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2010年 04月 28日
再会
本格的に春らしくなってきました
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愛用していたPCがまるで心筋梗塞を起こしたようにいきなりバタっと故障…
お風呂場からは水漏れ…あーもうどうしてこう次から次へと。。

2度ある事は3度ある、事はない、ことを祈る私であります。

というわけで、慣れないニコラのPCで日本語入力しているので
キーの位置が微妙に違うため書きづらいったらありません。
ピアノで鍛えたこの指、日本語のキーを覚えてるらしく(ちょっと自慢)
それなりに使いこなしていますが、そんなわけなので誤字脱字、お許しを。



さて最近の良い事と言えば、高校時代の友人がパリへ会いに来てくれた事。
火山灰騒動で冷や冷やしましたが、無事にパリへ到着。
何年ぶりの友人と、パリで会うその不思議な感覚。でも会って見るとお互いぜんぜん変わらない、みたいな。
パリは絶好のお天気で、気温もちょうどよく、楽しんでもらえたのではないかと思っています。
(まぁ、パリにはありがちな、色々なハプニング、不便な出来事などももちろん土産に仲間入り)

私は基本的に、家を愛し結構頑固な出不精な性格なので
こうして友人に誘われると良い機会になったりして。日本から来る友人の方が色々詳しいのはなぜ?
夜景を楽しんだり…アイスを食べ歩きしたり…気ままにお散歩、そしてとまらないおしゃべり。
何せ長年会ってませんから、つもり積もった何層にも重なった地層のように話題は次々出てきます。

高校のあの頃。
「何をあんなに必死になっていたんだろうね」
と、語りつつも、今だって十分必死な私たち。
私もアナタも、色々あった。でもこうして元気で再会出来ることに感謝。
大人になって、昔より分別はつくようになったかもしれないけれど
枠に収まりきらない大胆で決断力のあるK、それは昔のまま。


一緒にクリュニー中世美術館に行って、思ったこと。
ノートダム寺院や、サント・チャペルのステンドグラスの一部を目の前で見たとき
そのスケールの大きさにびっくり。しかも大胆で緻密で怖いくらいの迫力。

私もそんな風になりたいと思う。
隅々まで揺ぎ無い自信と、迷いのない作風。小さくまとまっては、いけない。
私は突き進むためにパリに来たのだなぁと、久しぶりに初心に帰った、そんな友人との再会でした。


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by moncheminparis | 2010-04-28 19:34 | パリ風景 Paris
2010年 04月 21日
気が合う
**アイスランドの火山が大変です。ちょっと収まってきたとか???パリの上空にも灰が到着してます。**
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ここの所暖かな晴天が続くパリ。
もう、さすがに春…だよね?言い切っちゃっていいよね???(って言うかもう4月なんですけど)

気まぐれな天気とにらめっこしながら先週、パリ郊外にてお花見も開催。
その日は本当に暖かくて、(いや、暑くて←パリの天気は極端である)夕方日が沈むまで芝生でゴロゴロ甲羅干し状態。
のんびり出来て良かったです。

そう私は今、つかの間ののんびりモード満喫中。
イースターの学期ヴァカンスで、あと10日間ほどレッスンやら伴奏などから開放されるので
深々と深呼吸し、自由を満喫しています。心の洗濯。あ~気持ちよい。
ここでリフレッシュして、ヴァカンス明けの5月6月、ギッチギチなスケジュールに備えるのであります。


さて、ここからが本題。


私は有名な動物好きですが、先日ビックリ~な事がありまして。
前述のお花見でふにゃふにゃにふやけて帰宅中、車で自宅まであと100メートルか、という場所で
道端に白っぽい犬が1匹で歩いているではないですか。しかもなんか…まずい感じ。

