2014年 04月 25日
旅のメインは、Tonnerreという街で行われるワイン市。 小さいながらも風情あり、なかなか味わいある街並みでした。 映画の舞台にもなったようで、それは旅行の後で知ったので、 また今度観て見ようーと思っているところ。 菜の花が満開のドライブは良いリフレッシュに♪ まずはワイン市のその前にちょっと観光。 白いあひるがふわふわーーとのん気に浮かんでいます。 ここ、この街の中心街ってところが、ツボ!平和! このあひるさん。。。。 時々街中に出てお散歩するみたいです。 蒼い湧き水が神秘的なスポット。Fosse Dionne この湧き水の水源は 未だに解明されていないそうで 街のミステリーとして有名。 蒼く映るのは、水そのものが蒼いのではなく 中に生えている水草の影響かなと思いますが とっても綺麗な青で、、印象的です。 ここのすぐ脇にあった民宿がとっても良さそうで 次回は是非、そこに泊まりたいーー。 白ワインで有名なシャブリの朝市にもちょこっと。 街のあちこちに ワインカーブの案内。 こういうところを訪ねると、 生産者から直接買えます。 シャブリの朝市可愛かったな! 街並みもこれまた風情あって 古きよきフランスという雰囲気。 美味しい料理&ワイン&宿泊 みたいなプランの高級そうなホテルも多くありました。 一度行ってみたい。。。 さて、Tonnerreに戻って、旅のメインのワイン市会場へ。 中世の病院だった建物を使っています。 ええと、、1200年だったか。そのような年代の建物と聞きました。 ヨーロッパでは、こういう話を聞くたび、いちいちびっくりですーーーー そんな歴史的建造物の中で(しかも元病院)、 ワインをいっぱい試飲して酔っ払う人続出のイベント 小さな生産者ばかりが集まったワイン市。 なので、作り手がアピールしての情熱がむんむんです。 直接話して、試飲して、無駄話もいっぱいして、 ほとんど、ほだされて買うような感じ(笑) 父、兄、弟それぞれのワインを 作ってる一家との会話なんか、最高でした。 ここに美味しくないワインなんか、売ってるのかしら。 どこで試飲してもそれぞれの、素晴らしい味わい。 あっという間に1本、2本、、、5本、、あれ??9本? おーい。。。。買いすぎ! ブルゴーニュワインの魅力は単一のブドウで作るため、 もしかしたら強さには欠ける、でもその優しさの中にきちんと残る香りでしょうか。 まろやかで、軽い風味。飲みやすい。土地の味が直に出るような印象。 (分かった風コメント) ボルドーの濃い色、濃い味のワインとは性格の違うワイン。 ワインはその味わいのほかに、香りや色もいいですし、 産地や作り手のドラマ、自然の偉大さなどを感じられるのが素晴らしいと思います。 ブドウから、口の中であんなに長く香りが残る飲み物を作れてしまう生産者はすごい! そしてフランスワインはやはり偉大です。 パリの日常の色々も、、、帳消しかな?(うーむ) **ブログ内ハイドシェック情報** ★ハイドシェック来日ツアー2013 ★ハイドシェック来日ツアー2011 ★ハイドシェック来日ツアー2009 ★ハイドシェック来日ツアー2008 ★ハイドシェック来日ツアー2007 ★ハイドシェック au Japon ★ハイドシェック en France ★ハイドシェックの録音 ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ #
by moncheminparis
| 2014-04-25 14:03
| 旅 voyage
2014年 04月 22日
パリ地方は現在Pâques(イースター)休暇で私は2週間のお休み。 先週末は一般サラリーマンも祝日含め3連休、という機会を使って 週末ちょっとブルゴーニュへ出かけて来ました。 旅行全体の話その前に、、、 実は数日前までブルゴーニュではなく、ノルマンディーへ行く予定にしていたのですが、、 とある素敵な出会いのお陰で行き先変更。 今日のブログはそのお話。 ネットで、SNSで、広がる出会いってあります。 海外に住んでいると、日本人の方との出会いについ嬉しくなって積極的に出ますが ある意味「外れる」場合もあるので、基本は慎重であるべきだと思いつつ。でも時々は良い出会いもある! とある有名SNSでブルゴーニュはTonnerre という街で行われるワイン市の紹介がありました。 最近「ちょいワイン通」を気取っている(笑)←ただの食いしん坊 私とニコラにはぴったりな感じ。 お宿も取れそうだし、、、可愛い感じの街だし。いいじゃん!行こう行こう! SNSで楽しいワイン市を紹介してくださった方は フランス人のご主人と一緒にクレープリーを営む、 ネコ好きな(←ここ大事、、、)素敵な方でした。 