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2008年 04月 25日
もう1つの運命
日曜日から3日間、小旅行に出る事になっています。
思わぬ出会いから決めた、気まま旅行。
話を聞けば聞く程、「行かなくちゃサイン」がピコン、ピコン♪

今回訪れるのはフランスのちょうど真ん中あたり、
という事でその名もrégion centre(centre とは真ん中、の意味)に位置する、Cher県の街です。
行く、と決めたのはまず何よりも出会った方がとても素敵な方だったという事と、
ワインだ、チーズだ、陶器だ、とワタシの好きなものばかり出てくるからなのです。
特に…Crottin de Chavignolの産地だと聞いた時にはもう、ひっくりかえるかと思いました。
私の大好物のチーズだから、なのです。

ちょいと写真をお借りしましたが…
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Crottin de Chavignol
クロッタン・ドゥ・シャビニョル

コロンと手のひらサイズのハードタイプ。
fromage de chevre ヤギさんのチーズです。
濃厚な口当たりがサイコー。


しかも、訪れる27日にはこのcrottin祭りがちょうど開催されるようで
試食したり、ヤギさんと交流したり(笑)、盛り上がりそうです!
これはもう、運命の旅行でしょう。

何故ここで「運命」という言葉が出るのか。タタタタ~ン!
私はピアノ以外にもう1つ、運命があります。


それは。


ずばり、フロマージュ。
私は昔チーズ職人になる、という夢がありました。
いや、冗談じゃなくってね。これホントに思っていたんです。
当時(小学生だった)のピアノの先生に、そう宣言しましたから。
あなたは大人になったら、何になりたいの?と聞かれ
普通はそこで「ピアノの先生♪」とか「ピアニスト♪」とか答えるべきところを
私は「チーズを作る人になる」と宣言したんですね。
先生、ビックリ。

要は、私はチーズが大好物だった。
ある日テレビのCMで北海道のチーズ製造工程を見てしまった。
熟成具合を見るために試食している…あぁ、うらやましい。あのヒト達ってああやって毎日チーズを食べているんだわ。
という、単純で明解な理由です(笑)。
熟成させて毎日丁寧に育てていく…っていう工程にも憧れました。

そして時は経ち…チーズ職人の夢も薄れ…
ある日フランス行きを決意した日、当時のピアノの先生は私に言いました。
「アナタ、チーズを作る人になりたいって私に言ったわよね。フランス行きは運命ね。」と。

そう、私はハイドシェックと出会いピアノのために留学しつつ
運命のフロマージュ王国、フランスに到着してしまったのでした。
その後沢山のフロマージュを試したのは、言うまでもありません。
色々試した結果、私が「これ!」と思うフロマージュの種類に、今回のCrottin de Chavignol があります。

今回の旅は、大好きなフロマージュの産地に行き現地で試食、という夢のような旅。
周りの環境や、作る人々の表情などをしっかり見てこようと思います。
フロマージュは現地の歴史がしみ込んだ、大変奥の深い食べ物ですから。


さらに、今回はワインも楽しみ。Sancerreという有名な白ワインの産地でもあります。
crottinとのハーモニーってどうなんだろう??



実は、Cher 県はフロマージュの他にも縁があるところですが
そのお話はまた今度。。

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by moncheminparis | 2008-04-25 10:25 | 旅 voyage
2008年 04月 23日
4月11日 ハイドシェックリサイタル in Paris
お知らせするのが遅くなってしまったのですが
実は4月11日にハイドシェックのリサイタルが行われました。
何故更新が遅れたかというと、私はスケジュールが合わず行く事が出来なかったからです。

行きそびれた私にハイドシェックが当日のプログラムを郵送してくれました。
メルシー、エリック!
素敵なプログラム内容ですので、皆様にもご紹介したいと思います。



♪エリック・ハイドシェック リサイタル 
4月11日 スコラカントルム音楽院内 サル・セザールにて

<プログラム>
モーツァルト:ロンド イ短調 作品511
ベートーヴェン:自作の主題による6つの変奏曲 ヘ長調 作品34
ブラームス:6つの小品 作品118より 第1曲、第2曲、第3曲
ベートーヴェン:6つのバガテル 作品126
ハイドシェック:「ラ・マルセイエーズの主題によるパラフレーズ」より 
          ラフマニノフ風、グリーグ風、フォーレ風、ドビュッシー風、クープラン風、ラヴェル風