こういうの、私ダメなんですよ。もうドキドキしちゃって。
捨てられちゃったのかな?とか。迷い犬??とか。。
ここで手を差し伸べても私は世話をしてあげられない。胸が苦しくなります。
(ここで道端にネコ、なら問題なし。どうせ自由気ままに散歩中に決まってます)
ドッキンドッキン。
運転手のニコラも、迷っています。助けてあげてどうするの?とマトモな質問をしてきます。
だけど…だけど…1匹でそこらじゅうの匂いをクンクン嗅いで、絶対に普通じゃない感じ。

しょーがないな。と、ニコラ、まず車を停車。様子を見ようよ、ということに。
ちと冷静になって観察してみると、それほど汚れてはいない(だから長い間迷っていない)。
マルチーズっぽい、そして結構ちゃんとした首輪をしている。
車を止めた私たちを時々、見返してきます。
目つきが…(本気で冷静になって観察したんです)あまり悲しそうではない。

そのうち、とある門の前で考え込むマルちゃん。(勝手に命名)
ちょっと立ち上がって、ガリガリ…ってして見せる。
あれ?もしかしてここの子か?と悩む私たちに希望の光が。

えいっと気持ちを振り絞って車から降りてマルちゃんに近づいてみました。
(ここで助けて、もしも迷い犬だったら、どうにか対処すると覚悟の上)
ジリッジリっと近づく私たち、夜中23時近く道路に座り込んで「アナタどこの子なの?」(もちろん、日本語)←結構怪しい。
マルちゃんは、ちょっと後ずさりしましたが、私たちが悪者ではないとわかったのでしょう。
さっきと同じ門をガリガリして見せて、そこにオチッコもアピール。何度も何度も。

間違いない!これは、ココの子!と確信した私たち。
在宅中の気配がある一軒家の呼び鈴を押します。どうかココの子でありますようにと祈りながら。
リーン♪顔をひょこっと出すムッシュー。
あの~~もしかして、犬を飼ってませんか?ここに迷ってる風なイ…

と途中まで言いかけたところで、ムッシュー。
「アー!なんでそんなトコに…$%&())=~’#$+*\@@@」

ドドドドド(階段を駆け下りる音)

マルちゃん、耳がピーン。

いや~さっき外に出したまんま、忘れて門閉めちゃったみたいだ~ゴメンよ~~~。ありがとね~。
あぁ感動の再会!



ホントーーーーに!良かったです!どんだけホッとしたか。。。
フランスは犬に優しい社会なので、私が知っている飼い犬はみんな幸せワンコばかりですが
悲しい話も時々聞きますしね。ヴァカンス中にペットを捨てるとか…もう信じられませんよ。


よかったね~よかったね~と大喜びな私たち。
こういう喜びを共有できるパートナーでよかったです。
ここで冷たく、「ほっときなよ」とか言われた日には、もうアナタ、大喧嘩そして最悪の結果ありかも。
ニコラは自分が動物アレルギーなくせに、私と同じくらい、動物好きなんです。


こういう、ちょっとした価値観の合うところが、長く続く秘訣かな?なんて思ってしまった私でありました。

なんだ~ただのノロケじゃん~~。。おしまい。



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by moncheminparis | 2010-04-21 19:39 | 日々のこと… d'habitude
2010年 04月 19日
4月16日:ハイドシェックマスタークラス ドビュッシー前奏曲集第2集より 
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*4月16日(金) スコラカントルム音楽院にてハイドシェックマスタークラス終了しました*

<プログラム>
ピックウィック卿を讃えて "Hommage a S.Pickwick, Esq.P.P.M.P.C."
カノープ "Canope"
交代する3度 "Les tierces alternees"
花火 "Feux d'artifice"



先週に引き続き、ハイドシェックドビュッシーの前奏曲集第2集、最後の4曲です。
この日は私が演奏を担当しました。
実は、ちょっとしたアクシデントで、4曲全部を担当する事が数日前に決まり…
予定外のスケジュールで危ない綱渡りをしましたが(笑)なんとか、ギリギリで仕上げました。
これもまた、経験ですね。

