特な色合いの街並み。
市内を流れるガロンヌ川(La Garonnne)で取れるピンク色の粘土で作られたレンガで建築された建物が多いので
その街並みを通称「バラ色の街」と呼ぶのです。

特に旧市街はシックな雰囲気が漂います。
お天気に恵まれたので、そのバラ色がさらに輝いて。

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ここは、後ろに見える教会とのコントラストが美しい場所。


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光の具合によって色合いが違いますが、多くの建物がこのような感じ。



ルネッサンス期にパステル(大青)という、
当時最高級品と言われたブルーの染料が取れる植物の商業で繁栄したトゥールーズには
かつての裕福さを示す特徴的な建築があります。

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遠くからでもハッキリと見える、塔。
これが当時の裕福さの象徴だったのです。
この塔を持つ建物の所有者はパステル交易で成功したセレブ族、というわけです。


トゥールーズの街並みで特徴的なものはまだ他にもあります。
それはこれ↓
c0086674_19413174.jpg
この地方は、オック語(Langue d'Oc)というカタルーニャ語に近い言語がかつての公用語だった土地で
街を歩いていても、独特なそのアクセントがあちこちで聞こえてくるのですが
街の標識も、このように2つ並べて書かれているものが沢山ありました。
(上がフランス語表記、下がオック語表記です)

オック、というのは現在のフランス語の「oui」(=ハイ、の意味) が 「oc」 だった事からそう呼ばれる原語。
今も強く残るフランス南部の独特の訛りは、このオック語から来ているのですね。



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この日は本当にいい天気でした。
空のブルーと建物のバラ色が美しい。
パリとは違う魅力です。



もうすぐ日が沈むそのちょっと前の、ガロンヌ川。
対岸に見える教会のシルエットが美しくて思わず撮った写真。
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TGV並みの超特急なトゥールーズ観光となりましたが思い出深い滞在でした。
時々パリに行く事もあるのよ!というエリザベスとの友情が今回の一番の良い思い出かな。
彼女と再会できる事を約束し、トゥールーズを後にした私でした。

バラ色の街、また再訪したいです。



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by moncheminparis | 2007-10-31 20:25 | 旅 voyage
2007年 10月 25日
トゥールーズへ à Toulouse
今日からしばらく、別名「バラ色の街」と呼ばれるトゥールーズへ行って来ます。
ブログの更新は戻ってきてから…。

それまでしばらくの間お待ち下さい。

A tres bientot!!!
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by moncheminparis | 2007-10-25 16:19 | 旅 voyage
2007年 10月 23日
にほんごきょうしつ
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ええと、前にも書いたのですが
10月の頭からニコラが日本語を学び始めました。
パリ市が開催している、ボランティアによる語学教室。
年間の授業料が破格に安い理由はここにあったんですね~。


日本語教室は毎週月曜日。
仕事帰りに通っております。
昨日がその4回目。

毎週かなり面白い事が(わたしにとって)起こります。
せっかくなのでブログに書いていこうかなと決めました。
第1回目は、こちら

今はひたすら「ひらがな」と「カタカナ」の読み書きのレベル。
小学校1年生ってところでしょうか。
2回目と3回目の教室終了後、「上達する自信がない…」とつぶやくニコラに渇を入れる事にしました。

「そんな簡単に上達するわけないでしょ。教室の先生はレッスンはしてくれるけど、上達するのは自分の責任。大体、家で復習しないもん、意味ないよ!」
私がこうして今フランス語を話せるのは人には見せられない色々な失敗や努力の賜物なのよ、
フランスで生活してて勝手に語学が上達したとでも思ってんの?

…と、何故か半分ケンカ腰になるワタシ(笑)。
すぐムキになるくせ、良くないです、はい。
説教じみるのも、良くないです、はい。

基本的に素直な性格のニコラはそこで一応心を入れ替えたようで
じゃ、家でも頑張ってやってみましょ、という事になりました。


というわけで、今我が家の冷蔵庫はこんな感じ。
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あぁ。。生活感丸出し。。
これは日本語の先生より教えてもらったサイトからプリントアウトしました。
キッズ@niftyより「あいうえおひょう」