注目は…次回来日で演奏されるベートーヴェン:6つのバガテル、ですね。
これについてはコンサートの感想を述べるハイドシェック本人より
「特に」満足の出来だったと、嬉しい報告がありました。

ハイドシェック自身による「6つのバガテル」プログラムノートもあります。
バガテル、とは「ちょっとしたもの」「つまらないもの」の意味ですが
ハイドシェックの言葉によれば
「がらくたばかりの宝石箱の中に隠された、貴重な真珠のネックレスのような…」

ベートーヴェンが亡くなる2年前の最晩年のこの作品たち。

まるで秘密の扉を開けるような感じ…?

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by moncheminparis | 2008-04-23 18:48 | ハイドシェック en France
2008年 04月 23日
♪ハイドシェック一言メッセージ募集中♪ <しばらくトップ固定>
ブログを読んで下さっている皆様へ
ハイドシェック一言メッセージ受付締め切りの4月一杯までこの記事を固定します。
新しい記事は下へスクロールしてご覧くださいませ。
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再度のお知らせとなります。
現在、コンサートイマジンさんでは
ハイドシェック来日公演パンフレットへの一言メッセージを募集中。詳細
締め切りはもうすぐ!4月一杯までです!


募集方法は次の3つです:

♪コンサートイマジンへ直接郵送 〒168-0802 新宿区改代町35
郵送用あて先:コンサートイマジン「ハイドシェック一言メッセージ」係宛

♪コンサートイマジンへFAX (03-3235-3855)

♪専用メールへ送信 ericmessages.imagine@gmail.com

注:4月10日に掲載した募集用メールアドレス表記にミスがありました。
すでにメールを送って下さった方、お手数ですがもう一度ご確認いただけないでしょうか?
正しくは今回の表記です。(以前の表記では、@前の.imagineが抜けていました)
申し訳ありませんでした。ここにお詫び申し上げます。


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by moncheminparis | 2008-04-23 11:31 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 04月 20日
Bonnes Vacances!

久しぶりの更新です。気がついたら10日も経っていました…。
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パリ地方(Ile de France)は今日から2週間のヴァカンスに入りました。
ここの所ずっと忙しかった私も、今日からしばらくは自分の時間を作れそう。




(写真はパリ5区、カルチエ・ラタンと呼ばれる界隈です)


私の予定に合わせてニコラも後半の1週間、休みを取ってくれたので
(こういう事が可能なのって、やはりフランスならでは)
来週は、ちょっと小旅行なども計画してみました。
実は最近素敵な出会いがあって、Centre Loire 地方に住む方とお知り合いに。
そこから話がトントンと進みさっそく遊びにいく事になったのです。
ブログでもご紹介する予定にしていますので、お楽しみに!

その他にも、ヴァカンス中にやりたい事(やらないといけない事、ですね)は少なからずあります。
♪本家ハイドシェック仏語HPが更新されています(もう随分前ですが…)ので、日本語サイトも対応しなくては!
♪ちょっと心躍る「文章」の依頼も来ています!
♪まだ公表できないケド、とある企画の仕上げ。
♪翻訳作業もあったんだった!


あらら。。
少なからず、とか言っている場合でもなさそうですね。
頑張ります!

そして何はともあれ
BONNES VACANCES! 良いヴァカンスを!