演奏をしたので、その視点も交えてのレポートです。
プログラムの流れは

ピックウィック卿を讃えて』…少々皮肉も交えた、でも暖かいユーモアに満ちた曲
カノープ』…静かな悲しみに満ち、究極に美しい芸術作品(カノープ:エジプトの古い壷)
交代する3度』…やわらかな3度の動きから浮かび上がるテーマの美しさを味わう曲
花火』…華やかで驚きに満ち、ピアニストの腕の見せ所。最後にフランス国歌モチーフで締めくくる。


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前奏曲集第2集は、全曲3段楽譜で表記してあります(普通はト音記号とヘ音記号の2段)。
より立体的に陰影を付けて、深く掘り下げて書いてあるのが第2集。(ゆえに落とし穴注意!譜読み慎重に)
3段楽譜にペダルも酷使して、まさに2本の腕と2本の足をマルチで使う、頭を使う曲集です。
いかに多彩に繊細に、ドビュッシーのメッセージを伝えるか。

ピアノ演奏で空間をのびたーりちぢんだーりさせ、漂う浮遊感を大得意とするハイドシェックによる
目からウロコが次々と落ちる、居合わせたピアニストはみんな楽譜に書き込むので必死な…
貴重マル秘っぽい、ありがたいマスタークラスとなりました。
レッスン後も話題が耐えず、ピアニスト同士であーだこーだと話し合う熱いレッスンです。素敵でしょ。


気さくなハイドシェックの周りには若いピアニストが沢山集まってきます。
みんな仲間。ハイドシェックは決して上から目線で話をしません。
共に学び、影響し合っていく。若い世代から学ぶ事も多いと言うハイドシェック。
マスタークラス後は、打ち上げ。残った数名とハイドシェック夫妻を交えて23時過ぎから食事…(>_<)
そこでもハイドシェックの優しさやユーモアに触れ、良く笑いよく食べ(特にハイドシェックが)、
実は私は疲れてフラフラでしたが(笑)、元気な師匠に背中をドンっと押され、解散となりました。


まだまだ研究するべき事の多い作品たち。
ピアノ道は命ある限りどこまでも続きます…



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by moncheminparis | 2010-04-19 12:16 | ハイドシェック en France
2010年 04月 11日
4月9日:ハイドシェックマスタークラス ドビュッシー前奏曲集第2集より
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*4月9日(金) スコラカントルム音楽院にてハイドシェックマスタークラスが開催されました*


<プログラム>
ヒースの茂る荒れ地 "Bruyeres"
風変わりなラヴィーヌ将軍 "General Lavine-eccentric"
月の光がふりそそぐテラス "La terrasse des audiences du clair de lune"
オンディーヌ "Ondine"





ドビュッシーの作品。
美しく、透明感あって、漂う感じがまさにフランス!って感じで
ポエティックでキレイだから大好き!という人は多いと思います。
是非好きであってほしい、私もそうですから。



しかーし。
弾く側は、楽譜に潜む数々の罠に悪戦苦闘。
さらに、罠だと簡単には気づかせない、もしくはあからさま過ぎて手に負えない…辺りが
ドビュッシーの「悪っ子いたずらっ子」的な性格を想像させます。

楽譜に書いてあることは、全てではない、みたいな。


前奏曲集は、第1集と第2集がありますが、全曲タイトルがありません。
と言うか、曲の最後に括弧でそ~っと『こんなイメージでいかが?』と書いてあるように、私は思えます。
プログラムなどに載せる際は、一応タイトルとして表記しますが、実際は楽譜上で見るとタイトルではない。


タイトルなようで、タイトルじゃない?
楽譜に書いてある事は全てでは無い?



なんてとらえどころがないんでしょう!