もちろんお店でランチしてきました。 とてもかわいらしいお店でクレープもとっても美味しかったので紹介します。 もしもお近くをお寄りの際は是非是非。 クレープを焼くご主人も優しく素敵な方。 ファミリー的な暖かい雰囲気のする、上品クレープリー。 ******** Crêperie Les Vieux Volets (FBページあり) 1 Rue de l'Hôtel de Ville,89700 Tonnerre TEL:03 86 55 33 04(予約した方が良さそうです) 卵とハムとチーズ、みたいな基本メニューから ブルゴーニュの名物を使ったメニューまで色々。 ニコラは卵ハムチーズ。 私はブルゴーニュメニューなクレープ(手前)。 ちょっと匂いのする、腸詰アンドュイエットが乗っています。 私これ好きなんですよーーー。 お供はドゥミセックのシードル酒。 ドゥミ(demi)セック(sec)とは 甘すぎず、辛すぎない中間という意味。 ここのシードルもなかなか美味! 甘いデザートクレープは(ここでかなりお腹がいっぱいなのに、食べ続ける私たち) *ブルターニュ名物塩キャラメルにバニラアイス乗っけ *塩バター&レモン というチョイスにして、お腹から前にひっくり返るくらいお腹一杯、ごちそうさま! ちなみに、この後沢山試飲することになったワイン市で酔っ払わずに済んだのは ここで食べた満腹クレープのお陰???だと信じています! Nさん、Pさん、素敵なひと時をありがとうございました☆彡 ワイン市などその他のお話はまた次回。 **ブログ内ハイドシェック情報** ★ハイドシェック来日ツアー2013 ★ハイドシェック来日ツアー2011 ★ハイドシェック来日ツアー2009 ★ハイドシェック来日ツアー2008 ★ハイドシェック来日ツアー2007 ★ハイドシェック au Japon ★ハイドシェック en France ★ハイドシェックの録音 ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ #
by moncheminparis
| 2014-04-22 13:42
| 旅 voyage
2014年 04月 15日
♪パリの八重桜フォト♪ うふ。 などと、ぶりっこしている場合ではありません。 大変ご無沙汰してしまいましたが、私は元気です。 1月。ばたばた 2月。ばたばた&日本帰省 3月。ばたばた&従姉妹来る&誕生日 4月。ばたばた → イースターのバカンスでお休み(今ここ!) ばたばたのそれぞれは、詳しくは思い出せません! ほとんどの理由はコンセルヴァトワール関連の仕事ですが 今年度は政治的な動きもあって、なかなか忙しくかつ目の離せない感じ。 実は、隣接する市がみな合併して大きなコミュニティがこの1月に誕生しました。 今まで市立だったものが、大きな地区の管轄に変わります。 それが良い影響を与えるのか、はたまたその反対なのか。 私にはまだ良くわかりませんが、 少なからずの不安をスタッフに与えていることは確か。 学長も、講師陣もみな不安です。 決定されたことに、ただ従うしかない力の弱い私たち講師には 何も意見することなど出来ないような、気もします。 とにかく来年度開始の9月からの変化は避けられない状況で、 私の仕事にも影響があるに違いありません。 今までの伝統的なフランス音楽教育に、新しい風を!という意味では 興味深い動きであると、私は思っています。 なんでも変化あっての歴史ですから。 おそらく一番影響があるのが、 ソルフェージュ科。 フランスでは、ここを通らずして音楽の扉は開かず、という絶対的な科目ですが 何故にまずそこを通らねばいけないのか?(少なくとも2年学んでから→楽器開始) 楽器と同時に学んでは駄目なのか? そもそも、ソルフェージュは全員に必要な科目なのか? と、さまざまな意見が出されています。 ソルフェージュで落ちこぼれて音楽をあきらめる子供が多いことは、確か。 私はコンセルヴァトワールのほかに、個人の生徒も教えていますが その中に脱落組みも沢山います。学んだはずなのに、出来ない子供たち。苦労しています。 いや、個人の生徒だけではないか。 私のコンセルヴァトワールのクラスは、副科ピアノと言って 専攻の楽器プラスピアノを学ぶ、上級向けの特別枠のクラスですが ピアノを弾くことで初めて、ソルフェージュの概念を認識する生徒の多いこと。 鍵盤は音階の並びが明確なので、よく分かるみたいなんです。 もう何年もソルフェージュを学んでいても、楽譜のすべてを守れない生徒の数の多さ。 これに私はいつもビックリします。ソルフェージュ伝統国のフランスのはずなのに。。と。 日本では違いますよね。 