冷蔵庫の前に行ったら、実行。
あ、い、う、え、お…とタテに順番に読む。
あ、か、さ、た、な…とヨコに読む。

ややこしいのは彼はフランス人なので
「あ」と「は」が混乱するんですね。
フランス語にはHの発音がないので、例えば私の名前「はるみ」は「あるみ」となる。
(正確に言えば、「R」の発音も独特なので、日本語表記できない微妙な発音に。アグゥミ…みたいな??なんじゃそれって感じです)
あとは、「ち」を「ティ」って読んじゃうとか。
でも、わりと彼は発音はいいほうです。

そんなわけで段々マスターしております。
日々の努力って大事。

読みと同時に書きも。
ひらがなひょうにある言葉を私が選んで、発音&書き取り。
書くスピードは「もしもしかめよ~かめさんよ~♪」よりももっと遅いですが、
デッサンの経験が活きるのか、わりとキレイなひらがなを書きます。
ええこっちゃ。

ひらがなひょうは、とっても役に立つのですが問題があって、
いちいち「あ」から指で追っていかないと読みたいひらがなが探せない、という状態に。
これはちょうど、楽譜を読み始めたばかりの生徒が陥る状態と同じで
毎回ド、レ、ミ、ファ、ソ…と数えないと音が分からない、という感じ。

なので、しばらくしたらひらがなひょうをカットして
「かるた」みたいにしようと決めました。

来週からフランスは2週間学期休暇。
日本語学校もお休みになりますが、このワタシが厳しく指導いたします。。
覚悟はよいか!

って、私が燃えてるのは何故…?
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by moncheminparis | 2007-10-23 17:09 | にこらのにほんご nihongo
2007年 10月 22日
グッドニュース★Bonne Nouvelle
18日に始まったストライキは一部では土曜日まで影響があって
私はその影響をもろに受けてしまったので、バタバタの週末でした。
こういう時は切り替えを上手にして、あまりつべこべ考えない方がいいみたい。
「なるようにしかならない」スタンスで、イライラを回避(笑)


そんなご迷惑さまなストライキの当日にリサイタルだったハイドシェック。
今朝、元気そうなハイドシェックの声を聞けました♪

「いや~来なくて正解だったよ~」
と、いきなり第一声がこのセリフ。
ど、どういう意味??
コンサートで何かあった??

いえいえ。
そうではなくて、コンサートはとても上手く行ったそうです♪
何より、電話の向こうの声色が明るいですから。
プログラムが進むごとに調子が出ちゃって、アンコールでは力がみなぎって(笑)
どんどん弾いちゃった…らしいです、はい。
良かった!

「来なくて正解」の意味は、やはりストライキの影響がかなりあったらしく
パリに戻ってくるのに大変手間取ったようです。
しかも、ここ数日急に気温がぐっと下がったフランス。
2時間半近く寒いなか電車を待つはめになり(ここがまたフランスっぽい。もっと気を使え~!と叫びたいです)
ターニャさんは風邪をひいてしまいました。。
疲れもあったんでしょうね。

まったく大迷惑じゃないか!!ブンブン<`~´>


でも、まずは元気そうなハイドシェックの様子が分かって嬉しかった私です。
本当はフランス歌曲プログラムをハイドシェックに聞いて貰う約束もしていたのですが
スケジュール過密につき、キャンセル。
「Merde!」と激励の言葉だけ頂戴しました。
  ↑
 (ご存知の方もいると思いますが、Merdeはう○この意味です…「幸運を祈る」的な意味で使われます…れっきとした応援の言葉です…あはは)


最後の最後までやれることはある、と昔お世話になった先生が私に言いました。
あとひと頑張り!自分にエール!



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by moncheminparis | 2007-10-22 18:06 | ハイドシェック en France
2007年 10月 18日
「スト決行」 と 「François Le Roux との出会い」
今日18日は鉄道ストライキ。はい、ちゃんと決行されています。
正確に言えば昨日の夜8時きっかりに開始、このまま明日夕方4時まで続くとか。
こういう事だけはキッチリやるのね、と嫌味の1つでも言いたくなります。

フランス国内のTGVは400本ほどあるうちの20本ほどしか運行されず、Train(普通の電車)は、ゼロ。
今頃ハイドシェックがいるであろうAngoulêmeへのTGVはゼロ!
ゼロって…潔すぎ…と腹が立つよりかえって関心しちゃう。。