そんなドビュッシーを、作品として演奏するためのアプローチが
ハイドシェックのマスタークラスによって、解き明かされてゆきます。

楽譜に書かれた強弱記号、それはニュアンス、と言うか色…とても個人的な…透明感を求めて…
自分の中から引き出すんだ…探して探して…。
そして、構成をつかむ。見えないようでちゃんと輪郭があるんだという発見。
キレイキレイだけでは済まされない、時々潜む恐ろしさ、皮肉、狂気…
それから、フランス文化。エスプリ。

ペダルが…タッチが…高音域だけ出してもダメだよ…
呼吸を入れて…ここはまっすぐ…遅すぎない…急がないで!…
指使い…隣り合った音をキレイに響かせるように…



それらの、様々な細かなアドヴァイスの横を、
ドビュッシーの世界が、さらに遠くすり抜けて行く様な、不思議な感覚を覚えました。

「それだけが、すべてじゃないよ」と。


ハイドシェックが演奏するドビュッシーは
説明するハイドシェックの言葉の何倍も、真実で圧倒的で…驚きに満ちていて。
音が消えちゃうのがもったいない!みたいな。




マスタークラスはまだ続きあり。
16日にも行われます。




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by moncheminparis | 2010-04-11 20:48 | ハイドシェック en France
2010年 04月 08日
ハイドシェック ショパン4月号掲載
**ハイドシェックポートレート 写真・木之下晃氏**
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2日前にお知らせした
「ショパン今月号にハイドシェックの記事?」のウワサ。


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←今月号は、これ。




早速、某ブログサポーターMさんより、情報源が届きました。
「ピアニストの肖像」と題され、文章も写真も木之下晃氏によるものです。


ファンのみなさん、本屋さんへ、GO!


Mさんいつもありがとうございます


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by moncheminparis | 2010-04-08 11:43 | ハイドシェック au Japon
2010年 04月 06日
春ボケな私
だ、だいじょうぶか、私???
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ボケな私が満開状態で、最近なんだか気合が入りません。
忘れ物などの失敗率、我ながらすごい。これが夢であって欲しいほど…トホホ。

生徒の家に携帯を忘れた(帰宅後気が付き、取りに戻る)、
ペンケース忘れた(注意書きが出来ず、仕方ないので生徒に鉛筆を借りる)、
財布忘れた(メトロ乗る直前で気付き家にリターン)、
洋服が後ろ前だった(夜シャワーを浴びるまで気付かず)、
コップ割った(しかも一気に数個)、
なんか変だと思ったらパンツの前が開いていた(やはり帰宅後気がつく。赤面!)、
夜寝る前にコンタクトレンズを保存洗浄液に漬けておくのを忘れた(だから今日は目がカピカピです)
買ったばかりの傘の上にドズンと座り、柄が曲がってしまった…(交換してもらえたのがえめてもの救い…)


あれやこれやで失敗大放出バーゲン中。これが春ボケ???
なんだか眠いし、寝れば変な夢ばかり見て寝た気がせず朝から頭がもーろーとしている私。
あーだるい~~~やる気でない~~とばかりも言ってられませんが。。。



そんな私を見かねてニコラが(彼は現在良い事づくめで絶好調)昨日映画に連れ出してくれました。
2週間前くらいから上映されている、フランス映画、ラブコメディー。
主演はバネッサ・パラディ と ロマン・デュリス。

いや~~~楽しかったので久々にゲラッゲラと笑いました、周りもみんな大爆笑。
映画の様子はまた別の機会にアップしようと思います
(ロマン・デュリスについても、かねてから書きたかったので)
笑ったら、ちと軸が戻りました。おや?私、元気かも?って思う自分にまた笑ってしまいました。


変なの!



長い冬から春の変わり目。
木の芽が出て、花が咲いて急に風景が変わる、風の匂いが、空の色が変わる…自然はすごい。
ってな分けで、ご利益を頂くためボケからどっこいしょと腰を上げて、パリでお花見を計画中です。
気まぐれなお天気とどう折り合いをつけるか。


チャンチャン!


P.S.
ところで最後になりますが
今月号のショパンにハイドシェックの記事(もしくは写真)が掲載されていると
風のウワサで聞きましたが、どなたかご存知の方いらっしゃいますか??


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by moncheminparis | 2010-04-06 23:32 | 日々のこと… d'habitude