2011年 02月 27日
まずは美しい夕焼け3連発!! フランス西部、ヴァカンス地としても有名な La Vendée県、海辺の街のSt-Gilles-Crois de Vie へ 1週間ほど羽を伸ばしてリフレッシュしてきました。 毎日こんなのばかり見て暮らしてましたので、だんだん気持ちが大きくなってしまい 荒れた海の日、いい気になって波しぶきを見ていて 大波と強風にあおられ大転倒し、太ももにデカイ牡蠣でもくっつけて来たかと言うほどの 大げさな青あざをこしらえましたが、そんなのちっぽけなことさ!と気にもせず。 (でも、実はかなり痛みました。。。とほ) 太もも、とは良く言うものですね。太い、から、そんじょそこらではびくともしない。感心感心(おい!)。 この辺りの地方は1年ほど前に大きな台風がやって来て、浸水倒壊の被害にあった地域でもあり 復興と将来の予防に向けて取り組む人々を取り上げる番組なども最近多く、注目度の高い地方です。 今回はそこに実際に住むニコラの伯母さん夫妻を訪ねての旅でしたので、その辺りの話も少し聞けて色々興味深かったです。 海辺に住む、という事の危険性。でも彼らはそこで暮らし、そこに人生の全てがある。 危険地域だから引っ越せと言われても、そんなにシンプルではないのですよね。。 さて。 今回の旅。伯母さん夫妻によるおもてなしで、とにかく良く食べました(またそれ!)。 とにかく、残さず食べるがモットーな私は、かなり頑張ってお腹がはちきれそうになりつつも完食を繰り返し おそらく…自分で調べる気も起きませんが、何かしらの(あえて明記しない)変化は起きているものと予想しますが 大西洋で気持ちが大きくなったので、そこはスルー(あは)。 旅の1番の目的は、高齢96歳、ニコラのおばあちゃんに会いに行くため。老人ホームで暮らしています。 前予想では、もうかなりボケてしまい3年以上会っていない私たちの事はきっと覚えていないだろう、 と覚悟して会いに行ったのですが、意外にもニコラ、そして私までキチンと覚えていて嬉しい驚きでした。 元々明るい人なので、ボケてはいるものの、明るいボケと言うか 自分の好きな物のみを想像し、好きな世界で暮らしています。だから笑顔も綺麗で周りを明るくしてくれます。 今家族の間で一番の話題は、謎のアントニオという男性の存在。 実は、おばあちゃん、アントニオに恋して恋して毎日大変なんです。。。(笑)。 しかし。ずっと前に亡くなった旦那さんは、ジャンって名前のはず。 伯母さんが「ママ、アントニオじゃなくて、ジャンに恋してるんでしょ」と言うと 「とんでもない、ジャンなんか知らない。アントニオ!あぁ美しいイタリア男!モナムール!」と。この調子です。 私が一番印象に残ったアントニオ系の話題は **朝起きたら隣のアントニオが私をじっと見ていたの。でもね、はたけた胸元ばかり見るからそれが嫌で…慌てて身なりを整えたのよ、もう男って嫌ね** って話!!!!! ボケちゃっても、高齢でも、立派な女!おばあちゃん!あっぱれ!! ってなわけで、ニコラ家では今、 おばあちゃんは、もしくは、ママは、もしかして…誰かとアヴァンチュールでもあったのか? とか、いや初恋の人だろう、とか、ヴァカンス中の恋????とか、色々な予想が飛び回っておりますが もう、96歳だしね。。。時効でしょ、これは。何があったのかは、本人のみぞ知るって所が私はいいと思います。 ってな訳で、文章ばかりの更新になりましたが 次は写真メインで、もう少し旅の様子を続けて更新して行こうと思います。お楽しみに♪ ***************************************************** 応援クリック、シルヴプレ
by moncheminparis
| 2011-02-27 20:42
| 旅 voyage
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........................ *profile* 愛知県立芸術大学器楽科卒業後、渡仏。エコール・ノルマル音楽院入学。演奏ディプロム取得。その後スコラ・カントルム音楽院入学。同音楽院コンサートディプロムを審査員満場一致の一等賞で取得。サン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクール「フランツ・リスト賞」、U.F.A.Mコンクール室内楽部門第2位受賞。1998年以降エリック・ハイドシェック氏指導の下研鑽を積み、ソロ、室内楽、伴奏等で幅広く活躍、また後進の指導も力を入れ、2010年よりパリ郊外のコンセルヴァトワールにて教鞭を取る。 「ピアニスト鈴木晴美の部屋」 Comment elle joue? *** 音源UPしました♪ ................... *インタビュー掲載サイト* 音楽留学サイト And Vision (2007年1月) 最初はみんなゼロだった 前編&後半 (2008年12月) ................... *リンク Liens * ハイドシェック公認日本語サイト 「エリック・ハイドシェック通信」 ハイドシェック公式HP(仏語) Bienvenue sur le site officiel du pianiste Eric Heidsieck コンサートイマジンHP concert imagine 以前の記事
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