パリ市内も同じく、メトロは殆どゼロ、バス&RER&Tramはゼロ。
サラリーマンであるニコラはそれでも出勤しました。
地方に住む同僚は今日はお休みだそうです。
車で行けば、なんて甘い甘い。ストの日はとんでもない交通渋滞になります。
今朝はなんとかたどり着いたようですが…帰りのメトロはかなり大変そう。
Bon courage!(がんばって!)という感じです。

そんな今日のパリ事情。
RERに乗らなければ会えない歌い手さんとのリハーサルは今日はキャンセル。
サラリーマンでない限り、よほどの用がなければこんな日はじっとしているのが一番。



昨日は、歌い手さんの師匠でありフランス国内はもとより世界各国で活躍するバリトン歌手、
François Le Roux 氏のレッスンを受ける機会がありました。
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これは今私たちが取り組んでいるプログラムに含まれている作品が入っているCD。
Le Roux & Graham Johnson というコンビ。





さすが、売れっ子歌手。
パリのど真ん中にアパートを構え、それも大豪邸…と聞いていたのでワクワク。
「Salut!」と、とても気さくに登場したLe Roux氏。
ハッキリ言って、かなり、カッコイイです(笑)
歌手の子から前もって「イケメンだし、目使いが危ないから」と忠告?を受けていた私。
もちろん、バリトン歌手ですから…声も素敵(実は私、声に弱い)

でも、ぼわん…となっている場合ではありません。
レッスンですから、ここからは本気の勝負!
フランス歌曲の伴奏の経験が少ない私にとって、本当に貴重な体験です。
レッスン内容はもちろん、歌手へのアドヴァイスが中心ですが
その解釈からピアノ伴奏へのアイデアも広がりますし、
時々ピアノへの忠告も交えて進むレッスンは、かなりエキサイティングでした。
「super!」(最高!)と言ってもらえたりすると、やはり素直に嬉しいですね。

私が今一緒に組んでいる相手の歌手の子はメゾソプラノで、
大人っぽい声と柔らかく丁寧な発音が魅力的な、新人さん。
その彼女の個性をさらに引き出し、空気感を作っていくのが私の役目。
「フランス歌曲の伴奏は勉強になるからいつか機会があったら必ずやるように」、と
昔お世話になった先生が私に言った言葉を、今噛み締めています。
本当に、濃い内容の勉強です。

音楽の道はどこまで行っても学ぶ事ばかり。
貪欲に、そして謙虚に。
いつも心を開いて、自分の耳で判断することを忘れたくないなと再確認した1日でした。



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by moncheminparis | 2007-10-18 18:26 | ピアノ piano
2007年 10月 15日
コンサート♪
週末、2日続けてコンサートのお誘いが。
2つともとても興味深い内容だったので、即決断。「行く!」

金曜日の夜は、パリ12区でのサロンコンサート。
パリでは、個人宅などで頻繁にサロンコンサートが行われます。
金曜日にお邪魔したのはアメリカ人の素敵なご夫婦(奥様は元オペラ座メゾソプラノ)が
ご自宅の隣にサロン風のコンサートホールを作っちゃった!というなんともリッチなお話。
アパートの入り口から入ると、そこは小さなお庭…そしてホールへという立地。
当日は、アメリカ人写真家の作品も展示されていて、センスの良い素敵な空間になっていました。

サロンコンサートと言うのは、コンサートホールとは全く空気感が違います。
ホールで行うよりもずっと親密な感じ、とでも言えるでしょうか。
こういう場所で演奏するなら、どんなプログラムがいいのかな…と色々想像して楽しみました。

コンサート後は久々に再会した友人とクルド料理に舌鼓。
クルド料理は初めてでしたが、私の頼んだ一皿は「ラム肉のヨーグルトソース、にんにく風味」と言った感じ。
ラム肉は香ばしく焼きあがり、そこに絡んだ酸味のあるソースがかなり美味。
パリってこうしていろんな国のお料理を味わえるのも、魅力です。



日にち変わって土曜日。
この日はピアノプレイエル創業200周年記念コンサートがサル・プレイエルで行われ、
友人が招待券を持っている!という事でラッキー。

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Pianos Pleyel's Day!
と名づけられたこのイヴェント。
土曜日は朝から夜まで5つの(!)コンサートがサル・プレイエルで行われ
それぞれ2000人づつの集客があった…
という事は1日で1万人動員?という大規模なイヴェント。