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by moncheminparis | 2008-04-20 16:54 | 日々のこと… d'habitude
2008年 04月 10日
ハイドシェック米沢公演チケット発売開始&一言メッセージ募集について
ハイドシェック来日ツアー開始まで、気がつけばもう2ヶ月を切りました。
そんな中、今日4月10日に米沢公演(5月31日、伝国の杜にて)のチケット発売が開始されました。
詳細はこちらを参照して下さい。

以前も少し書きましたが今回私は米沢公演の言いだしっぺを務めました。
母の実家であるこの地でハイドシェック公演が実現できないかと働きかけ、
お陰さまで沢山の方のご協力のもと、めでたく実現の運びとなりました。
米沢の暖かな土地柄がハイドシェックの心にきっと響くことでしょう。
是非、みなさんで盛り上げて公演成功に繋げていきたいです。

尚、チケットはハイドシェック公演としては破格の、1枚3000円という大変良心的な設定になっています。


米沢公演に行かれるご予定の方は、是非私に声をかけてくださいね。
私は当日、現地におります。

***

さて、さらにお知らせがあります。
コンサートイマジンHPBBさんのブログmagnetさんのブログ等でも紹介されていますが
ただ今「ハイドシェック一言メッセージ」を募集中です♪
頂いたメッセージは公演パンフレット上で紹介されます。
来日40周年を記念した素敵なパンフレット作りに、みなさんも参加してみませんか?
以前からの募集方法に加え、メールでの受付も開始しています。
ericmessages.imagine@gmail.com
郵送やFAXはちょっとおっくう…という方も、メールならもう少し気軽に書けませんか?
注:掲載した募集用メールアドレス表記にミスがあり、2008年4月23日加筆しています。
すでにメールを送って下さった方、お手数ですがもう一度ご確認いただけないでしょうか?
正しくは今回の表記です。(以前の表記では、@前の.imagineが抜けていました)
申し訳ありませんでした。



メッセージ受付は4月一杯行っています。


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by moncheminparis | 2008-04-10 14:04 | ハイドシェック来日ツアー2008 
2008年 04月 08日
ハイドシェックのマスタークラス:ブラームスop.118
3月17日に引き続き、今年に入り第2回目のハイドシェックによるマスタークラスが昨日開催されました。
場所は前回と同じ、スコラ・カントルム音楽院です。

音楽院の写真を載せた事がなかったように思うのでご紹介。
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La Schola Cantorum
269 rue Saint-Jaques 75005 PARIS


←この風景は私のお気に入り。




ところで少し脱線しますが音楽院のすぐ側にこれまた素晴しい建造物が。
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Eglise Val de Grâce ヴァル・ドゥ・グラース教会


音楽院に行く時は
教会が真正面から見えるコースを選んで歩きます。
細い路地から広場に到着した時の迫力は、
なかなかの感動モノ。




話をマスタークラスに戻します。
昨夜のテーマはブラームス。
私が演奏したのはop.118 より第1曲~3曲まで。
ブラームスの作品118は私にとってかなり大きな位置を占める曲で
大学生の頃から段々その魅力に目覚め、機会があれば勉強してきましたが
その非常に内向的な、そして究極に純粋ともいえる美しさの表現をどのようにしたら手に入れられるのか…随分と考えたものでした。
多くの先輩ピアニストは「ブラームスを弾くには年齢を重ねないと」と、あまり多くのアドヴァイスをくれません。

私が作品118を初めて聞いたのは、中学生のとき。
当時の先生が目の前で演奏してくれました。ブラームスってこんなに美しいのか…と開眼。
初めて勉強したのは、大学生のとき。20代前半。
パリに留学してからも、再度挑戦。20代後半。
そして今回。30代前半。

確かに…私はピアニストとしてはまだ若すぎる程若いのですが
時を置いて、再度同じ曲に向き合うとき、私の中に変化が起きているのを感じます。
以前は気がつかなかった事に気がつく。より敏感になる、というか。
昨日レッスンを受けながら強く思ったことは、同じレッスンを20代のあの頃に受けても、
心の奥に深く刻まれることはなかっただろうな…という事。
楽譜から紐解いていくその1つ1つのアドヴァイスが、今の私にはかなり「直球」という感じで、
今回はかなり良いタイミングでレッスンを受けたように思いました。

音楽はいつでも、一期一会なのですね。
縁あって曲と出会い、曲と共に成長していく。
演奏する度に発見する喜び。
「解釈を深めながらも、新鮮さも忘れずに。」
これも、ハイドシェックがよく言う言葉です。

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by moncheminparis | 2008-04-08 12:34 | ピアノ piano
2008年 04月 07日
空間 L'espace
ぐんと気温が下がったパリ。
昨晩雪がふりました。
粉砂糖がかかったような風景が広がっています。

c0086674_1833919.jpg最近の私は余裕と言うものがなく、
気がつけば「大変だ、大変だ」と一人騒いでいます。
考えなければいけない事、やらなければいけない事
ざわざわ、そわそわ、バタバタ、イライラ、ドキドキ…落ち着け、自分!

