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2008年 09月 19日
つながる出会い サンセール Sancerre な週末
先週末、我が家に嬉しい来客がありました。
5月に旅したSancerre地方、そこで出会ったチーズ職人の神子くんが
日本へ本帰国する前にパリに遊びに来てくれました。

→Sancerre旅行のブログ記事

美味しいお土産を沢山ありがとう!
神子くん自作、ピエールさんちのCrottin de Chavignol は、待ってました!という感じ。
まだ熟成が若いのでもうちょっと待ってから頂こうと思います。

お家ディナーの主役はこの2本に決定。
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左:5月に入手したHenry Bourgeoisの貴腐ワイン
右:神子君のおみやげVincent Gaudryの白(BIO=有機栽培食品)


左のHenry Bourgeois はいつ開けようか、ずっと機会を狙っていたのですが

神子君がこんな素敵なお土産も持ってきてくれたので
c0086674_185369.jpg


貴腐ワインにはフォアグラ!

カリッとトーストしたパンに
フォアグラをのせて…
甘~い貴腐ワインと共に食しました。


何故こんなに合ってしまうのか?
アルマニャック風味で軽く火が通っているフォアグラと
パンの香ばしさ、そしてワインの風味。
フランス共和国、恐るべし。




ところで貴腐ワインは何故甘いのか?
そのヒントはラベルにあり。

Ce vin issu de vieilles vigne vandangées le 4 Novembre,
à èté vinifié en fût de chêne neuf de la fôret de Tronçais

「このワインは、11月4日に古いブドウの木から収穫されたブドウをトロンセの森で取れた新しい樫の木の樽で熟成しました」
:トロンセの森…質の高い樫の木が採れることで有名な森(フランス中央部、オーベルニュ地方)

ブドウを11月4日に収穫、というのは時期としてはとても遅い(普通は9月頃)。
収穫を遅らせることで、ブドウの皮には白いカビのようなものが現れ
それをPorriture Noble と呼びます。
Porriture 腐敗
Noble 高貴な

「高貴な腐敗」!
日本語訳の「貴腐」はこの原語の直訳なのですね。

「高貴に腐った」ブドウを発酵させることで素晴しく甘い、香り高いワインが出来ます。
色は金色、トロっとした口当たりでなんとも言えない深い甘さ。
そして鼻にほんのり抜ける樫木の香りはまさに「高貴」としか表現出来ません。
Henry Bourgeois のカーブで試飲したとき
パトロンのおっちゃんが、これは自信作!と誇らしげな表情だったのを思い出しました。
「飲んだらキケン」とまで言っていたなぁ。。


幸せなアペリティフを過ごした後は
神子くんお土産のVincent Gaudryの白が登場。
料理はシンプルな方が合う、との神子君のアドヴァイスにより
ひらめのバター焼き、クリームソース
カリフラワーと玉ねぎのグラタン

という、なんとも簡単シンプルな夕食となりました。。

Sancerreの白って軽くて飲みやすいのが一般的なのですが
時々「食事には合わないかも?」というくらい軽いものもあります。
でもこのVincent Gaudryはさわやかながらしっかりした飲み応え。
Sanserreって奥が深いんだなぁと改めて思わせてくれた1本でした。


神子君の日本での活躍を祈っています!
チーズのスペシャリストを目指して!


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by moncheminparis | 2008-09-19 18:50 | 食べもの miam-miam...


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