サル・プレイエルも改装が済み、以前の「公会堂」っぽい暗いイメージを一新。
現代的な明るいホールへと生まれ変わりました。
あえて言うなら…ちょっと空調の音がうるさいかも。

私たちが行ったのは、夜の部。
ピアニストのフランソワ・ルネ・デュシャーブル François-René DUCHABLEによるピアノ演奏に
俳優のアラン・キャレ Alain CARRE による語りの入る音楽スペクタクルでした。

このデュシャーブルという人、名前はもうとっくの昔から知っていたのですが
演奏を聴くのは初めて。
感想は…一言「F1レーサーみたい」だった(笑)
あまり好きなタイプではなかったです。ですので感想は省略。
でも、スペクタクルとしての感想は「素晴しい!」
どんな難曲もさらりと弾いてのけるデュシャーブルの演奏と
言葉を選びタイミングを選び、艶のある素敵なバリトンで語る物語はとてもマッチしていました。

当日、会場に置かれていたのは当然プレイエルのフルコンサートピアノ。
現代の華やかな音に慣れている耳には、その「地味」とも言える繊細な音色に始めは違和感も感じましたが、
次第にその心地よい響きと、無理のない音色に身体を預けるような気持ちに。
ショパンが愛したピアノというのが納得できる、柔らかな音色でした。

プレイエルは一時期、新しい生産を打ち切ったと私は聞いていましたが
コンサート後にはピアノのショールームにも寄り、プレイエルの新たな一歩をしっかり感じてきました。

ところで、先日「Galarie Lafayetteにて」で載せた、
ショーウィンドーで出会ったヘンテコピアノ(笑)。
謎が解けました。
プレイエル200周年&ラファイエット企画のコラボで特別に作られたデザイナーズピアノだったようです。
あまりにも文字が踊りすぎてて解読出来なかったデザイナーの名前も判明。
Andrée Putman さんだそうで…。

何はともあれ、色々と刺激の多い2日間でした。



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by moncheminparis | 2007-10-15 20:27 | ピアノ piano
2007年 10月 14日
年内のハイドシェック演奏予定 en Europe
以前にもお伝えしましたが、
10月18日にAngouléme にてハイドシェックのリサイタルがあります。
18日はストライキ、という事で結局コンサートへは行かない事にしました。。

こんな感じのかわゆい
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ホテルに泊まれたかもしれなかったのに…(涙)
素敵な街…と聞いていたので残念です。う~ん。


この18日のリサイタルは「Festival Piano en Valois」という音楽祭の一環で行われます。
詳しいプログラムを知りたい方はこちらへ→Piano en Valoisサイトへ

その他、ハイドシェックのスケジュールがハイドシェック公式サイトに載っていますので
ここに年内の分をご紹介しておきますね。

***********************************************************
10月18日: リサイタル(Angoulémeにて) 第14回「Festival Piano en Valois」
         プログラム:ベートーヴェン、ブラームス、ショパン、フォーレ、ドビュッシーなど

11月: マスタークラス(Valencia スペインにて)

12月: 新譜録音 「INTEGRAL」社 
     プログラム:ブラームス(ソロ&2台ピアノ)

***********************************************************

このような予定になっている模様です。


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by moncheminparis | 2007-10-14 02:02 | ハイドシェック en France
2007年 10月 12日
軽っ。
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昨日は、ずっと前からやりたかったことをようやく実現できました。


髪を切りたかったんです…もう何ヶ月も前から。
私はあまり髪を伸ばした事がなかった人間なのですが
最近の私はもう…肩甲骨の下まである長ロングヘアーでした。
長い髪も楽しい~とか言ってられなくなって、「めんどくさがり」の私には手におえず。

髪の毛って、手入れをしないと即効痛む。
仕方が無いので常に結んだりまとめてごまかす日々。
でも、ついに昨日念願達成。

ボブ、というよりほとんどショート、というくらい思い切って変えました。
あ~スッキリ。

いつも切ってもらうのは、パリでヘアメイクとして活躍中の友人。
もう何年も前から私のヘアスタイリストは彼女。
以前にポートレート写真を撮影した時も、彼女にヘアメイクを担当してもらいました。
その時の写真たちはとても気に入っています。
彼女のセンスは本当に信頼できるし、私の髪の質を知り尽くしているのでいつも「おまかせコース」。

