2007年 04月 14日
いよいよ最終戦!フランス大統領選の行方は?
ma_cocotte さんのブログ、
復活祭が過ぎ、待ちに待った戦いの始まり。を参考にしながら、
約1週間後に控えたフランス大統領選を思っています。

私のような、在仏わずか8年の外国人女子にはフランス共和国の政治について
なにか語れるような力量は全くないのですが
今回最有望といわれているサルコジ(SARKOZY)氏が
私たち外国人にとってかなりの影響力がある人物なので注目せずにはいられません。

彼は現在フランスに多く住む、移民にメスを入れようとしているのです。
(それだけが彼の打ち出す政策ではないのですが、そこにスポットが当たりやすい)
彼自身もハンガリー系出身でありながら、彼の叫ぶコトバにはかなりの毒があります。

フランスにいるならフランス語を話し、フランスの役に立て、
優秀でないなら自分の国に帰れ、フランスが嫌いなら国に帰れ。

このような思いやりに欠けた言葉を民衆の前で発する人物が
大統領になってもいいとは、私は思えません。

こぶしを振り上げメディアをフル活用し、吠えるサルコジに熱くこたえる支持者たちの姿。
本当にそれでいいの?と私は思わずにいられません。
生きている人間すべてそれぞれに歴史があり、フランスにいる理由がある。
今フランスに住むことに誇りを持っている外国人も沢山いるのに。

そもそも、今純粋なフランス人なんているの?と疑問に思います。

私の周りには、フランス国籍だけど家系を辿れば
イタリア系、スペイン系、ポーランド系、アフリカ系、アラブ系、ユダヤ系、アジア系…
1代もしくは2代前は他の国出身の家族を持つフランス人は非常に多い。
これは別に、私が外国人だから周りにそういう人が集まる、とかではなくて
日常のフランスはそんなもんです。
私の彼ニコラも、イタリアとフランスのハーフですし(国籍はフランス)。




ヨーロッパを統合しようという動きもある中
フランス国家だけを挙げ祭っているように映るサルコジ氏。
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そして初の女性大統領誕生か、と注目のロワイヤル(ROYAL)氏。
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両者間の中立政策でバランスの良さを訴えるバイル(BAYROU)氏。
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たぶん、この3名の三つ巴になるのでしょう。
おっと忘れてはならない、フランスには怖い怖い極右、ル・ペン(LE PEN)氏がいます…。
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前回の最終候補(2名)はなんとシラク氏とル・ペン氏だった!
この結果にはフランス中が揺れました。
ル・ペンなんてとんでもないっ!泣き出す若者、慌てる世論。

ル・ペン氏の支持者は投票前の世論調査では支持を公表しない傾向があるのだそうで
蓋を開けてみないと分からない。。。らしい…。
まさに闇のドン。この方実はかなりの高齢で。なんと78歳です。
もう無理っしょ。やめれば?(笑)

随分前に私がニコラに
「ねぇねぇ、もし最終候補がサルコとル・ペンだったらどうすんの?」
と、半分冗談で聞いたら
「ありえない話じゃない」と非常に怖い顔で言われたし。(彼は両方とも大、大、大キライ)


第一回投票日まであとわずか。4月22日です。
そこで最終候補2名が選出され、5月6日に決選投票で一騎打ち。
一体だれが最終候補に残るのか…。

今、日本の政治よりもずっと関心がある、私です。
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by moncheminparis | 2007-04-14 10:01 | 日々のこと… d'habitude | Comments(8)
Commented by dolphy at 2007-04-14 11:08 x
ルペン氏が当選して任期満了したら、85歳ですか。。。
そろそろ、後継者を立てた方がいいんじゃないのですかね(笑)。