これじゃダメだな、と思う今日この頃。
そんな時、1枚の素敵な写真が届きました。
St-Germain-en-Layeに行った時の写真。
大きな空間を捉えたこの写真にはっとしました。

私の周りには沢山空間があるじゃない。
石造りのどっしりした雄大な空間。
これを、忘れてはいけない。

折りしも今日はハイドシェックのマスタークラスです。
演奏するのはブラームスのop.118 。
ハイドシェックはいつも太い骨組みと建築を音楽に例えて
「演奏には空間の存在が不可欠」と言います。

さぁ、心に静けさと落ち着きを。
今夜のブラームスに何とか気持ちが間に合いそうです。
写真を送ってくれたAちゃん、ありがとう!



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by moncheminparis | 2008-04-07 11:30 | 日々のこと… d'habitude
2008年 04月 03日
電波に乗った、ほほえましいハイドシェックの素顔
前回お知らせしたハイドシェック登場のラジオ番組。
正直でお茶目なハイドシェック節が満載の番組でした。


メインはインタビュー。
「今夜はフランスの偉大なピアニストの1人、エリック・ハイドシェック氏の登場です!」
と、幕を開けたこの番組。
「そんな…立派なピアニストって別にボクだけじゃないよ、他にも沢山いるよ…」
ですって。ハイドシェック…カワイイです。この一言で一気に番組が和みました。

インタビューはハイドシェックが得意とするフォーレ作品から始まり
学生時代にイヴォンヌ・ルフェビュール(ターニャ夫人の師匠でフランス作品を得意とするピアニスト)に大きな影響を受けた話。
ハイドシェックのフォーレの録音を聞いたマルグリット・ロンより
「あなたは真のフォーレニアンであり、それは貴重な事だ」と賞賛の言葉をもらった話(その言葉はハイドシェックのピアノの上に飾られています)。
コルトーやルビンシュタインとの交流話。
その後インタビュー内容はドイツ作品へ。
21歳、ケンプとの出会いによりそれまでロマン派やフランス作品を主に勉強してきたハイドシェックが
その後のピアニスト人生における重要な転換期を迎えた話。
得意とするモーツァルト作品は実は若い頃誰からもレッスンを受けず
パリ音楽院の卒業試験にて初めて演奏した事がきっかけでモーツァルトの魅力に出会った話。
若い頃のハイドシェックは、コンチェルトの依頼にすぐ対応できるよう30歳までにはほぼ全てのコンチェルトレパートリーを持ち曲としていた話。

などなど。
インタビュアーをさえぎって(笑)話の止まらないハイドシェック。
時々、探し物があってマイクから離れてしまうのでしょうか、声が遠くなったり近くなったり…
ゴソゴソ…ゴツン(どっかにぶつかったような音)、おっとごめんね…pardon!!なんて声まで鮮明に録音されていました。。
そのハイドシェックのあまりにもハイドシェックな様子と、インタビュアーの少し動揺したような声の調子があまりにも可笑しくて、
お腹を抱えて何度も何度も笑ってしまった私です。
ライブ番組ではないのですが、ハイドシェックがすぐそこにいるような感じで。

インタビューの他に録音も数曲紹介されました。
フォーレ、モーツァルト、自作のラ・マルセイエーズ変奏曲など。
モーツァルトはターニャ夫人との共演、日本公演の録音でした。
指揮者の田部井さんの事を「ボクのヤング・トスカニーニ!」と強調して大推薦していたのがほほえましかったです。

この放送は今後数回再放送されるようですので
沢山の人に聞いてもらえたらなぁと強く願っています。


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by moncheminparis | 2008-04-03 12:22 | ハイドシェック en France