今回は「バッサリ行きたいの!」とだけ宣言。
あとはお任せ。
私の好みと頭の形をしっかり分かっている友人。さすが、の仕上がり。
大満足★

切った髪の量…売れるかも(笑)というくらい。
これだけ切ると、実際に頭の重みが軽いのを感じます~。

パリコレシーズンで忙しい時間の合間をぬって切ってくれた友人に感謝。
やっぱり私、ショートの方が自分のキャラクターに合ってるような気がします。
外側が良くなったから内側も少しは能率上がるかしら。

今日は夜、急にコンサートへのお誘いが入りました。
新しい髪形で気分よく、出かける事になりそうです♪
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by moncheminparis | 2007-10-12 19:29 | 日々のこと… d'habitude
2007年 10月 10日
ターニャさん
今日もフランス歌曲の合わせの予定でしたが、歌手の子も私もどうも調子がいまいちなので
今日はお互い家でゆっくり自分のために練習をし、また明日にした方がいいだろうという事に。
正直、演奏当日まであまり時間もなく、大変なのですが。。今日は仕方がないです。

歌手の子は6ヶ月の赤ちゃんもいて、日々のリズムを保つのに苦労しています。
家庭と音楽を両立していくって大変。
赤ちゃんがいたらなおさら。
でも、昨日の合わせはいい感じでした。
何と言うか…音楽性はもちろんなのですが会った時の第1印象って結構大事で、
それって一緒に音楽を作っていくうえでかなり影響がある(私は特にそう)ので
彼女の飾らないシンプルさとか、ひたむきさがとても好印象でした。

お互いにいい波長を出し合って、オリジナルな音楽を作っていきたいです。

予定外に家にいられることになってちょっと気持ちに余裕が出来たなぁと思っていたところに
電話が鳴りました。

電話の相手はハイドシェック夫人、ターニャさん!
時々こうして、ターニャさんから電話をもらう事があります。
外国に住む私を心配してくれていると思います。
元気にしている?最近はどう?ママさんも元気?とか、色々…。

ハイドシェックからの機関銃のような会話と違って(笑)
ターニャさんとの電話は心落ち着くものです。
私の話を沢山聞いてくれます。
頂いた電話なのに、ついおしゃべりになる私。

今日はいろんな話をしているうちに
「カップルとは」という、大先輩からの格言を頂きました。

「2人は違って当たり前。どんなに好きでも欠点はある。一緒にいれば、問題もある。
でもね、愛があれば、そこからまた再出発できるってことなのよ。重要なのは自分の心。」


なんでこんな意味深な会話をターニャさんと交わしたかについては…なんでだ?


う~ん。さすが、です。この言い切りよう。そして言葉の重み。
何故なら私は、ターニャさんのダンナサマをよく知っているから…(笑)
え?いえいえ、深い意味はございません。
ただ、あのダンナサマは大変だろうな…と想像するのみ。


お互いの近況を確かめ合って電話を切りました。
後に残る、暖かいターニャさんの心。。
ターニャさんって、どこか人見知りというか用心深さのようなものを始め感じたんですが
今は、少ない言葉のなかに真実がある、という話し方がとても信用できる人だと思っています。

心優しく同時に暴れん坊?なハイドシェックと、教養があり懐の深いターニャさん。
やっぱり、ナイスカップル、なんですね。
ハイドシェックが今も変わらずターニャさんに恋してるって、素敵なことですね。
私の憧れの、カップルです。



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by moncheminparis | 2007-10-10 21:18 | ハイドシェック en France
2007年 10月 09日
トリコロール tricolore
今日はバタバタデーでした。

c0086674_17555740.jpg
午前中はフランス国旗めぐりをしてました。
わ~い!