ショパン、モジリアーニ、ルイサダ、カミュ、デリダの生まれを考えると、サルコジ氏の発言は、ちょっと、いただけませんね。

やはり、カトリック保守の人たちは、これ以上、ムスリムやらアジア系、アフリカ系の人々が増えることを嫌がってるんでしょうね。。
Commented by のぶりん at 2007-04-14 11:47 x
極右のル・ペンはカンベンしてほしいですね(笑)。
おっしゃる通り純粋な「フランス人」なんていないじゃないですか。
chachatさんもご存知のようにいわゆる「国民国家」の思想の生みの親はナポレオンです。ナポレオンによって「どんな人種であれ、思想であれ、フランスに住んでいるものはフランス人なんだ」という思想を展開したのがナポレオンであり、まさにフランスから国民国家の思想が出発したはずなんですけどね。
まあ……とはいえカトリック系の人が多いので、そのための発言という気がしますけどね(笑)。真実は意外と単純なものです(笑)。
Commented by BB at 2007-04-14 14:50 x
こりゃまたエラいムズカしそうなお話で…。。個人的にはジョゼ・ボヴェ…ちょっと気になったりしてます。ちょっとNさんとかぶります。Nさん自身は多分バイルー氏とか支持しそうですけど。。
シラクさんはなぜかよく夢に出てきます。ソフィー・マルソーも出てきます。前世で何かご縁でもあったんじゃないかと思うくらいです。
すみません。。ムズカしい話題に無理矢理コメントすると こういうことになりますね。。(^^)ゞ
Commented by chachat at 2007-04-14 16:40 x
<dolphyさん>
前回でフランス人も学んだはずなので、ル・ペン騒動は起きないとは思うのですが…あのおじいさん、インパクトあるので。あなどれません!

今更カトリック系なんて言われても…。
実際のフランスはもう混ざるところまで混ざった、という感じ。
バランスの良い人間がフランスの政治を担うのが、一番だと思います。
あのサルコジの品性のなさ、好きになれない!
Commented by chachat at 2007-04-14 16:52 x
<のぶりんさん>
私はサルコジがメディアなどで吠えている思想は
フランスのごく表面しか見ていないような気がするのです。
強く出ればいい、弱いものは排除せよ、と言わんばかりの姿勢、
でも現実はそんな単純ではないんですよね。
暴走する移民の子供たち…犯罪を犯すのはいつも彼ら…
そういうイメージを創り上げるのは簡単で
そこに問題の焦点を当てるのも簡単。

メディアを通してしかサルコジを見る事が出来ないので
なんだかこっちは踊らされているように思うのです。
力ずくでねじふせようというサルコジの考えは、
私はキケンだと思います。
今、フランスに必要なのは、バランスなのではないかなと。
なんて、普段政治にとんと疎い私が偉そうですね(笑)
Commented by chachat at 2007-04-14 16:58 x
<BBさん>
へへへ。私だって時にはね!
そして真面目な話題でもちゃんとコメントくださる人がいて、嬉しいな。

…ってBBさんのコメントにはどう答えたらいいのだろう…(笑)
シラクさんが夢に出てくるなんて、羨ましいな…って違うだろ~!、だし、
ソフィー・マルソーが出てくるのは、ま~よかったわね~位しか言えないし(笑)
ま、無理やり絡んでくれて、ありがとさんでしたって事で☆
Commented by ゆめこ at 2007-04-14 18:11 x
私もマイ・ブログに大統領選のことそろそろ書こうかと思っていたところ。

8日後に第一次投票が行われるから、その結果も見逃せないっっ!テレビでも立候補者を招いての討論会、市民100人を相手に”私はあなたに質問がある”という番組の名前にまでなっていた番組もあったよ。
ラジオでもさかんに市民が訴えてる。
私も結構見て聞いて、うーーーんどうなるんだと考えてます。

私は投票権がないのでなんとも中途半端な気分。
オーラ送ってみたりして。
個人的にはB氏の意見と人柄にほかの立候補者より魅力を感じるかな。

そういえば、立候補者の人柄って大事かって、ある番組でさんざん討論されていたけど、どう思いまふ?
Commented by chachat at 2007-04-14 21:12 x
<ゆめこさん>
盛り上がってるだろうね!もうすぐだもんね~。
どうなっちゃうのか、私もとても気になってる。
まずは22日の結果がどうなるか、だよね。誰と誰が選ばれるか。
選ばれる2人の組み合わせによって、また変わってくるはずだから。

ところで立候補者の人柄はもちろん、めちゃ大事でしょう!
先のdolphyさんへのコメントにも書いたけど
サルコの何が嫌いかって、あの品性のなさ!
わたしゃ、苦手じゃよ。

人柄っていうか、器の大きさって言うのかなぁ。
そういうの、とても大事だと思う。
な~んて言っても、私たちは選挙権ってものがないから…
黙って見守るしか出来ないんだよね。
あ~だこ~だ言っても反映されないもんね~~~~!


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