まだ小さな子供に、ソルフェージュだけ、教えることはないでしょう。 私個人的な経験では、ピアノがまず先で、楽譜を読みながらソルフェージュの基本を取得、 プロを目指してからさらに、高度なソルフェージュレッスンを受ける、という順序でした。 鶏が先か、たまごが先か、みたいな論争が起こってますが どっちが後か先かの問題だけじゃないです。どっちも大事。 音楽はバランス良く総合的に学んでなんぼだと私は思っています。 学び方は、生徒1人1人みな違う。だから均一に教えることは間違っていると思う。 今後の動きは私は大注目しています。またレポートします。 **ブログ内ハイドシェック情報** ★ハイドシェック来日ツアー2013 ★ハイドシェック来日ツアー2011 ★ハイドシェック来日ツアー2009 ★ハイドシェック来日ツアー2008 ★ハイドシェック来日ツアー2007 ★ハイドシェック au Japon ★ハイドシェック en France ★ハイドシェックの録音 ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ #
by moncheminparis
| 2014-04-15 20:56
| ピアノ piano
2014年 01月 02日
新年明けましておめでとうございます! 私にとっては何かとざわつく1年だった昨年。 良いこともあったけれど、どうしても悪い方に傾きがちな1年でもありました。 でも今年はやっと、厄年(前、本、後)抜けましたので、スッキリ爽快と行きたいところです。 干支でもある馬にちなんで。 駆け抜ける追い馬のように、勢い良く力強くすごしたいと思います。 さてフランスの年末年始はノエルがメインなので お正月を特に祝うことはありませんが(2日から通常業務。慣れません。。) 大晦日は親しい人同士集まって、日にちが変わるその時を一緒に祝う習慣はあります。 この期間はとにかく良く食べる時期でもあり、その点は日本と共通点を感じます。 大晦日の日は友人邸で本場レシピの豪華なクスクスを頂きました! とっても美味しかったーーー。 アルジェリアルーツの知人力作。 それを色んなルーツのみんなで食べる。 マグレブ系 マルティニーク系 ユダヤ系 アジアン系(わたし) イタリア系(ニコラ) などなど、プラス ミックスな子供たち数名。 まさに今のヨーロッパそのものな一夜でありました。 さて、新年早々。 世の中には良い人もいる、と思えた出来事がありました。 実は大晦日にスマホをどこかで無くしてしまったニコラ。 結構ちゃんとした機種なので、、あちゃーだめだーと思っておりました。 やっぱり2013年は最後まで気が抜けないろくでもない年だわ!とがっかり。 が! 実は拾った人がいて。 私のところへ連絡が来て (履歴から目星をつけたそうです) スマホは無事だと判明。 その男性。 今日になってわざわざパリ市内まで引渡しに来てくれました。 「もし自分が同じ目にあって携帯を無くしたらすごく困るから」 と言われたそうです。 人の立場に立てる優しい人がちゃんといる! 見知らぬ人のために時間を割いてくれた男性に感謝。 ニコラすごくラッキーでした。 新年早々、良い気分。今年は良い1年になる予感! のんびりブログですが、今年もどうぞお付き合い頂けましたら嬉しいです。 ***************************************************** 音楽ブログランキング 応援クリック、シルヴプレ **ブログ内ハイドシェック情報** ★ハイドシェック来日ツアー2013 ★ハイドシェック来日ツアー2011 ★ハイドシェック来日ツアー2009 ★ハイドシェック来日ツアー2008 ★ハイドシェック来日ツアー2007 ★ハイドシェック au Japon ★ハイドシェック en France ★ハイドシェックの録音 ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ #
by moncheminparis
| 2014-01-02 19:30
| 日々のこと… d'habitude
2013年 12月 28日