って。。
違う…。


行ったのは、
préfecture 県庁
tribunal 裁判所
marie 市役所

心躍るでしょう?(笑)

「どこの国も役所は無愛想で不親切」
偏見もありますが、これは今までの人生で感じたことなので。

私が県庁に行くのは、滞在許可証関係の用事があるから。
なるべく外国人は残ってもらいたくないフランスは、この県庁で厳しい審査をします。
「厳しい審査」はあってしかるべきものと、私は思っています。
世の中にはいろんな人がいて、不法なやり方で入国し問題を起こす人もいる。

でも。
県庁で毎回うける待遇にはホントにうんざり。
まるで刑務所(って実際に刑務所を見たことはありませんが)
寒かろうが暑かろうが、とにかく立って並んで待ち(時には外で待ちます)、1つの質問に2時間も並んだあげく、答えは「?」という不明瞭なものだったり。
(申請用、問い合わせ用、なんていくつも窓口はありません)
人相の悪いヒステリックな窓口のおばさんを突破したら、次はチケットをもらってひたすら待つ。
順番が来ると呼ばれるのだが、その呼び方のまたヒステリックなこと。。
「マダ~ムスズキ~~~~ッッッ!!」
って…叫ばなくても聞こえるっば、という感じ。
その後のネチネチといやらしい質問攻撃、もう慣れましたが
うっかりこちらがカチンときて、一言返すものなら大変です。即刻退場(笑)。
出て行かないと警察呼ぶわよ、です。←これ、実際昨日聞いたセリフ。

まぁ、全員に親切に対応していたらキリがないし、
相談窓口じゃないんだから、とわけのわからない質問をしにくる外国人にキレる窓口の人の気持ちも少しはわかります。
「個人の問題を解決するためにここはあるんじゃない、ウィかノン、どちらかしかない」
と、言い切る彼ら。

厳しいです。これが現実。

私は毎回、県庁に行くとお腹が痛くなります。
話せるはずのフランス語もドキドキするので噛んでしまったり。

でも今回は、ニコラが一緒に来てくれたので気分はそれほど悪くなかった(かなり、並びましたが)。
窓口の対応も、ニコラのお陰だと思いますが、いつもよりは「まとも」でした。
問い合わせたかったことに関しては「う~ん」でしたが。
でも、一応門前払いではなかったので良しとしよう。
必要な書類もくれたし。

その後向った裁判所。
ここも問い合わせ。

窓口のマダム、超~~~~~親切。
聞いてもいないことにまで気をまわして、教えてくれる。(普通聞いたことにしか答えてもらえない)
県庁との差に気が抜ける私。

その後さらに向った市役所。
ここなんて、用事があるのはニコラだけだったし、窓口も空いていたので、なんと感じの良かったことか。
手続きが終わって、でも「あれ?これって…?」とごにゃごにゃ話していたら
「ご質問でも?」と向こうから聞いてくれる、この対応。

「なんかさ、県庁での対応って実はすごく特殊なんだね、全ての役所関係が県庁みたいだと思ってたけど違うんだね」
とニコラに言ったら、
やはり県庁は、今のフランスの政策(外国人を入れたくない)を直に受けてるから
あれも彼らの仕事なんだよね…と冷静に言われました。

c0086674_19112181.gifフランス国旗のトリコロールカラーは、青、白、赤。
青→自由 liberté
白→平等 égalité
赤→博愛 fraternité


この3つの精神は、フランス人だけのためにあって外国人にはない。
なぜなら、フランス国籍ではないから。
でも、フランスに住む限りフランスの習慣や文化を尊重しフランス語を話し、フランス憲法を守る。
守れないなら出ていけ、と新大統領は言いました。

日本にいたら、こんな事考えたりしません。
外国にいるから、人権ってなんだろうとか、難しいことを沢山考える。
これも人生の経験として、自分を鍛え豊かにしていくものだと思って受け入れるしかないのかな。


バタバタと午前中は終わり、2人とも1日分のパワーは殆ど使い切ったという状態でしたが
ニコラ君は午後からお仕事へ
私は午後から歌の子と初合わせ。

今回一緒に演奏するプログラムは全てフランス歌曲。
素晴しい曲ばかりです。美しい。
演奏するのが喜びです。
フランス語の発音や響きと、伴奏の絡みが他のジャンルにはない新鮮な感じで
合わせが終わった頃には私は午前中の嫌な気分はすっかり忘れてしまったのでした。

音楽、万歳。
フランス、万歳。
県庁だけがフランスじゃないもん。

単純です、私は。。



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by moncheminparis | 2007-10-09 23:18 | 日々のこと… d'habitude