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2011年 06月 27日
ギャラリーヴィヴィエンヌでの震災支援イベント
10日ほど前の出来ごとなのですが
パリで一番古く、また一番美しいと言われるギャラリー・ヴィヴィエンヌ Galerie Vivienneにて
震災支援のイベントがありました。パリでは沢山のイベントが、まだまだ沢山開催されています。
このギャラリーはデザイナーのKENZOさんの出発点でもあるそうです。


モザイクや細部の飾りがとってもアールヌーヴォー。
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写ってなくて申し訳ないのですが
この時、アコーデオン奏者のTACAさんが演奏中でした。






その奥では
お酒の試飲会や、日本人スタッフによるお菓子の販売など。
LAVE LAVOというグループによる焼き菓子、
募金になるという事で、いくつかピンと来た物を購入。
実はこれが、あなどれない美味しさで、ちょっと感動しました。
きなこクッキー、もっと買えばよかった。。




さて、この日の目玉は最後のスペクタクル。
«Contre les Flots »と題され、津波に負けない!というテーマです。

実は私、この題名を知らずに…何の先入観もなくスペクタクルを見ていたのです。
冒頭部分、日本人の日常…ジョギングしたり女の子が無心に遊んだり、携帯で話したり…
そこに不吉で巨大な物音がものすごいエネルギーで近づき、逃げ惑う人々、そして飲み込まれてしまう様、
それらを体感し心の底から恐怖を覚えました。
あの津波で失われた多くの命、思い出、生活…そこに住んでいた人々の全て。それを思って涙が出ました。


その後、復興に向けての力、勇気、信念。
赤いボールが象徴的に使われ演技が続きます。
それは、命。命をつなぐ。新しい生命。生きることの大切さ。



ふんどしで全身を白く塗ったダンサーたちが青白く浮かび上がり…
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その迫力ももちろんなのですが
ふんどしで、生の肌をさらけ出しての演技というのは
人間の本能に訴えかけられる…と言うか
言葉では伝えきれない多くの勇気をもらったように思います。



演技のスタイルは私にはとても日本らしいものに感じました。
下へ下へ。重心低く。
昔、市川団十郎が歌舞伎について語ったドキュメンタリーを思い出しました。
日本では、自然界にある全ての要素に神が宿るのだと。





スペクタクルの最後は、みなで多くのろうそくを灯しての祈り
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311以来、私は以前のように物事を感じられなくなりました。
その重みに時々押しつぶされそうになります。
私の国はどうなるのか?生まれたときから、何の不足もなく育った私には
何もかもが根底から覆されるような出来事でした。



でも。その重みに負けたくない自分もいます。
こうして、パリで無事に生活できている自分をやはり改めて心に刻むのだと誓いました。
生きている私たちには、沢山出来ることがあるのですよね。
もっと生きたくても出来なかった人が沢山いる、誰にもその運命は変えられない。
沢山笑って感動して、涙して、山あり谷ありの本物の人生を、自分らしく生き切ってやる、と。


素晴らしいスペクタクルに感謝。



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by moncheminparis | 2011-06-27 18:35 | 東日本大地震2011


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