怒涛の更新が続いています(笑)。年を越したくないので! 10月の万聖節のバカンスを使ってワインの聖地、ボルドーへ行ってきました。 ぎりぎりまで風邪をひいていたので危ないところだったっけ。 ボルドー市内の1枚。 ボルドーは今、とても人気のある街。 市内の整備も進み、程よく開発、程よく空間。 住みやすそうな印象ーー。 土地柄、太陽が多そうなのもグッド。 たぶんパリより暖かいのだろうなぁ。 さすがワインの名産地だけあって 自転車にワイン箱付けちゃうのが、 憎い!洒落てる! ちなみにこのセレクトショップで アクセサリーなどを数点購入。 セレクトも内装も好みだった。 この辺りは街並みも落ち着いた良い感じです。 Pia Pia 71 rue Notre Dame 33000 Bordeaux ワイン箱特集(笑)。 ワイン箱さえ置いてあれば、雰囲気が出てしまうマジック。 もうちょっと低めに重ねてサロンのローテーブルなんかにするのはどうかしら。 壁に直接打ち付けて、棚にしてもいいかな。と、アイデア膨らむ。 ワイン箱、集めたい。 こちらはボルドーから車で40分程。有名観光地、アルカションの海辺。 ここは湾なので、 船で対岸に行くことも可能。 牡蠣の養殖で非常に有名なのですが、、、 私はフランスで2回食べて2回ともペケだったため 食べられません。 食いしん坊として、まことに残念。 日の入りに間に合うか!急げ急げのピラ砂丘 La Dune du Pilat 南北に約3000m、 東西に約500m、 標高100mを超える 欧州最大の砂丘は、さすがに圧巻。 さらさらの砂山を100m、一生懸命登る。 膝がおかしくなるかと思った。 日の入りにギリギリ間に合ったーーーーー!! 幻想的な景色を見られて 満足度100% ここの砂はやわらかくて、サラサラで いつまでも触っていたい優しい感触。 天気に恵まれて、ラッキーだった! ボルドー来たならやっぱり訪れたい、サンテミリオン Saint Emilion。 あっち見ても、こっち見ても、ブドウ畑にシャトーばかり。 せっかくの機会なので、1つシャトーを見学しました。 CHATEAU SAUTARD 最近全体的な工事をして シャトー内はかなりモダンな感じ。 収穫したブドウの香りが濃厚に漂う時期だったため そこからワインになるまでの工程をしっかり感じることが出来ました。 最後は試飲も。 石灰質の土地で育つ、たくましいブドウから生み出されるワインの 芯のあるしっかりとした味わいに舌鼓。 そして美味しいワインは香りも違う。 ふわっと嗅覚に訴える、官能的とも言えるドラマ。 フランス、やるな!(笑) 丘からサンテミリオン市内を見下ろすとこんな感じ。 ボルドーにはまた行く機会がありそうなので 次回の楽しみも想像しつつ。。。 **ブログ内ハイドシェック情報** ★ハイドシェック来日ツアー2013 ★ハイドシェック来日ツアー2011 ★ハイドシェック来日ツアー2009 ★ハイドシェック来日ツアー2008 ★ハイドシェック来日ツアー2007 ★ハイドシェック au Japon ★ハイドシェック en France ★ハイドシェックの録音 ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ #
by moncheminparis
| 2013-12-28 12:15
| 旅 voyage
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みなさまのご訪問に感謝。コメントは認証制です。現在ハイドシェック来日&新譜情報強化中。
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........................ *profile* 愛知県立芸術大学器楽科卒業後、渡仏。エコール・ノルマル音楽院入学。演奏ディプロム取得。その後スコラ・カントルム音楽院入学。同音楽院コンサートディプロムを審査員満場一致の一等賞で取得。サン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクール「フランツ・リスト賞」、U.F.A.Mコンクール室内楽部門第2位受賞。1998年以降エリック・ハイドシェック氏指導の下研鑽を積み、ソロ、室内楽、伴奏等で幅広く活躍、また後進の指導も力を入れ、2010年よりパリ郊外のコンセルヴァトワールにて教鞭を取る。 「ピアニスト鈴木晴美の部屋」 Comment elle joue? *** 音源UPしました♪ ................... *インタビュー掲載サイト* 音楽留学サイト And Vision (2007年1月) 最初はみんなゼロだった 前編&後半 (2008年12月) ................... *リンク Liens * ハイドシェック公認日本語サイト 「エリック・ハイドシェック通信」 ハイドシェック公式HP(仏語) Bienvenue sur le site officiel du pianiste Eric Heidsieck コンサートイマジンHP concert imagine 以前の記事
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